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authorRyusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>2022-09-23 16:18:10 +0000
committerRyusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>2022-09-23 16:18:10 +0000
commite0bf30949203df20b092d049a1befbc57ed5dc6c (patch)
treef07a05ac2d450c97be85e3ec1d69e11c26c605d2
parente987b569194a4a0a8c3042c239aaaf5e91f83669 (diff)
downloaddoc-e0bf309492.tar.gz
doc-e0bf309492.zip
ja/handbook: Upadate basic chapter
0abcd2e1b8 -> 5eaea3cdf8
-rw-r--r--documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc37
1 files changed, 19 insertions, 18 deletions
diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc
index 70d037be42..ebeb4837f5 100644
--- a/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc
+++ b/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc
@@ -1632,7 +1632,7 @@ kbd:[Return] を押す _前_ に man:kill[1] を実行する引数を二重に
[[shells]]
== シェル
-FreeBSD は「シェル」と呼ばれるコマンドラインインタフェースを提供します。
+_シェル_ は、オペレーティングシステムを利用するためのコマンドラインインタフェースを提供します。
シェルは入力チャンネルからコマンドを受け取り、それらを実行します。
大部分のシェルは、日々の作業、ファイル管理やファイル名の展開、コマンドライン編集、コマンドマクロ、環境変数といった組み込みの機能を持ってます。
FreeBSD には Bourne Shell (man:sh[1]) や 高機能 C-shell (man:tcsh[1]) が含まれています。
@@ -1651,14 +1651,15 @@ Linux(R) ユーザであれば、`bash` を好まれるでしょう。
するとシェルは `rm foo[BEEP].bar` と出力するでしょう。
[BEEP] のところはコンソールのベル (訳注: 通常はビープ音が鳴ります) です。
-複数のファイルがマッチしたため、ファイル名の補完を完全に行なえなかったことをしています。
+複数のファイルがマッチしたため、ファイル名の補完を完全には行なえなかったことを示しています。
[.filename]#foobar# と [.filename]#foo.bar# は両方とも `fo` ではじまります。
-`.` を入力して kbd:[Tab] を押すと、 シェルはファイル名の残りの部分を補完できます。
+`.` を入力して kbd:[Tab] を押すと、シェルはファイル名の残りの部分を補完できます。
もう一つあげられるシェルの特徴として、環境変数があります。
環境変数とは、シェルの環境変数におけるキーと値とのペアです。
この環境変数は、そのシェルから起動されたプログラムから参照でき、それを利用してプログラムの設定を保存するのに利用されます。
以下は、一般的な環境変数とその意味の一覧です。
+環境変数の名前は常に大文字です。
[.informaltable]
[cols="1,1", frame="none", options="header"]
@@ -1694,7 +1695,7 @@ Linux(R) ユーザであれば、`bash` を好まれるでしょう。
|ユーザの選んだテキストエディタ。
|`PAGER`
-|ユーザの選んだテキストページャ。
+|ユーザの選んだ画面上でテキストを見るためのユーティリティ。
|`MANPATH`
|コロンで区切られたマニュアルページ探索のための ディレクトリのリスト。
@@ -1724,8 +1725,8 @@ man:sh[1] や `bash` 等の Bourne シェルでは、`export` を使って現在
その特殊文字はメタキャラクタと呼ばれます。
もっとも一般的なメタキャラクタは `\*` で、これはファイル名に含まれる、あらゆる文字を表します。
メタキャラクタはファイル名の展開に使われます。
-たとえば、`echo *` と入力すると man:ls[1] と入力したのとほとんど同じ結果を得られます。
-これはシェルが `*` とマッチするすべてのファイルを受け取って man:echo[1] はコマンドラインでそれらを表示するからです。
+たとえば、`echo *` と入力すると `ls` と入力したのとほとんど同じ結果を得られます。
+これはシェルが `*` とマッチするすべてのファイルを受け取って `echo` はコマンドラインでそれらを表示するからです。
特殊文字をシェルに解釈させないようにするため、特殊文字の前にバックスラッシュ文字 (`\`) を置いてエスケープしてください。
例えば `echo $TERM` は端末の設定を表示し、`echo \$TERM` は `$TERM` とそのまま表示します。
@@ -1735,7 +1736,7 @@ man:sh[1] や `bash` 等の Bourne シェルでは、`export` を使って現在
デフォルトのシェルを変更する一番簡単な方法は `chsh` を使うことです。
このコマンドを実行すると、環境変数 `EDITOR` で示されたエディタ (デフォルトでは man:vi[1] が設定されている) が立ち上がります。
-"Shell:" の行を変更するシェルの絶対パスに変更してください。
+`Shell:` の行を変更するシェルの絶対パスに変更してください。
代わりに `chsh -s` を使うと、エディタを起動せずにシェルを変更できます。
たとえば、シェルを `bash` に変えたいなら、次のようにしてください。
@@ -1756,7 +1757,7 @@ man:sh[1] や `bash` 等の Bourne シェルでは、`export` を使って現在
# echo "/usr/local/bin/bash" >> /etc/shells
....
-そして man:chsh[1] を実行してください。
+その後 man:chsh[1] を実行してください。
====
[[editors]]
@@ -1770,7 +1771,7 @@ FreeBSD には、基本システムの一部として二、三提供されるも
このエディタを立ち上げるには、`ee _filename_` と入力してください。
ここで _filename_ は、 編集しようとしているファイルの名前です。
一旦このコマンドの中に入れば、 エディタの機能を操作するコマンドはすべてディスプレイの上部に表示されています。
-キャレット `^` は kbd:[Ctrl] を意味するので、`^e` は kbd:[Ctrl+e] を押すという意味になります。
+キャレット (`^`) は kbd:[Ctrl] を意味するので、`^e` は kbd:[Ctrl+e] を押すという意味になります。
man:ee[1] を終了するには kbd:[Esc] を押し、そしてメインメニューから "leave editor" オプションを選択してください。
ファイルが更新されていたときは、エディタは変更をセーブするかどうかプロンプトを出します。
@@ -1795,7 +1796,7 @@ FreeBSD が起動するとき、ブートメッセージの大部分は検出さ
FreeBSD におけるほとんどのデバイス、デバイスノードと呼ばれる [.filename]#/dev# にあるスペシャルファイルを通してアクセスしなければなりません。
[[basics-more-information]]
-== さらに詳しい情報を得るには...
+== マニュアルページ
[[basics-man]]
=== オンラインマニュアル
@@ -1817,7 +1818,8 @@ FreeBSD システム上のほとんどすべてのプログラムには、基本
% man ls
....
-オンラインマニュアルは、セクション番号で分類されています。
+マニュアルは、トピックごとにセクション番号で分類されています。
+FreeBSD では、以下のセクションがあります。
. ユーザコマンド
. システムコールとエラー番号
@@ -1827,10 +1829,10 @@ FreeBSD システム上のほとんどすべてのプログラムには、基本
. ゲームや娯楽
. さまざまな情報
. システムの管理と操作のためのコマンド
-. カーネル開発者のための情報
+. システムカーネルインタフェース
時折、 同じトピックがオンラインマニュアルの複数のセクションに記載されている場合があります。
-たとえば、man:chmod[1] ユーザコマンドと `chmod()` システムコールの場合がそれに該当します。
+たとえば、`chmod` ユーザコマンドと `chmod()` システムコールの場合がそれに該当します。
man:man[1] にセクション番号を与えることで、 表示したいセクションを指定できます。
[source,shell]
@@ -1842,8 +1844,7 @@ man:man[1] にセクション番号を与えることで、 表示したいセ
オンラインマニュアルの特定セクションへの参照は、慣習的に書かれている文書で括弧の中に示されます。
すなわち、man:chmod[1] はユーザコマンドを、man:chmod[2] はシステムコールの方を示しています。
-コマンドの名前を知らない場合には、
-`man -k` を使ってコマンド解説 (description) の文章からキーワードを検索してください。
+マニュアルページの名前を知らない場合には、`man -k` を使ってマニュアルページの解説 (description) からキーワードを検索してください。
[source,shell]
....
@@ -1853,12 +1854,12 @@ man:man[1] にセクション番号を与えることで、 表示したいセ
このコマンドは、"mail" というキーワードをコマンド解説に含むコマンドの一覧を表示します。
これは man:apropos[1] と同等の機能です。
-[.filename]#/usr/bin# にあるコマンドが実際にどう働くのかを調べるには、以下のように実行してください。
+[.filename]#/usr/bin# にあるコマンドの説明を読むには、以下のように実行してください。
[source,shell]
....
% cd /usr/bin
-% man -f *
+% man -f * | more
....
または、以下を実行してください。
@@ -1866,7 +1867,7 @@ man:man[1] にセクション番号を与えることで、 表示したいセ
[source,shell]
....
% cd /usr/bin
-% whatis *
+% whatis * |more
....
[[basics-info]]