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path: root/ja_JP.eucJP/man
diff options
context:
space:
mode:
authorKazuo Horikawa <horikawa@FreeBSD.org>2001-12-22 23:43:28 +0000
committerKazuo Horikawa <horikawa@FreeBSD.org>2001-12-22 23:43:28 +0000
commitc8f81faa3112a89f9252b159cf8f40bb3885ca8e (patch)
treeefd2cfcd238caea9089472674162f22fb60bcecb /ja_JP.eucJP/man
parentadfc20c931dd25457546ef170e789cd0c765c39c (diff)
downloaddoc-c8f81faa3112a89f9252b159cf8f40bb3885ca8e.tar.gz
doc-c8f81faa3112a89f9252b159cf8f40bb3885ca8e.zip
rc.conf.5 from rev 1.64.2.32 to rev 1.64.2.35.
Submitted by: Yoshiteru Kageyama <yt-kage@cb3.so-net.ne.jp>
Notes
Notes: svn path=/head/; revision=11505
Diffstat (limited to 'ja_JP.eucJP/man')
-rw-r--r--ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5582
1 files changed, 292 insertions, 290 deletions
diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5
index 18ff19d65a..e91938c894 100644
--- a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5
+++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5
@@ -22,7 +22,7 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
-.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/rc.conf.5,v 1.64.2.32 2001/09/30 12:43:16 dd Exp %
+.\" $FreeBSD$
.\"
.\" $FreeBSD$
.\"
@@ -34,10 +34,10 @@
.Nd システム設定情報
.Sh 解説
.Nm
-ファイルはローカルホスト名、全ての潜在的なネットワークインタフェースに
+ファイルは、ローカルホスト名、任意の潜在的なネットワークインタフェースに
関する設定の詳細、システムの初期起動時に立ち上げるべき
-サービスに関する記述可能な情報を含んできます。初めてインストールする際に
-は、一般に
+サービスに関して記述される情報を含んでいます。
+初めてインストールする際には、一般に
.Nm
ファイルはシステムインストールユーティリティ
.Pa /stand/sysinstall
@@ -45,11 +45,11 @@
.Pp
.Nm
の目的は、
-コマンドの実行やシステム起動操作を直接行うことではありません。
-それに代わり、
-そこに見出される設定にしたがって内部操作を条件付きで制御する
+直接コマンドを実行したりシステム起動操作を行うことではありません。
+そうではなく、
+このファイルで見つかる設定に従って内部の動作を条件付きで制御する
.Pa /etc
-下のいろいろな類の起動スクリプトの一部をなしています。
+配下のさまざまな起動スクリプトも含まれています。
.Pp
.Pa /etc/rc.conf
ファイルは、
@@ -69,23 +69,23 @@
.Dq rc_conf_files
を参照してください。
.Pp
-以下に示すのは
+次に示すリストは、
.Nm
ファイル中で設定可能な各変数について、
-その名前と簡単な解説をリストしたものです。
+その名前と簡単な解説をしたものです。
.Bl -tag -width Ar
.It Va swapfile
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-にセットすると
+にすると
スワップファイルはインストールされません。
.Dq NO
-以外の場合、その値は追加スワップ領域のために利用するファイルの
-完全パス名として用いられます。
+以外の場合、その値は追加スワップ領域に利用するファイルの
+フルパス名として用いられます。
.It Va apm_enable
.Pq Vt ブール値
.Va YES
-にセットすると
+に設定すると
.Xr apm 8
コマンドでの自動電源管理 (Automatic Power Management) のサポートを有効に
します。
@@ -105,10 +105,10 @@ APM サポートも有効にします。
.It Va pccard_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、起動時に PCCARD のサポートを有効にします。
+に設定すると、起動時に PCCARD のサポートを有効にします。
.It Va pccard_mem
.Pq Vt 文字列
-PCCARD コントローラメモリアドレスをセットします。
+PCCARD コントローラメモリアドレスを設定します。
.Va DEFAULT
とするとデフォルト値になります。
.It Va pccard_ifconfig
@@ -139,11 +139,13 @@ DHCP クライアントの場合は "DHCP" です)。
.It Va pccard_ether_delay
.Pq Vt 文字列
.Xr pccard_ether 8
-スクリプト中で dhclient を起動する前の遅延を設定します。
+スクリプト中で
+.Xr dhclient 8
+を起動するまでの遅延時間を設定します。
デフォルトは 5 秒です。
これは、
.Xr ed 4
-ベースの新しいカードを使用した時にシステムをハングさせるという
+ベースの新しいカードを使用した時にシステムがハングしてしまうという
.Xr ed 4
ドライバのバグを回避するためのものです。
.It Va local_startup
@@ -151,8 +153,8 @@ DHCP クライアントの場合は "DHCP" です)。
起動スクリプトファイルを検索するためのディレクトリのリストです。
.It Va script_name_sep
.Pq Vt 文字列
-起動スクリプトファイルのリストを各ファイル名に分割するために使用する、
-フィールドセパレータです。
+起動スクリプトファイルのリストを各々のファイル名に分割するために
+使用するフィールドセパレータです。
デフォルトは空白です。
名前に空白を含む起動スクリプトを持っていない限り、変更不要です。
.It Va hostname
@@ -185,7 +187,7 @@ ISC DHCP クライアント用に利用可能なコマンドラインオプションについては、
.Pq Vt ブール値
ファイアウォール規則を起動時にロードするには、
.Dq YES
-にセットします。
+に設定します。
カーネルが
.Dv IPFIREWALL
付きで作られなかった場合、ipfw カーネルモジュールがロードされます。
@@ -193,17 +195,17 @@ ISC DHCP クライアント用に利用可能なコマンドラインオプションについては、
も参照してください。
.It Va firewall_script
.Pq Vt 文字列
-この変数は、実行するファイアウォールスクリプトの完全なパスを指定します。
+この変数は、実行するファイアウォールスクリプトのフルパスを指定します。
デフォルトは
.Pa /etc/rc.firewall
です。
.It Va firewall_type
.Pq Vt 文字列
.Pa /etc/rc.firewall
-中で選択されたファイアウォールのタイプまたはローカルファイアウォール規則
-の組を含むファイルを名付けます。
+中にある選択肢から選んだファイアウォールタイプもしくは
+ローカルファイアウォール規則の組を含むファイル名をつけます。
.Pa /etc/rc.firewall
-中では以下のものが選択可能です:
+からは以下のものが選択可能です:
.Dq open
- 無制限の IP アクセス;
.Dq closed
@@ -212,21 +214,21 @@ ISC DHCP クライアント用に利用可能なコマンドラインオプションについては、
- ワークステーション向けの基本的な保護;
.Dq simple
- LAN 向けの基本的な保護。
-ファイル名が指定される場合には完全なパス名でなければなりません。
+ファイル名が指定される場合にはフルパス名でなければなりません。
.It Va firewall_quiet
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、起動時にコンソール上で ipfw 規則の表示を行ないません。
+に設定すると、起動時にコンソール上で ipfw 規則の表示を行ないません。
.It Va firewall_logging
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ipfw のイベントロギングを有効にします。
+に設定すると、ipfw のイベントロギングを有効にします。
.Dv IPFIREWALL_VERBOSE
カーネルオプションと等価です。
.It Va firewall_flags
.Pq Vt 文字列
.Va firewall_type
-がファイル名を指定する場合、
+でファイル名を指定する場合、
.Xr ipfw 8
に渡されるフラグです。
.It Va natd_program
@@ -236,11 +238,11 @@ ISC DHCP クライアント用に利用可能なコマンドラインオプションについては、
.It Va natd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、natd を有効にします。
+に設定すると、natd を有効にします。
.Va firewall_enable
もまた
.Dq YES
-にセットされ、
+に設定され、
.Xr divert 4
ソケットがカーネルで有効にされている必要があります。
.It Va natd_interface
@@ -249,7 +251,7 @@ natd が実行されるパブリックインタフェースの名前です。
.Va natd_enable
.Dq YES
-にセットされている場合には、これを設定する必要があります。
+に設定されている場合には必須です。
インタフェースの指定は、インタフェース名でも IP アドレスでもかまいません。
.It Va natd_flags
.Pq Vt 文字列
@@ -260,58 +262,23 @@ natd が実行されるパブリックインタフェースの名前です。
のフラグは上記
.Va natd_interface
とともに自動的に引数として追加されます。
-.\" ----- ipfilter_enable seting --------------------------------
+.\" ----- ipfilter_enable setting --------------------------------
.It Va ipfilter_enable
.Pq Vt ブール値
デフォルトは
.Dq NO
-にセットされます。
+に設定されます。
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr ipf 8
パケットフィルタリングを有効にします。
-厳密に言えば、この設定と、
-.Va ipfilter_program ,
-.Va ipfilter_rules ,
-.Va ipfilter_flags
-が連結されてコマンドとなるいう事実とを "濫用" して、
-およそどんなフィルタでも構築可能です。
-ただし、
-.Va ipfilter_rules
-で指定されるファイルが読めることが必要です。
-.Va ipfilter_enable
-と
-.Va ipnat_enable
-が
-.Dq YES
-にセットされ、
-.Va ipnat_rules
-で指定されたファイルが読める場合、
-.Va ipnat_program ,
-.Va ipnat_rules ,
-.Va ipnat_flags
-が、
-ネットワークアドレス変換プログラムの起動のためのコマンドラインを構成します。
-.Va ipfilter_enable
-と
-.Va ipmon_enable
-が
-.Dq YES
-にセットされた場合、
-.Va ipmon_program
-と
-.Va ipmon_flags
-が、上記コマンドの動作を監視するための別のコマンドラインを構成します。
-詳細は
-.Pa /etc/rc.network
-を参照してください。
.Pp
典型的な用途では、
.Bd -literal
ipfilter_enable="YES"
-ipfilter_flags=""
ipnat_enable="YES"
ipmon_enable="YES"
+ipfs_enable="YES"
.Ed
.Pp
@@ -321,9 +288,20 @@ ipmon_enable="YES"
.Pa /etc/ipnat.rules
を適切に編集する必要があるでしょう。
-ipf 使用時には、
-.Va firewall_enable
-をオフにすることを推奨します。
+.Pp
+.Va ipfilter_enable
+と
+.Va ipnat_enable
+とは別々に有効にできることに注意してください。
+.Va ipmon_enable
+および
+.Va ipfs_enable
+を有効にするには
+.Va ipfilter_enable
+と
+.Va ipnat_enable
+の少なくともどちらか 1 つが有効になっている必要があります。
+.Pp
カーネル構成ファイル中に
.Bd -literal
options IPFILTER
@@ -335,124 +313,99 @@ options IPFILTER_DEFAULT_BLOCK
.\" ----- ipfilter_program setting ------------------------------
.It Va ipfilter_program
.Pq Vt 文字列
-デフォルトで
-.Dq /sbin/ipf -Fa -f
-にセットされます。
-この変数は、フィルタルール (別のファイル中にあるものと期待されます)
-までのコマンドラインを含みます (フィルタルールは含みません)。
-詳細は
-.Va ipfilter_enable
-を参照してください。
+.Xr ipf 8
+へのパスです (デフォルトは
+.Pa /sbin/ipf
+です)。
.\" ----- ipfilter_rules setting --------------------------------
.It Va ipfilter_rules
.Pq Vt 文字列
デフォルトで
.Dq /etc/ipf.rules
-にセットされます。
+に設定されます。
この変数は、フィルタルール定義ファイルの名前を含みます。
-このファイルは、実行するフィルタコマンドから読めることが期待されます。
-詳細は
-.Va ipfilter_enable
-を参照してください。
+このファイルは、
+.Xr ipf 8
+コマンドが実行できるよう、読み取り可能であることが期待されます。
.\" ----- ipfilter_flags setting --------------------------------
.It Va ipfilter_flags
.Pq Vt 文字列
-デフォルトで
-.Dq -E
-にセットされます。
-この変数は、フィルタコマンドに追加されるフラグを含みます。
-このフラグはルール定義ファイルの後に追加されます。
-デフォルト設定では、オンデマンドでロードされる ipf モジュールを初期化します。
-ipfilter を直接カーネルに組み込むときには (これが推奨です)、
-この変数を空にしてコード初期化が複数回行われないようにすべきです。
-詳細は
-.Va ipfilter_enable
-を参照してください。
+デフォルトは空文字列です。
+この変数には、
+.Xr ipf 8
+プログラムに渡されるフラグが含まれます。
.\" ----- ipnat_enable setting ----------------------------------
.It Va ipnat_enable
.Pq Vt ブール値
デフォルトで
.Dq NO
-にセットされます。
+に設定されます。
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr ipnat 1
ネットワークアドレス変換を有効にします。
-この変数をセットする場合、
-.Va ipfilter_enable
-もセットすることが必要です。
詳細は
.Va ipfilter_enable
を参照してください。
.\" ----- ipnat_program setting ---------------------------------
.It Va ipnat_program
.Pq Vt 文字列
-デフォルトで
-.Dq /sbin/ipnat -CF -f
-にセットされます。
-この変数は、変換ルール定義 (別のファイル中にあるものと期待されます)
-までのコマンドラインを含みます (変換ルール定義は含みません)。
-詳細は
-.Va ipfilter_enable
-を参照してください。
+.Xr ipnat 1
+へのパスです (デフォルトは
+.Pa /sbin/ipnat
+です)。
.\" ----- ipnat_rules setting -----------------------------------
.It Va ipnat_rules
.Pq Vt 文字列
デフォルトで
.Dq /etc/ipnat.rules
-にセットされます。
+に設定されます。
この変数は、ネットワークアドレス変換を定義するファイルの名前を含みます。
-このファイルは、実行する NAT プログラムから読めることを期待しています。
-詳細は
-.Va ipfilter_enable
-を参照してください。
+このファイルは、
+.Xr ipnat 1
+コマンドが実行できるよう、読み取り可能であることが期待されます。
.\" ----- ipnat_flags setting -----------------------------------
.It Va ipnat_flags
.Pq Vt 文字列
-デフォルトで空です。
-この変数は、ipnat のコマンドラインに追加されるフラグを含みます。
-このフラグはルール定義ファイルの後に追加されます。
-詳細は
-.Va ipfilter_enable
-を参照してください。
+デフォルトは空文字列です。
+この変数には、
+.Xr ipnat 1
+プログラムへ渡されるフラグが含まれます。
.\" ----- ipmon_enable setting ----------------------------------
.It Va ipmon_enable
.Pq Vt ブール値
デフォルトで
.Dq NO
-にセットされます。
+に設定されます。
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr ipmon 8
モニタリング (
.Xr ipf 8
.Xr ipnat 1
のイベントのログ) を有効にします。
-この変数をセットする場合、
+この変数を設定する場合、
.Va ipfilter_enable
-もセットすることが必要です。
+あるいは
+.Va ipnat_enable
+も設定することが必要です。
詳細は
.Va ipfilter_enable
を参照してください。
.\" ----- ipmon_program setting ---------------------------------
.It Va ipmon_program
.Pq Vt 文字列
-デフォルトで
-.Dq /sbin/ipmon
-にセットされます。
-この変数は
.Xr ipmon 8
-実行形式のファイル名を含みます。
-詳細は
-.Va ipfilter_enable
-を参照してください。
+へのパスです (デフォルトは
+.Pa /sbin/ipmon
+です)。
.\" ----- ipmon_flags setting -----------------------------------
.It Va ipmon_flags
.Pq Vt 文字列
デフォルトで
.Va -Ds
-にセットされます。
+に設定されます。
この変数は、
.Xr ipmon 8
プログラムに渡されるフラグを含みます。
@@ -462,53 +415,92 @@ ipfilter を直接カーネルに組み込むときには (これが推奨です)、
.Xr ipmon 8
.Xr syslogd 8
-をバイパスさせて、直接ファイルにログさせます。
+をバイパスさせて、直接ファイルにログを書かせます。
このような場合、必ず
.Pa /etc/newsyslog.conf
を次のように修正してください:
.Bd -literal
/var/log/ipflog 640 10 100 * Z /var/run/ipmon.pid
.Ed
-.Pp
+.\" ----- ipfs_enable setting -----------------------------------
+.It Va ipfs_enable
+.Pq Vt ブール値
+デフォルトでは
+.Dq NO
+に設定されます。
+この変数を
+.Dq YES
+に設定すると
+.Xr ipfs 8
+が有効になり、シャットダウン時にフィルタおよび NAT 状態テーブルを
+保存し、再起動時に読み込み直されるようになります。
+この変数を設定するには
+.Va ipfilter_enable
+あるいは
+.Va ipnat_enable
+も
+.Dq YES
+に設定する必要があります。
詳細は
.Va ipfilter_enable
を参照してください。
+.Va kern_securelevel
+を 3 に設定した場合、
+.Va ipfs_enable
+は使用できなくなることに注意してください。
+なぜなら、セキュアレベルを引き上げることでシャットダウン時に
+.Xr ipfs 8
+が状態テーブルを保存できなくなるからです。
+.\" ----- ipfs_program setting ----------------------------------
+.It Va ipfs_program
+.Pq Vt 文字列
+.Xr ipfs 8
+へのパスです (デフォルトは
+.Pa /sbin/ipfs
+です)。
+.\" ----- ipfs_flags setting ------------------------------------
+.It Va ipfs_flags
+.Pq Vt 文字列
+デフォルトは空文字列です。
+この変数には、
+.Xr ipfs 8
+プログラムに渡されるフラグが含まれます。
.\" ----- end of added ipf hook ---------------------------------
.It Va tcp_extensions
.Pq Vt ブール値
デフォルトでは
.Dq YES
-です。NO にセットすると、
+です。NO に設定すると、
.%T RFC 1323
で述べられているような
ある TCP オプションを無効にします。
.Dq NO
-にセットすると、ネットワークコネクションが不規則にハングアップしたり、
+に設定すると、ネットワークコネクションが不規則にハングアップしたり、
それに類する他の不具合を回避する助けとなるかもしれません。
ネットワークデバイスには、これらのオプションに関連する部分において、
-壊れているものがあると知られています。
+壊れているものがあることが知られています。
.It Va log_in_vain
.Pq Vt ブール値
デフォルトで
.Dq NO
-にセットされています。
+に設定されています。
YES に設定すると、
-listen 中のソケットが無いポートに対する接続の試みをログするようになります。
+待機中のソケットが無いポートに対する接続の試みをログするようになります。
.It Va tcp_keepalive
.Pq Vt ブール値
デフォルトで
.Dq YES
-にセットされています。
-NO にセットすると、
-アイドルな TCP 接続を検出し、相手がまだ起きていて、到達可能であることを、
-確認しなくなります。
+に設定されています。
+NO に設定すると、アイドルになっている TCP 接続を検出し、
+通信相手がまだ立ち上がっていて、到達可能であることを確認する
+のをやめます。
.It Va tcp_drop_synfin
.Pq Vt ブール値
デフォルトで
.Dq NO
-にセットされています。
-YES にセットすると、
-TCP フレームで SYN と FIN のフラグを共にセットされているものを、
+に設定されています。
+YES に設定すると、
+TCP フレームで SYN と FIN のフラグが共に設定されているものを、
カーネルが無視するようになります。
これにより、OS が指紋を残すのを防ぎますが、
正当なアプリケーションが動作しなくなるかもしれません。
@@ -519,31 +511,31 @@ TCP フレームで SYN と FIN のフラグを共にセットされているものを、
.Pq Vt ブール値
デフォルトで
.Dq NO
-にセットされています。
-YES にセットすると、
+に設定されています。
+YES に設定すると、
ICMP REDIRECT パケットを、カーネルが無視するようになります。
.It Va icmp_log_redirect
.Pq Vt ブール値
デフォルトで
.Dq NO
-にセットされています。
-YES にセットすると、
+に設定されています。
+YES に設定すると、
ICMP REDIRECT パケットを、カーネルが記録するようになります。
ログメッセージの速度制限はありませんので、
あなたのネットワーク内の問題解決にのみ使用すべきです。
.It Va network_interfaces
.Pq Vt 文字列
-このホスト上で形成されるネットワークインタフェースのリストを
+このホスト上で設定するネットワークインタフェースのリストを
設定します。
たとえば、ループバックデバイス
(lo0)
および ed0 ドライバの NIC があるなら、
.Dq "lo0 ed0"
-と設定します。
+に設定されるでしょう。
.Em interface
の各値に対して
.No ifconfig_ Ns Em interface
-という変数が存在すると仮定されます。
+という変数も存在すると仮定されます。
1 つのインタフェースに複数の IP アドレスを登録したい場合は、
ここに IP エイリアスのエントリを追加することも可能です。
対象とするインタフェースが ed0 であると仮定すると、
@@ -571,20 +563,28 @@ ifconfig_ed0_alias4="inet 127.0.0.254 netmask 0xffffffff"
ことに注意してください。これは
alias3 エントリを抜かしたことで検索が中止されるからです。
.Pp
-インタフェースの DHCP での立ち上げは、
.No ifconfig_ Ns Em interface
変数を
.Dq DHCP
-に設定することで可能です。
+に設定することで、インタフェースを DHCP で立ち上げることが
+可能です。
例えば ed0 デバイスを DHCP で初期化するには、
次のような行を指定すればよいです:
.Bd -literal
ifconfig_ed0="DHCP"
.Ed
+.It Va cloned_interfaces
+.Pq Vt 文字列
+このホストに生成する、複製可能なネットワークインタフェースの
+リストを設定します。
+.Va cloned_interfaces
+のエントリは、設定を行うため自動的に
+.Va network_interfaces
+に追加されます。
.It Va ppp_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr ppp 8
デーモンを実行します。
.It Va ppp_mode
@@ -600,7 +600,7 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
.It Va ppp_nat
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、パケットエイリアスを有効にします。
+に設定すると、パケットエイリアスを有効にします。
.Va gateway_enable
と共に使用することにより、
本ホストをネットワークアドレス変換ルータとして使用して、
@@ -621,8 +621,8 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
本オプションは、
.Pa /etc/defaults/rc.conf
の設定を上書きするファイルのリストを指定するために使用されます。
-ファイルは指定された順序に読み込まれ、
-ファイルへの完全なパスを含む必要があります。
+ファイルは指定された順序に読み込まれますし、
+また、ファイルへの完全なパスを含む必要があります。
デフォルトでは、指定されるファイルは
.Pa /etc/rc.conf
@@ -631,20 +631,20 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
.It Va fsck_y_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
-ファイルシステムの最初の preen に失敗した場合、
+に設定すると、
+ファイルシステムの初期調整に失敗した場合、
.Xr fsck 8
を -y フラグ付きで実行します。
.It Va syslogd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr syslogd 8
デーモンを起動します。
.It Va syslogd_program
.Pq Vt str
.Xr syslogd 8
-のパス
+へのパス
(デフォルトは
.Pa /usr/sbin/syslogd
です)。
@@ -659,13 +659,13 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
.It Va inetd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr inetd 8
デーモンを起動します。
.It Va inetd_program
.Pq Vt str
.Xr inetd 8
-のパス
+へのパス
(デフォルトは
.Pa /usr/sbin/inetd
です)。
@@ -680,13 +680,13 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
.It Va named_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr named 8
デーモンを起動します。
.It Va named_program
.Pq Vt 文字列
.Xr named 8
-のパス (デフォルトは
+へのパス (デフォルトは
.Pa /usr/sbin/named
です)。
.It Va named_flags
@@ -701,32 +701,33 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
.Pq Vt ブール値
ブート時に Kerberos 認証サーバを起動したい場合は
.Dq YES
-にセットします。
+に設定します。
.It Va kadmind_server_enable
.Pq Vt ブール値
.Xr kadmind 8
(Kerberos 管理デーモン) を実行したい場合は
.Dq YES
-とします。スレーブサーバ上では
+とします。スレーブサーバでは
.Dq NO
-にセットします。
+に設定します。
.It Va kerberos_stash
.Pq Vt 文字列
.Dq YES
-なら (唯一
+なら (
.Va kerberos_server_enable
.Dq YES
-にセットされ、かつ
+に設定され、かつ
.Xr kerberos 1
および
.Xr kadmind 8
-の両方を用いるときにのみ) 隠されたマスタキーのプロンプト入力を行なう代りに、
-そのキーを用いるよう Kerberos サーバに指示します。
+の両方に使用するときのみ) マスタキーの入力を促さずに
+安全な場所に保存しておいたマスタキーを用いるよう
+Kerberos サーバに指示します。
.It Va rwhod_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に
+に設定すると、ブート時に
.Xr rwhod 8
デーモンを起動します。
.It Va rwhod_flags
@@ -734,11 +735,11 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
.Va rwhod_enable
.Dq YES
-にセットされている場合、これらは rwhod に渡すフラグになります。
+に設定されている場合、これらは rwhod に渡すフラグになります。
.It Va amd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に
+に設定すると、ブート時に
.Xr amd 8
デーモンを起動します。
.It Va amd_flags
@@ -746,7 +747,7 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
.Va amd_enable
.Dq YES
-にセットされている場合、これらは amd に渡すフラグとなります。
+に設定されている場合、これらは amd に渡すフラグとなります。
詳しくは
.Xr amd 8
@@ -754,7 +755,7 @@ ifconfig_ed0="DHCP"
ページを利用してください。
.It Va amd_map_program
.Pq Vt 文字列
-セットすると、指定されたプログラムが実行され、
+設定すると、指定されたプログラムが実行され、
.Xr amd 8
マップのリストを受け取ります。
例えば、
@@ -769,17 +770,17 @@ NIS マップから
.It Va update_motd
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に実行されているカーネルリリースを反映するように
+に設定すると、ブート時に実行されているカーネルリリースを反映するように
.Pa /etc/motd
を更新します。
.Dq NO
-にセットすると、
+に設定すると、
.Pa /etc/motd
は更新を行いません。
.It Va nfs_client_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に NFS クライアントデーモンを起動します。
+に設定すると、ブート時に NFS クライアントデーモンを起動します。
.It Va nfs_client_flags
.Pq Vt 文字列
.Va nfs_client_enable
@@ -795,16 +796,16 @@ NIS マップから
.Dq YES
の場合、この変数に
.Va 0
-をセットして
+を設定して
NFS ACCESS
RPC キャッシングを無効化することができますし、
NFS ACCESS 結果がキャッシュされる秒数を指定することもできます。
2-10 秒の値を設定すると、
-多くの NFS 操作のネットワークトラフィックを十分減らします。
+多くの NFS 操作に対するネットワークトラフィックを十分減らします。
.It Va nfs_server_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に NFS サーバデーモンを起動します。
+に設定すると、ブート時に NFS サーバデーモンを起動します。
.It Va nfs_server_flags
.Pq Vt 文字列
.Va nfs_server_enable
@@ -816,9 +817,9 @@ NFS ACCESS 結果がキャッシュされる秒数を指定することもできます。
.It Va single_mountd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットし
+に設定し
.Va nfs_server_enable
-をセットしないと、
+を設定しないと、
.Xr mountd 8
は起動しますが
.Xr nfsd 8
@@ -827,38 +828,38 @@ NFS ACCESS 結果がキャッシュされる秒数を指定することもできます。
.It Va weak_mountd_authentication
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、権限付けられていないマウント要求を行なうために
-PCNFSD のようなサービスを許可します。
+に設定すると、PCNFSD のようなサービスで権限付けられていない
+マウント要求ができるようになります。
.It Va nfs_privport
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、安全なポート上でのみ NFS サービスを提供します。
+に設定すると、安全なポート上でのみ NFS サービスを提供します。
.It Va nfs_bufpackets
.Pq Vt 整数
数値を設定すると、そのパケット数分のソケットバッファ空間が、
NFS クライアント上に予約されます。
.Dq DEFAULT
-に設定すると、カーネルのデフォルト (典型的には 4) が使用されます。
+に設定すると、カーネルのデフォルト (通常は 4) が使用されます。
ギガビットネットワークでは大きな値を設定すると高性能になるでしょう、
最小値は 2 であり、最大値は 64 です。
.It Va rpc_lockd_enable
.Pq Vt ブール値
この変数が
.Dq YES
-にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に
+に設定され、しかも NFS サーバである場合、ブート時に
.Xr rpc.lockd 8
を起動します。
.It Va rpc_statd_enable
.Pq Vt ブール値
この変数が
.Dq YES
-にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に
+に設定され、しかも NFS サーバである場合、ブート時に
.Xr rpc.statd 8
を起動します。
.It Va portmap_program
.Pq Vt 文字列
.Xr portmap 8
-のパス (デフォルトは
+へのパス (デフォルトは
.Pa /usr/sbin/portmap
です)。
.It Va portmap_enable
@@ -878,7 +879,7 @@ NFS クライアント上に予約されます。
.It Va xtend_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に
+に設定すると、ブート時に
.Xr xtend 8
デーモンを起動します。
.It Va xtend_flags
@@ -892,7 +893,7 @@ NFS クライアント上に予約されます。
.It Va pppoed_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に
+に設定すると、ブート時に
.Xr pppoed 8
デーモンを起動し、PPP オーバイーサネットサービスを提供します。
.It Va pppoed_ Ns Ar provider
@@ -900,7 +901,7 @@ NFS クライアント上に予約されます。
.Xr pppoed 8
はこの
.Ar provider
-に対する要求を listen し、究極的にはこの名前を
+に対する要求を待ち受け、最終的にはこの名前を
.Ar system
引数として
.Xr ppp 8
@@ -914,7 +915,7 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.Va pppoed_enable
.Dq YES
-にセットされた場合、必須です。
+に設定された場合、必須です。
.It Va timed_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
@@ -924,7 +925,7 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.Qq "ネットワーク時間"
が確立されなければならないマシンネットワークのためにあります。
これが有用である典型例は、
-ファイルのタイムスタンプがネットワークワイドで一貫性をもつことが
+ファイルのタイムスタンプがネットワーク全体で一貫性をもつことが
期待されるような、大規模 NFS 環境です。
.It Va timed_flags
.Pq Vt 文字列
@@ -937,18 +938,18 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va ntpdate_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムスタートアップ時に ntpdate を実行します。
+に設定すると、システムスタートアップ時に ntpdate を実行します。
このコマンドは、ある標準的な参照先を元に、ただ
.Em 1 回
だけシステム時刻を同期させるためにあります。
また、システムを最初にインストールする際、
-これを (知られているサービスのリストから) 最初にセットアップするオプションが
+この値を (知られているサービスのリストから) 最初に設定するオプションが
.Pa /stand/sysinstall
プログラムによって提供されます。
.It Va ntpdate_program
.Pq Vt 文字列
.Xr ntpdate 8
-のパス
+へのパス
(デフォルトは
.Pa /usr/sbin/ntpdate
です)。
@@ -959,17 +960,17 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.Dq YES
の場合、これらは
.Xr ntpdate 8
-コマンドに渡すフラグとなります (典型的にはホスト名)。
+コマンドに渡すフラグとなります (通常はホスト名)。
.It Va xntpd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に
+に設定すると、ブート時に
.Xr ntpd 8
コマンドが起動されます。
.It Va xntpd_program
.Pq Vt 文字列
.Xr ntpd 8
-のパス
+へのパス
(デフォルトは
.Pa /usr/sbin/ntpd
です)。
@@ -984,7 +985,7 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va nis_client_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr ypbind 8
サービスを起動します。
.It Va nis_client_flags
@@ -998,7 +999,7 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va nis_ypset_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr ypset 8
デーモンを起動します。
.It Va nis_ypset_flags
@@ -1012,7 +1013,7 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va nis_server_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr ypserv 8
デーモンを起動します。
.It Va nis_server_flags
@@ -1026,7 +1027,7 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va nis_ypxfrd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr rpc.ypxfrd 8
デーモンを起動します。
.It Va nis_ypxfrd_flags
@@ -1040,7 +1041,7 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va nis_yppasswdd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr rpc.yppasswdd 8
デーモンを起動します。
.It Va nis_yppasswdd_flags
@@ -1054,32 +1055,31 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va defaultrouter
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-をセットしないと、このホスト名または IP アドレスへのデフォルトルートを
-作成します (このルータがネームサーバへたどりつく必要がある
+を設定しないと、このホスト名または IP アドレスへのデフォルトルートを
+作成します (このルータがネームサーバへも到達する必要がある
場合は IPアドレスを使用すること!)。
.It Va static_routes
.Pq Vt 文字列
システムブート時に追加したいスタティックルートのリストを
-セットします。
+設定します。
.Dq NO
-以外をセットした場合、その値を空白で区切った各要素について、
-各
+以外を設定した場合、その値を空白で区切った各要素について、
.Em element
-毎に変数
+ごとに変数
.No route_ Ns element
-が存在すると仮定され、その後、
+が存在すると仮定され、後でその内容が
.Dq route add
操作に渡されます。
.It Va gateway_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、IP ルータとして動作する、
+に設定すると、IP ルータとして動作するように、
たとえばインタフェース間でパケットをフォワードするように
ホストを設定します。
.It Va router_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Va router
および
.Va router_flags
@@ -1089,17 +1089,17 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.Va router_enable
.Dq YES
-にセットされると、これが使用するルーティングデーモン名になります。
+に設定されると、これが使用するルーティングデーモン名になります。
.It Va router_flags
.Pq Vt 文字列
.Va router_enable
.Dq YES
-にセットされると、これらがルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。
+に設定されると、これらがルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。
.It Va mrouted_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、マルチキャストルーティングデーモン
+に設定すると、マルチキャストルーティングデーモン
.Xr mrouted 8
を起動します。
.It Va mrouted_flags
@@ -1111,11 +1111,11 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va ipxgateway_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、IPX トラフィックのルーティングを有効にします。
+に設定すると、IPX トラフィックのルーティングを有効にします。
.It Va ipxrouted_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、ブート時に
+に設定すると、ブート時に
.Xr IPXrouted 8
デーモンを起動します。
.It Va ipxrouted_flags
@@ -1129,26 +1129,26 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
.It Va arpproxy_all
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、グローバルプロキシ ARP を有効にします。
+に設定すると、グローバルプロキシ ARP を有効にします。
.It Va forward_sourceroute
.Pq Vt ブール値
これが
.Dq YES
-にセットされ、更に
+に設定され、更に
.Va gateway_enable
もまた
.Dq YES
-にセットされている場合、
+に設定されている場合、
送信元が経路指定したパケット (source routed packets) はフォワードされます。
.It Va accept_sourceroute
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
システムは自分宛の送信元経路指定パケットを受け付けます。
.It Va rarpd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr rarpd 8
デーモンを起動します。
.It Va rarpd_flags
@@ -1175,8 +1175,8 @@ pppoed が実行されるネットワークインタフェース。
ATM 物理インタフェース
.Va <intf>
に対し、本変数は、
-作成すべき ATM ネットワークインタフェースの
-名前プレフィックスと数字を指定します。
+作成される ATM ネットワークインタフェース名の
+プレフィックスと数字を指定します。
値はコマンド
.Dq atm set netif Va <intf>
のパラメータとして渡されます。
@@ -1246,7 +1246,7 @@ ATM 物理インタフェース
.It Va atm_pvcs
.Pq Vt 文字列
システムブート時に追加したい ATM PVC のリストを設定します。
-値中で空白で区切られた
+この値の中で空白で区切られた
.Em element
ごとに、変数
.No atm_pvc_ Ns Em element
@@ -1257,7 +1257,7 @@ ATM 物理インタフェース
.Pq Vt 文字列
システムブート時に追加したい、
永続的な ATM ARP エントリのリストを設定します。
-値中で空白で区切られた
+この値の中で空白で区切られた
.Em element
ごとに、変数
.No atm_arp_ Ns Em element
@@ -1267,7 +1267,7 @@ ATM 物理インタフェース
.It Va keymap
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-にセットすると、キーマップはインストールされません。それ以外の場合、
+に設定すると、キーマップはインストールされません。それ以外の場合、
ここで指定した
.Ar value
がキーマップファイル
@@ -1275,7 +1275,7 @@ ATM 物理インタフェース
をインストールするのに用いられます。
.It Va keyrate
.Pq Vt 文字列
-キーボードのリピートスピードです。以下のいずれかにセットします。
+キーボードのリピートスピードです。以下のいずれかに設定します。
.Dq slow ,
.Dq normal ,
.Dq fast
@@ -1285,7 +1285,7 @@ ATM 物理インタフェース
.It Va keychange
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-以外にセットすると、その値でファンクションキーをプログラムしようとします。
+以外に設定すると、その値でファンクションキーをプログラムしようとします。
指定できる値は単一の文字列で,
.Qq Va "<funkey_number> <new_value> [<funkey_number> <new_value>]..."
という形式でないといけません。
@@ -1295,13 +1295,13 @@ ATM 物理インタフェース
.Dq normal ,
.Dq blink ,
.Dq destructive
-のいずれかの値にセットします。デフォルト動作を選ぶには
+のいずれかの値に設定します。デフォルト動作を選ぶには
.Dq NO
とします。
.It Va scrnmap
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-にセットすると、スクリーンマップはインストールされません。
+に設定すると、スクリーンマップはインストールされません。
それ以外の場合には、ここで指定した
.Ar value
がスクリーンマップファイル
@@ -1310,40 +1310,40 @@ ATM 物理インタフェース
.It Va font8x16
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-にセットすると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x16 フォント値が
+に設定すると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x16 フォント値が
用いられます。それ以外の場合は
.Pa /usr/share/syscons/fonts/<value>
の値が用いられます。
.It Va font8x14
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-にセットすると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x14 フォント値が
+に設定すると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x14 フォント値が
用いられます。それ以外の場合は
.Pa /usr/share/syscons/fonts/<value>
の値が用いられます。
.It Va font8x8
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-にセットすると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x8 フォント値が
+に設定すると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x8 フォント値が
用いられます。それ以外の場合は
.Pa /usr/share/syscons/fonts/<value>
の値が用いられます。
.It Va blanktime
.Pq Vt 整数
.Dq NO
-にセットすると、デフォルトのスクリーンブランク時間間隔が用いられます。
+に設定すると、デフォルトのスクリーンブランク時間間隔が用いられます。
それ以外の場合は
.Ar value
-秒にセットされます。
+秒に設定されます。
.It Va saver
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-以外にセットすると、これが実際に使用する
+以外に設定すると、これが実際に使用する
スクリーンセーバ (ブランク, 蛇, デーモンなど) となります。
.It Va moused_enable
.Pq Vt 文字列
.Dq YES
-にセットすると、コンソール上でのカット/ペーストセレクション用に
+に設定すると、コンソール上でのカット/ペーストセレクション用に
.Xr moused 8
デーモンが起動されます。
.It Va moused_type
@@ -1358,7 +1358,7 @@ ATM 物理インタフェース
デーモンは適切なマウスタイプを自動的に検出することができます。
デーモンにマウスを検出させるには、この変数を
.Dq auto
-にセットします。
+に設定します。
自動検出が失敗する場合、以下のリストから 1 つを選びます。
.Pp
マウスが PS/2 マウスポートに接続されている場合、
@@ -1399,16 +1399,18 @@ versapad Interlink VersaPad (シリアル)
のマニュアルページを参照してください。
.Pp
また、
-この変数が有効であるときは、(Xサーバのような) 他の全てのマウスクライアントは
-仮想マウスデバイス
+この変数が有効であるときは、(Xサーバのような) 他の全ての
+マウスクライアントは仮想マウスデバイス
.Pa /dev/sysmouse
を通してマウスにアクセスし、
それを sysmouse タイプのマウスとして構成すべきであると
いうことにも注意すべきです。これは、
.Xr moused 8
-使用時は、全てのマウスデータがこの単一の標準フォーマットに変換されるためです。
+使用時は、全てのマウスデータがこの単一の標準フォーマットに
+変換されるためです。
クライアントプログラムが sysmouse タイプを
-サポートしないなら次に望ましいタイプとして mousesystems を指定してください。
+サポートしないなら次に望ましいタイプとして mousesystems を
+指定してください。
.It Va moused_port
.Pq Vt 文字列
.Va moused_enable
@@ -1425,7 +1427,7 @@ versapad Interlink VersaPad (シリアル)
.It Va moused_flags
.Pq Vt 文字列
.Va moused_type
-がセットされている場合、これらは
+が設定されている場合、これらは
.Xr moused 8
デーモンに渡す追加のフラグとなります。
.It Va allscreens_flags
@@ -1441,11 +1443,11 @@ versapad Interlink VersaPad (シリアル)
.Va moused_enable
.Dq YES
-にセットされている場合、全仮想端末上でマウスポインタを有効にします。
+に設定されている場合、全仮想端末上でマウスポインタを有効にします。
.It Va cron_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr cron 8
デーモンを起動します。
.It Va cron_program
@@ -1460,19 +1462,19 @@ versapad Interlink VersaPad (シリアル)
.Va cron_enable
.Dq YES
-をセットされている場合、これが
+を設定されている場合、これが
.Xr cron 8
へ渡すフラグとなります。
.It Va lpd_program
.Pq Vt 文字列
.Xr lpd 8
-のパス (デフォルトは
+へのパス (デフォルトは
.Pa /usr/sbin/lpd
です)。
.It Va lpd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr lpd 8
デーモンを起動します。
.It Va lpd_flags
@@ -1486,7 +1488,7 @@ versapad Interlink VersaPad (シリアル)
.It Va sendmail_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システムブート時に
+に設定すると、システムブート時に
.Xr sendmail 8
デーモンを起動します。
.It Va sendmail_flags
@@ -1500,102 +1502,102 @@ versapad Interlink VersaPad (シリアル)
.It Va sendmail_outbound_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットし
+に設定し
.Va sendmail_enable
.Dq NO
-にセットすると、
-.Xr sendmail 8
-の実行に際し、
+に設定すると、
.Va sendmail_flags
の代りに
.Va sendmail_outbound_flags
-を使用します。
-SMTP サービスを待ち受けずに、ローカルメールキュー管理が出来るように
-することを意図しています。
+を使用して
+.Xr sendmail 8
+を実行します。
+SMTP サービスを待ち受けずに、ローカルのメールキュー管理が
+出来るようにすることを意図しています。
.It Va sendmail_outbound_flags
.Pq Vt 文字列
.Va sendmail_enable
.Dq NO
-にセットし、
+に設定し、
.Va sendmail_outbound_enable
.Dq YES
-にセットすると、これらは
+に設定すると、これらは
.Xr sendmail 8
デーモンに渡されるフラグになります。
.It Va dumpdev
.Pq Vt 文字列
.Dq NO
-にセットしないと、カーネルクラッシュダンプ出力先を
+に設定しないと、カーネルクラッシュダンプ出力先を
.Em value
で指定したスワップデバイスに向けます。
システム再開時に、
.Xr savecore 8
-プログラムは、指定したデバイスからクラッシュダンプを探し、典型的には
+プログラムは、指定したデバイスからクラッシュダンプを探し、通常
.Pa /var/crash
ディレクトリに格納します。
.It Va enable_quotas
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、システム起動時に、
+に設定すると、システム起動時に、
.Xr quotaon 8
コマンドによってユーザディスクのクォータチェックを有効にします。
.It Va check_quotas
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr quotacheck 8
コマンドによってユーザディスクのクォータチェックを有効にします。
.It Va accounting_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
.Xr accton 8
機能でシステムアカウンティングを有効にします。
.It Va ibcs2_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
システム初期ブート時に iBCS2 (SCO) バイナリエミュレーションを有効にします。
.It Va ibcs2_loaders
.Pq Vt 文字列
これを
.Dq NO
-にセットせずに
+に設定せずに
.Va ibcs2_enable
.Dq YES
-にセットした場合、
+に設定した場合、
この文字列は有効化すべき追加の iBCS2 ローダのリストを指定します。
.It Va linux_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
システムブート時に Linux/ELF バイナリエミュレーションを有効にします。
.It Va osf1_enable
.Pq Vt ブール値
システムブート時に OSF/1 (Digital UNIX) バイナリエミュレーションを
有効にしたいなら
.Dq YES
-にセットします (Alpha)。
+に設定します (Alpha)。
.It Va rand_irqs
.Pq Vt 文字列
-乱数生成用に監視する IRQ のリストをセットします (
+乱数生成用に監視する IRQ のリストを設定します (
.Xr rndcontrol 8
のマニュアル参照)。
.It Va clear_tmp_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
起動時に
.Pa /tmp
下を消去します。
.It Va ldconfig_paths
.Pq Vt 文字列
.Xr ldconfig 8
-で使用する共有ライブラリのパスのリストをセットします。注意:
+で使用する共有ライブラリのパスのリストを設定します。注意:
.Pa /usr/lib
は常に先頭に追加されるので、このリストに指定する必要はありません。
.It Va ldconfig_insecure
@@ -1604,16 +1606,16 @@ SMTP サービスを待ち受けずに、ローカルメールキュー管理が出来るように
ユーティリティは、通常、
root 以外が書き込み可能なディレクトリの使用を拒否します。
.Dq YES
-にセットすると、
-このセキュリティチェックをシステムブート中に無効化します。
+に設定すると、
+システムの起動中はこのセキュリティチェックを無効化します。
.It Va kern_securelevel_enable
.Pq Vt ブール値
カーネルのセキュリティレベルをシステムスタートアップ時に設定したい場合に、
.Dq YES
-にセットします。
+に設定します。
.It Va kern_securelevel
.Pq Vt 整数
-スタートアップ時にセットされるカーネルセキュリティレベルです。
+スタートアップ時に設定されるカーネルセキュリティレベルです。
.Va 値
として許される範囲は -1 (コンパイル時のデフォルト) から 3 (最も安全) です。
利用可能なセキュリティレベルとシステム操作への影響については、
@@ -1622,7 +1624,7 @@ root 以外が書き込み可能なディレクトリの使用を拒否します。
.It Va start_vinum
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
システムブート時に
.Xr vinum 8
を開始します。
@@ -1634,7 +1636,7 @@ SSH サーバプログラムへのパスです (
.It Va sshd_enable
.Pq Vt ブール値
.Dq YES
-にセットすると、
+に設定すると、
ブート時に
.Xr sshd 8
を起動します。
@@ -1649,7 +1651,7 @@ SSH サーバプログラムへのパスです (
.It Va unaligned_print
.Pq Vt ブール値
.Dq NO
-にセットすると、境界調整されていないアクセスの警告は表示されません (Alpha)。
+に設定すると、境界調整されていないアクセスの警告は表示されません (Alpha)。
.\" ----- isdn settings ---------------------------------
.It Va isdn_enable
.Pq Vt ブール値
@@ -1682,7 +1684,7 @@ SSH サーバプログラムへのパスです (
.Pq Vt 文字列
デフォルトで
.Dq NO
-にセットされます。
+に設定されます。
全画面モード用のビデオモードです (
.Xr syscons 4
コンソールドライバ専用です。