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path: root/ja_JP.eucJP/man/man5/loader.conf.5
blob: 938dd4c6705a3393c2f660703d2e0ea373b3f6f0 (plain) (tree)























                                                                              
                                                                                     
   
                                                                                              
   





                                      




                                                              
                                                              
            
                                            

   
                                      

                   
                                 





                            
                                                                  
        
   
                  
             













































                                                                    

                                                                    



























                                                                             
   
















                                                                         




                                                           















                                                      
   





                                                                 
   















                                       
.\" Copyright (c) 1999 Daniel C. Sobral
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.\"
.\" %FreeBSD: src/sys/boot/forth/loader.conf.5,v 1.7.2.6 2001/06/02 04:19:07 dd Exp %
.\"
.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/loader.conf.5,v 1.11 2001/04/30 03:48:35 horikawa Exp $
.\"
.Dd April 18, 1999
.Dt LOADER.CONF 5
.Os
.Sh 名称
.Nm loader.conf
.Nd システムブートストラップの設定情報
.Sh 解説
ファイル
.Nm
は、システムのブートストラップに関する記述的な情報を含みます。
これを通じて、ブートすべきカーネル、カーネルに渡すパラメータ、
ロードすべき追加のモジュールを指定可能であり、また、一般的に、
.Xr loader 8
で記述されているすべての変数を設定可能です。
.Pp
.Nm
が自動的に処理されるようにするために、
ファイル
.Pa /boot/loader.rc
は次の 2 行を含む必要があります。
.Pp
.Dl include /boot/loader.4th
.Dl start
.Pp
インストール時に
.Pa /boot/loader.rc
が存在しない場合、前述の行を含むものが組み込まれることになります。
.Sh 文法
.Nm
の書式は、明らかに
.Xr rc.conf 5
の書式を受け継いだものであり、
.Xr sh 1
を起源とするものですが、特別な方法で扱われる設定があります。
また、サフィックスのみに依存する設定もあります。
.Pp
一般的な解釈の規則は次の通りです:
.Bl -bullet
.It
空白と空行は無視されます。
.It
記号 # は、行の残りがコメントであるという印です。
.It
各行には 1 個の設定のみ存在可能です。
.El
.Pp
すべての設定は、次の書式です:
.Pp
.Dl variable="value"
.Pp
特殊な扱いを受ける設定のクラスに属すのでなければ、
おのおのの設定は
.Xr loader 8
の環境変数の値を設定します。
特殊な扱いを受ける設定は、ここに列挙しています。
.Qq *
で開始する設定は、ロードされるモジュールを定義し、
任意のプレフィックスを持ちえます。
共通のプレフィックスを持つような設定はすべて、
同一のモジュールを参照します。
.Bl -tag -width Ar
.It Ar exec
即時に
.Xr loader 8
のコマンドを実行します。
このタイプの設定は、
.Xr loader 8
以外のプログラムでは処理できませんので、使用は避けるべきです。
複数個指定すると、別々に処理されます。
.It Ar loader_conf_files
現在のファイルのすぐ後に処理すべき、追加の設定ファイルを定義します。
.It Ar kernel
ロードすべきカーネルの名前です。
カーネルの名前を設定しないと、
追加のモジュールはロードされません。
.It Ar kernel_options
カーネルに渡されるフラグです。
.It Ar password
実行継続許可前にパスワード確認が問い合わせるパスワードを提供します。
.It Ar verbose_loading
.Dq YES
に設定すると、モジュールがロードされると、その名前が表示されます。
.It Ar *_load
.Dq YES
に設定すると、そのモジュールがロードされます。
名前を定義しないと (後述)、モジュールの名前はプレフィックスと同じになります。
.It Ar *_name
モジュールの名前を定義します。
.It Ar *_type
モジュールのタイプを定義します。
なにも指定しないと、デフォルトの kld モジュールになります。
.It Ar *_flags
モジュールに渡されるフラグとパラメータです。
.It Ar *_before
モジュールのロード前に実行すべきコマンドです。
この設定の使用は避けるべきです。
.It Ar *_after
モジュールのロード後に実行すべきコマンドです。
この設定の使用は避けるべきです。
.It Ar *_error
モジュールのロードに失敗した場合に実行されるコマンドです。
ブートストラップ処理を異常終了させる特殊な値
.Dq abort
以外では、この設定の使用は避けるべきです。
.El
.Sh デフォルト設定
ほとんどの
.Nm
のデフォルト設定は無視可能です。少数の重要または有用なものを次に示します:
.Bl -tag -width bootfile -offset indent
.It Va bitmap_load
.Pq Dq NO
.Dq YES
に設定すると、ビットマップがロードされ、ブート中に画面に表示されます。
.It Va bitmap_name
.Pq Dq /boot/splash.bmp
ロードされるビットマップの名前です。他のいかなる名前でも使用可能です。
.It Va kernel
.Pq Dq /kernel
.It Va loader_conf_files
.Pq Do /boot/loader.conf /boot/loader.conf.local Dc
.It Va splash_bmp_load
.Pq Dq NO
.Dq YES
に設定すると、起動画面モジュールをロードし、
ブート中に bmp イメージを画面に表示することを可能にします。
.It Va splash_pcx_load
.Dq YES
に設定すると、起動画面モジュールをロードし、
ブート中に pcx イメージを画面に表示することを可能にします。
.It Va userconfig_script_load
.Pq Dq NO
.Dq YES
に設定すると、ユーザコンフィグのデータをロードします。
.It Va vesa_load
.Pq Dq NO
.Dq YES
に設定すると、vesa モジュールをロードし、
VGA を越える解像度を表示可能とします。
.El
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /boot/defaults/loader.conf -compact
.It Pa /boot/defaults/loader.conf
デフォルト設定 -- このファイルを変更しないでください。
.It Pa /boot/loader.4th
loader が使用するコマンドを定義し、
.Nm
を読み込んで処理します。
.It Pa /boot/loader.conf
ユーザが定義した設定です。
.It Pa /boot/loader.conf.local
共通の loader.conf と共に使用する、サイトのマシン固有の設定です。
.It Pa /boot/loader.rc
.Nm
を自動的に処理する指示を含みます。
.El
.Sh 関連項目
.Xr boot 8 ,
.Xr loader 8 ,
.Xr loader.4th 8
.Sh 歴史
ファイル
.Nm
が最初に登場したのは
.Fx 3.2
です。
.Sh 作者
このマニュアルページは
.An Daniel C. Sobral Aq dcs@FreeBSD.org
が書きました。