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authorRyusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>2022-12-28 11:14:46 +0000
committerRyusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>2022-12-28 11:14:46 +0000
commit0d06110aca1d351603ea8dbbbac00ce779eb2ba6 (patch)
treefbd3066dcb6772a859a0ae05a36b87cf2679d2ce
parent8b1699b54b6778abe31396be4de5db32d42c0d2f (diff)
downloaddoc-0d06110aca.tar.gz
doc-0d06110aca.zip
ja/handbook/cutting-edge: Refine translation
-rw-r--r--documentation/content/ja/books/handbook/cutting-edge/_index.adoc29
1 files changed, 15 insertions, 14 deletions
diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/cutting-edge/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/cutting-edge/_index.adoc
index 24bb7deb93..57c377497e 100644
--- a/documentation/content/ja/books/handbook/cutting-edge/_index.adoc
+++ b/documentation/content/ja/books/handbook/cutting-edge/_index.adoc
@@ -54,16 +54,16 @@ endif::[]
あるリリースから次のリリースまでの期間にも、 FreeBSD の開発は休みなく続けられています。
最新の開発ツリーと同期することを好む人がいる一方で、公式のリリース版を好んで使う方もいます。
-しかしながら、公式のリリースといえども、 セキュリティや他の重要な修正のため、時にはアップデートが行われます。
-使用しているバージョンに関わらず、FreeBSD は手元のシステムを最新の開発ツリーと同期するために必要なツールをすべて用意しているので、これらのツールを使ってバージョンのアップグレードを簡単に行うことができます。
+しかしながら、公式のリリースといえども、 セキュリティや他の重要な修正のため、時にはアップデートが必要となります。
+FreeBSD は手元のシステムを最新の開発ツリーと同期するために必要なツールをすべて用意しているので、使用しているバージョンに関わらず、これらのツールを使って簡単にシステムのバージョンをアップグレードできます。
この章では、開発ブランチを追いかける方法、および、FreeBSD システムをアップデートする基本的なツールについて解説します。
-この章を読んで分かるのは:
+この章では以下について説明します。
* freebsd-update もしくは Git を使った FreeBSD システムの更新方法
-* インストールされているシステムと、変更が行われていない状態との比較方法。
-* Git またはドキュメント用の ports を使って、 インストールされているドキュメントを最新版にアップデートする方法。
-* 2 つの開発ブランチ、FreeBSD-STABLE と FreeBSD-CURRENT の違い
+* インストールされているシステムと、変更が行われていない状態との比較方法
+* Git またはドキュメント用の ports を使って、 インストールされているドキュメントを最新版にアップデートする方法
+* 2 つの開発ブランチ、FreeBSD-STABLE と FreeBSD-CURRENT の違いについて
* ベースシステム全体を再構築しインストールする方法
この章を読む前に、以下の準備をしましょう。
@@ -618,8 +618,8 @@ man:uname[1] を使ってこの情報を調べることができます。以下
% uname -v
FreeBSD 14.0-CURRENT #112 main-n247514-031260d64c18: Tue Jun 22 20:43:19 MDT 2021 fred@machine:/usr/home/fred/obj/usr/home/fred/git/head/amd64.amd64/sys/FRED
....
-最後のフィールドは、カーネル名、ビルドを行ったユーザ、およびコンパイルを行った場所を示しています。
-4 番目のフィールドを見ると、いくつかの要素から構成されていることがわかります。
+最後のフィールドから、カーネル名、ビルドを行ったユーザ、およびコンパイルを行った場所がわかります。
+また、4 番目のフィールドは、いくつかの要素から構成されていることがわかります。
[source,shell]
....
main-n247514-031260d64c18
@@ -672,8 +672,7 @@ n247514 <.>
[WARNING]
====
-man:mergemaster[8] から man:etcupdate[8] に移行する際に、
-最初に man:etcupdate[8] を実行すると、不適切に変更点がマージされ、誤った衝突が起こる可能性があります。
+man:mergemaster[8] から man:etcupdate[8] に移行する際に、初めて man:etcupdate[8] を実行すると、変更点が不適切にマージされ、衝突が起きてしまうことがあります。
これを避けるには、ソースを更新して新しく buildworld を行う *前に* 以下のステップを行ってください。
[source,shell]
@@ -691,12 +690,12 @@ man:mergemaster[8] から man:etcupdate[8] に移行する際に、
[.procedure]
====
-. アップデートおよびビルド
+* アップデートおよびビルド
+
[source,shell]
....
# git pull /usr/src <.>
-check /usr/src/UPDATING <.>
+/usr/src/UPDATING の確認 <.>
# cd /usr/src <.>
# make -j4 buildworld <.>
# make -j4 kernel <.>
@@ -764,7 +763,7 @@ origin https://git.freebsd.org/src.git (push)
.ソースコードの入手
[NOTE]
====
-`fatal: not a git repository` という出力が出た場合には、ファイルがなかったり、別な方法によりインストールされているので、新しくソースコードをチェックアウトする必要があります。
+`fatal: not a git repository` と出力された場合には、ファイルがなかったり、別な方法によりインストールされているので、新しくソースコードをチェックアウトする必要があります。
[[updating-src-obtaining-src-repopath]]
.FreeBSD のバージョンおよびリポジトリブランチ
@@ -782,7 +781,9 @@ origin https://git.freebsd.org/src.git (push)
|`stable/_X_`
|
-リリースバージョンに対し、 そのブランチにおけるすべての開発の成果が反映されたものです。 _STABLE_ は、 Applications Binary Interface (ABI) が変更されないことを意味しており、 このブランチの以前のバージョンでコンパイルされたソフトウェアは、 このバージョンでも実行できることを意味しています。 たとえば、FreeBSD 10.1 で実行するようにコンパイルされたソフトウェアは、 FreeBSD 10-STABLE においても実行できます。
+リリースバージョンに対し、そのブランチにおけるすべての開発の成果が反映されたものです。
+_STABLE_ では、Applications Binary Interface (ABI) は変更されないため、このブランチのシステムであれば、以前のバージョンでコンパイルされたソフトウェアを実行できます。
+たとえば、FreeBSD 10.1 で実行するようにコンパイルされたソフトウェアは、その後構築された FreeBSD 10-STABLE 上でも実行できます。
STABLE ブランチは、 時期によってはユーザに影響するようなバグや非互換性を持つことがあります。 これらは通常すぐに修正されます。