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author | Kazuo Horikawa <horikawa@FreeBSD.org> | 2000-11-15 04:39:02 +0000 |
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committer | Kazuo Horikawa <horikawa@FreeBSD.org> | 2000-11-15 04:39:02 +0000 |
commit | 45f98239334a4d822fe84904c1ba935a21f52784 (patch) | |
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Yoshiteru Kageyama <yt-kage@cb3.so-net.ne.jp> (ip6fw.8, mld6query.8)
Yoshihiko SARUMARU <mistral@imasy.or.jp> (style.perl.7)
Suzuki Koichi <koich@cac.co.jp> (kbdmap.5, periodic.conf.5)
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Yoshihiko SARUMARU <mistral@imasy.or.jp>,
Suzuki Koichi <koich@cac.co.jp>
Notes
Notes:
svn path=/head/; revision=8365
Diffstat (limited to 'ja_JP.eucJP')
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man5/Makefile | 2 | ||||
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 | 292 | ||||
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man5/periodic.conf.5 | 553 | ||||
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile | 1 | ||||
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man7/style.perl.7 | 242 | ||||
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile | 2 | ||||
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man8/ip6fw.8 | 531 | ||||
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man8/mld6query.8 | 94 |
8 files changed, 1717 insertions, 0 deletions
diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/Makefile b/ja_JP.eucJP/man/man5/Makefile index 083e0ff982..36c06137b2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/Makefile +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/Makefile @@ -45,6 +45,7 @@ MAN5 = a.out.5\ isdnd.acct.5\ isdnd.rates.5\ isdnd.rc.5\ + kbdmap.5\ kernfs.5\ keycap.5\ link.5\ @@ -103,6 +104,7 @@ MAN5 = a.out.5\ uuencode.format.5\ vgrindefs.5 +MLINKS+=kbdmap.5 keymap.5 MLINKS+=utmp.5 lastlog.5 utmp.5 wtmp.5 MLINKS+=hosts.equiv.5 rhosts.5 MLINKS+=uuencode.format.5 uuencode.5 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 new file mode 100644 index 0000000000..7f20129a27 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 @@ -0,0 +1,292 @@ +.\" Copyright (c) 2000 +.\" David Malone +.\" +.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without +.\" modification, are permitted provided that the following conditions +.\" are met: +.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. +.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the +.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. +.\" +.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND +.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE +.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE +.\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE +.\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL +.\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS +.\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) +.\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT +.\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY +.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF +.\" SUCH DAMAGE. +.\" +.\" %FreeBSD: /c/ncvs/src/usr.sbin/kbdcontrol/kbdmap.5,v 1.1.2.1 2000/10/29 17:08:04 dwmalone Exp % +.\" jpman %Id: kbdmap.5,v 1.3 2000/11/11 06:07:23 horikawa Stab % +.\" +.Dd September 11, 2000 +.Dt KBDMAP 5 +.Os +.Sh 名称 +.Nm kbdmap +.Nd kbdcontrol 用のキーボードマップファイルのフォーマット +.Sh 書式 +.Nm +.Sh 解説 +.Nm +ファイルには、キーボード上のキーが +どのように振る舞うべきかが記述されています。 +これらのファイルは +.Xr kbdcontrol 1 +によって読み込むこともできますし、 +.Xr kbdmap 1 +によってデフォルトの +.Nm +ファイルを対話的に選択することもできます。 +.Nm +ファイルはブート時に読み込まれるように +.Xr rc.conf 5 +に指定することもできます。 +また +.Xr kbdcontrol 1 +を使って現在のキーマップを出力することもできます。 +.Pp +ファイルの各行には、キーまたはアクセントを記述します。 +.Ql # +記号は行末までコメントを表します。 +.Pp +キーの記述は、そのキーのスキャンコードから始めます。 +その後にシフトキー、コントロールキー、オルトキーと +組み合わせた時の結果を次の順番で記述します: +無修飾、 +シフト、 +コントロール、 +コントロールとシフト、 +オルト、 +オルトとシフト、 +オルトとコントロール、 +オルトとコントロールとシフト。 +それぞれの修飾キーと組み合わせた時のアクションは、 +以下を指定できます: +.Bl -tag -width Ar +.It ' Ns Ar symbol Ns No ' +キーが生成すべき記号をシングルクォートでくくって指定します。 +.It Ar decnum +生成する +.Tn ASCII +コードを 10 進数で指定します +( +.Xr ascii 7 +参照)。 +例えばスペースには 32 を指定します。 +.It 0x Ns Ar hexnum +生成する +.Tn ASCII +コードを 16 進数で指定します。 +例えばスペースには 0x20 を指定します。 +.It Ar ctrlname +.Tn ASCII +コントロール文字の標準の名称を一つ指定します: +nul, +soh, +stx, +etx, +eot, +enq, +ack, +bel, +bs, +ht, +nl, +vt, +np, +cr, +so, +si, +dle, +dc1, +dc2, +dc3, +dc4, +nak, +syn, +etb, +can, +em, +sub, +esc, +fs, +gs, +rs, +ns, +us, +sp, +del。 +.It Ar accentname +アクセントの名称を指定することで、 +次に押すキーがそのアクセントに対応する文字を生成します。 +後述のアクセントの記述を参照してください。 +アクセントの名称は以下です: +dgra, +dacu, +dcir, +dtil, +dmac, +dbre, +ddot, +duml, +ddia, +dsla, +drin, +dced, +dapo, +ddac, +dogo, +dcar。 +.It fkey Ns Ar N +.Ar N +番目のファンクションキーとして振る舞います。 +ここで +.Ar N +は 10 進数です。 +.It lshift +左シフトキーとして振る舞います。 +.It rshift +右シフトキーとして振る舞います。 +.It clock +キャプスロックキーとして振る舞います。 +.It nlock +数値ロックキーとして振る舞います。 +.It slock +スクロールロックキーとして振る舞います。 +.It lalt|alt +左オルトキーとして振る舞います。 +.It btab +バックワードタブとして振る舞います。 +.It lctrl|ctrl +左コントロールキーとして振る舞います。 +.It rctrl +右コントロールキーとして振る舞います。 +.It ralt +右オルト (altgr) キーとして振る舞います。 +.It alock +オルトロックキーとして振る舞います。 +.It ashift +オルトシフトキーとして振る舞います。 +.It meta +メタキーとして振る舞います。 +.It lshifta|shifta +左シフトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 +(訳注 他のキーと一緒に押された時はシフトキー、 +単独で押された時はオルトロックキーとなります。) +.It rshifta +右シフトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 +(訳注 lshifta 参照) +.It lctrla|ctrla +左コントロールキー/オルトロックキーとして振る舞います。 +(訳注 他のキーと一緒に押された時はコントロールキー、 +単独で押された時はオルトロックキーとなります。) +.It rctrla +右コントロールキー/オルトロックキーとして振る舞います。 +(訳注 lctrla 参照) +.It lalta|alta +左オルトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 +(訳注 他のキーと一緒に押された時はオルトキー、 +単独で押された時はオルトロックキーとなります。) +.It ralta +右オルトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 +(訳注 lalta 参照) +.It nscr +次のスクリーンへの切替キーとして振る舞います。 +.It pscr +前のスクリーンへの切替キーとして振る舞います。 +.It scr Ns Ar N +.Ar N +番目のスクリーンへの切替キーとして振る舞います。 +ここで +.Ar N +は 10 進数です。 +.It boot +マシンをリブートします。 +.It halt +マシンを停止します。 +.It pdwn +マシンを停止し電源を落します。 +.It debug +デバッガを起動します。 +.It susp +APM を使いサスペンドします。 +.It saver +スプラッシュ画面とテキスト画面をトグルして +スクリーンセーバを有効にします。 +.It panic +システムをパニックさせます。 +.El +.Pp +最後に、キーの記述を完了するために、 +キャプスロックと数値ロックが押された時の結果を +記述するフラグを指定します。 +キャプスロックがそのキーに影響することを示すには +.Ql C +を、数値ロックがそのキーに影響することを示すには +.Ql N +を、キャプスロックと数値ロックの両方が +そのキーに影響することを示すには +.Ql B +を、そしてどちらも影響しない時は +.Ql O +を指定します。 +.Pp +アクセントキーは、次に押されたキーの振る舞いを +装飾するよう働きます。 +アクセントの記述は、 +前述のアクセントの名称の一つから始めます。 +次にそのアクセントの記号が、シングルクォートでくくられるか、 +10 進数または 16 進数の +.Tn ASCII +コードで指定されます。 +この記号は、アクセントキーの次にスペースキーが +押された時に生成されます。 +.Pp +アクセントキーの記述は、 +様々な記号をどのように装飾するかを、 +通常の記号と装飾された記号の対を小括弧でくくったリストによって +続けて指定します。 +どちらの記号も、シングルクォートでくくられるか、 +10 進数または 16 進数の +.Tn ASCII +コードで指定されます。 +.Pp +例として、ある +.Nm +から引用した記述を見てみます: +.Bd -literal -offset indent + 041 dgra 172 nop nop '|' '|' nop nop O + dgra '`' ( 'a' 224 ) ( 'A' 192 ) ( 'e' 232 ) ( 'E' 200 ) + ( 'i' 236 ) ( 'I' 204 ) ( 'o' 242 ) ( 'O' 210 ) + ( 'u' 249 ) ( 'U' 217 ) +.Ed +この引用部は UK キーボード上で +抑音記号キーとして振る舞う +バックティックキーを設定しています。 +バックティックキーの後にスペースキーを押すと +バックティックを生成し、 +バックティックの後に母音を押すと +抑音記号付きの母音に対応する +ISO-8859-1 の記号を生成します。 +.Sh 関連ファイル +.Bl -tag -width /usr/share/syscons/keymaps/* -compact +.It Pa /usr/share/syscons/keymaps/* +標準キーボードマップファイル +.El +.Sh 関連項目 +.Xr kbdcontrol 1 , +.Xr kbdmap 1 , +.Xr keyboard 4 , +.Xr syscons 4 , +.Xr ascii 7 +.Sh 歴史 +このマニュアルページは +.Fx 5.0 +で初めて登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/periodic.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/periodic.conf.5 new file mode 100644 index 0000000000..80c6e42fb0 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/periodic.conf.5 @@ -0,0 +1,553 @@ +.\"- +.\" Copyright (c) 2000 Brian Somers <brian@Awfulhak.org> +.\" All rights reserved. +.\" +.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without +.\" modification, are permitted provided that the following conditions +.\" are met: +.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. +.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the +.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. +.\" +.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND +.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE +.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE +.\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE +.\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL +.\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS +.\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) +.\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT +.\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY +.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF +.\" SUCH DAMAGE. +.\" +.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/periodic.conf.5,v 1.8.2.5 2000/09/20 20:16:44 brian Exp % +.\" +.Dd June 22, 2000 +.\" jpman %Id: periodic.conf.5,v 1.3 2000/11/11 10:39:47 mistral Stab % +.Dt PERIODIC.CONF 5 +.Os FreeBSD 5.0 +.Sh 名称 +.Nm periodic.conf +.Nd 定期実行ジョブの設定情報 +.Sh 解説 +.Nm periodic.conf +ファイルには、日次/週次/月次のシステムメンテナンスジョブを +どのように実行するかが記述されています。 +このファイルは +.Pa /etc/defaults +にあり、 +.Pa /etc +の下にある同名のファイルは部分的に優先されます。 +そしてさらに +.Pa /etc/periodic.conf.local +が優先されます。 +.Pp +.Nm +は実際にはそれぞれの定期実行スクリプトからシェルスクリプトとして +取り込まれ、単にデフォルトの設定変数を提供することを意図しています。 +.Pp +以下の変数は +.Xr periodic 8 +自身によって使用されます: +.Bl -tag -offset 4n -width 2n +.It Ar local_periodic +(文字列) 定期実行スクリプトを検索するディレクトリのリスト。 +このリストは +.Xr periodic 8 +の引数が絶対パスのディレクトリ名でなかった場合にのみ使用され、常に +.Pa /etc/periodic +が前置きされます。 +.It Ar dir Ns No _output +(パスまたはリスト) +.Ar dir +ディレクトリから起動されるスクリプトの出力をどうするか記述します。 +この変数に絶対パスが指定された場合、出力はそのファイルに行われます。 +絶対パスではなかった場合は、一つ以上のスペースで区切られた +複数のメールアドレスと解釈され、それらのユーザにメールで送られます。 +この変数が設定されてない場合や変数が空であった場合は、 +標準出力に出力されます。 +.Pp +それほど気にかけていないマシンでは +.Ar $daily_output 、 +.Ar $weekly_output +そして +.Ar $monthly_output +はそれぞれ +.Dq /var/log/daily.log , +.Dq /var/log/weekly.log +そして +.Dq /var/log/monthly.log +にしておくといいでしょう。すると +.Xr newsyslog 8 +が、(もしファイルがあれば) これらのファイルを適切な時に切替えます。 +.It Ar dir Ns No _show_success +.It Ar dir Ns No _show_info +.It Ar dir Ns No _show_badconfig +(ブール値) これらの変数は +起動されたスクリプトの戻り値に従って、 +.Xr periodic 8 +が出力を抑制するかどうかを制御します (ここで +.Ar dir +はそれぞれのスクリプトが置かれてるディレクトリ名です)。 +もしスクリプトの戻り値が +.Sq 0 +で、 +.Ar dir Ns No _show_success が +.Dq NO +に設定されていた場合、 +.Xr periodic 8 +はスクリプトの出力を抑制します。 +もしスクリプトの戻り値が +.Sq 1 +で、 +.Ar dir Ns No _show_info が +.Dq NO +に設定されていた場合、 +.Xr periodic 8 +はスクリプトの出力を抑制します。 +もしスクリプトの戻り値が +.Sq 2 +で、 +.Ar dir Ns No _show_badconfig が +.Dq NO +に設定されていた場合、 +.Xr periodic 8 +はスクリプトの出力を抑制します。 +もしこれらの変数が +.Dq YES +にも +.Dq NO +にも設定されていなかった場合は、それぞれのデフォルト値は +.Dq YES , +.Dq YES +そして +.Dq NO +です。 +.Pp +スクリプトの戻り値がどのように解釈されるかは +.Xr periodic 8 +のマニュアルページを参照して下さい。 +.El +.B Daily variables +.Pp +以下の変数は +.Pa /etc/periodic/daily +にある標準のスクリプトによって使用されます: +.Bl -tag -offset 4n -width 2n +.It Ar daily_clean_disks_enable +(ブール値) +.Ar daily_clean_disks_files +にマッチしたファイルを毎日削除したい場合 +.Dq YES +にします。 +.It Ar daily_clean_disks_files +(文字列) マッチさせるファイル名のリストを設定します。 +ワイルドカードも使用できます。 +.It Ar daily_clean_disks_days +(整数) +.Ar daily_clean_disks_enable +が +.Dq YES +の場合、何日間ファイルにアクセスや修正がなかったら +削除するかをこの変数に設定する必要もあります。 +.It Ar daily_clean_disks_verbose +(ブール値) 削除したファイル名を日次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_tmps_enable +(ブール値) 毎日一時ディレクトリをきれいにしたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_tmps_dirs +(文字列) +.Ar daily_clean_tmps_enable +が +.Dq YES +に設定されていた場合にきれいにするディレクトリ名のリストを指定します。 +.It Ar daily_clean_tmps_days +(整数) +.Ar daily_clean_tmps_enable +が設定されていた場合、何日間ファイルにアクセスや修正がなかったら +削除するかをこの変数に設定する必要もあります。 +.It Ar daily_clean_tmps_ignore +(文字列) +.Ar daily_clean_tmps_enable +が +.Dq YES +に設定されていた場合に削除させたくないファイルのリストを設定します。 +ワイルドカードも使用可能です。 +.It Ar daily_clean_tmps_verbose +(ブール値) 削除したファイル名を日次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_preserve_enable +(ブール値) +.Pa /var/preserve +から古いファイルを削除したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_preserve_days +(整数) 何日間ファイルに修正がなかったら削除するかを +この変数に設定します。 +.It Ar daily_clean_preserve_verbose +(ブール値) 削除したファイル名を日次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_msgs_enable +(ブール値) 古いシステムメッセージを削除する場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_msgs_days +(整数) 何日間ファイルに修正がなかったら削除するかを設定します。 +この変数が空白だった場合、 +.Xr msgs 1 +のデフォルト値が使われます。 +.It Ar daily_clean_rwho_enable +(ブール値) +.Pa /var/who +の下の古いファイルを削除したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_rwho_days +(整数) 何日間ファイルに修正がなかったら削除するかを設定します。 +.It Ar daily_clean_rwho_verbose +(ブール値) 削除したファイル名を日次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_hoststat_enable +(ブール値) +.Pa /var/spool/.hoststat +の下の古いファイルを削除したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_clean_hoststat_days +(整数) 何日間ファイルに修正がなかったら削除するかを設定します。 +.It Ar daily_clean_hoststat_verbose +(ブール値) 削除したファイル名を日次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_backup_passwd_enable +(ブール値) +.Pa /etc/master.passwd +ファイルと +.Pa /etc/group +ファイルのバックアップをとりリポートを出力させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +リポートは、両ファイルに対する修正点と +.Pa group +ファイルに +.Xr chkgrp 8 +をかけた結果を出力します。 +.It Ar daily_backup_aliases_enable +(ブール値) +.Pa /etc/mail/aliases +ファイルのバックアップをとり修正点を日次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_backup_distfile_enable +(ブール値) +.Pa /etc/Distfile +ファイルのバックアップをとり修正点を日次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_calendar_enable +(ブール値) 毎日 +.Ic calendar -a +を行いたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_accounting_enable +(ブール値) 毎日アカウンティングファイルを +切り替えたい場合 +.Dq YES +にします。 +.Xr rc.conf 5 +の中の +.Ar accounting_enable +が有効になっていない場合は切り替える必要はありません。 +.It Ar daily_accounting_compress +(ブール値) 一日分のアカウンティングファイルを +.Xr gzip 1 +を使用して圧縮したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_distfile_enable +(ブール値) 毎日 +.Xr rdist 1 +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。その場合 +.Pa /etc/Distfile +も存在していなければなりません。 +.It Pa daily_news_expire_enable +(ブール値) +.Pa /etc/news.expire +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Pa daily_uuclean_enable +(ブール値) +.Pa /etc/uuclean.daily +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_disks_enable +(ブール値) +.Po +.Ar daily_status_disks_df_flags +を引数に指定して +.Pc +.Xr df 1 +を実行し、また +.\" 原文の dump W は誤りと思われる [man-jp-reviewer 3018], docs/22267 +.Ic dump -W +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_disks_df_flags +(文字列) +.Ar daily_status_disks_enable +が +.Dq YES +の場合、 +.Xr df 1 +ユーティリティに渡す引数を設定します。 +.It Ar daily_status_uucp_enable +(ブール値) +.\" 原文の /etc/uuclean.daily は誤りと思われる [man-jp-reviewer 3018], +.\" docs/2267 +.Ic uustat -a +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_network_enable +(ブール値) +.Ic netstat -i +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_network_usedns +(ブール値) +.Xr netstat 1 +を実行する時、(DNS を参照するための) +.Fl n +オプションをつけずに実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_rwho_enable +(ブール値) +.Xr uptime 1 +を実行したい場合 (もしくは +.Pa /etc/rc.conf +の中で +.Ar rwhod_enable +を +.Dq YES +に設定していて +.Xr ruptime 1 +を実行したい場合) +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_mailq_enable +(ブール値) +.Xr mailq 1 +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_mailq_shorten +(ブール値) +.Ar daily_status_mailq_enable +を +.Dq YES +に設定していて +.Nm mailq +の出力を短くしたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_security_enable +(ブール値) +.Pa /etc/security +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_security_inline +(ブール値) +.Pa /etc/security +.\" inline -> その場 +をその場で実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +そうでない場合はバックグランドジョブとして実行され、 +出力は +.An root +へメールとして送られます。 +.It Ar daily_status_security_noamd +(ブール値) +前日のファイルシステムのマウント状況と比較する時に +.Xr amd 8 +によるマウントを無視したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_security_nomfs +(ブール値) +前日のファイルシステムのマウント状況と比較する時に +.Xr mfs 8 +によるマウントを無視したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_mail_rejects_enable +(ブール値) +.Pa /var/log/maillog +に記録された +前日分のメール拒否を要約したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar daily_status_mail_rejects_logs +(整数) 前日分のメール拒否をチェックするべき +maillog ファイルの数を設定します。 +.It Ar daily_local +(文字列) 他のすべての日次スクリプトの後に実行する +追加スクリプトのリストを設定します。 +すべてのスクリプトは絶対パスで指定されなければなりません。 +.El +.Pp +以下の変数は +.Pa /etc/periodic/weekly +にある標準のスクリプトによって使用されます: +.Bl -tag -offset 4n -width 2n +.It Ar weekly_clean_kvmdb_enable +(ブール値) +古い +.Pa /var/db/kvm_*.db +ファイルを削除したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +現在のカーネルが使っている kvm ファイルは削除されません。 +.It Ar weekly_clean_kvmdb_days +(整数) 何日間ファイルにアクセスがなかったら +削除するかをこの変数に設定する必要があります。 +.It Ar weekly_clean_kvmdb_verbose +.\" 原文の daily は weekly の誤りと思われる [man-jp-reviewer 3018] +.\" docs/22267 +(ブール値) 削除したファイル名を週次の出力で報告させたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar weekly_uucp_enable +(ブール値) +.Pa /usr/libexec/uucp/clean.weekly +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar weekly_locate_enable +(ブール値) +.Pa /usr/libexec/locate.updatedb +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。このスクリプトは +.An nobody +ユーザとして +.Ic nice -5 +を使用して実行され、 +.Xr locate 1 +コマンドによって使われるテーブルを生成します。 +.It Ar weekly_whatis_enable +(ブール値) +.Pa /usr/libexec/makewhatis.local +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。このスクリプトは +.Xr apropos 1 +コマンドによって使われるデータベースを再生成します。 +.It Ar weekly_catman_enable +(ブール値) +.Pa /usr/libexec/catman.local +を実行したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +このスクリプトはすべての古くなったマニュアルページを処理して、 +ディスク容量を消費する代わりに +.Xr man 1 +コマンドを速くします。 +.It Ar weekly_noid_enable +(ブール値) システム上でみなしごになったファイルを +探したい場合 +.Dq YES +に設定します。 +みなしごになったファイルとは、 +無効なユーザやグループのものとなっているファイルです。 +.It Ar weekly_noid_dirs +(文字列) みなしごになったファイルを探したいディレクトリのリストを +指定します。これは通常 +.Pa / +に設定されます。 +.It Ar weekly_status_pkg_enable +(ブール値) インストールされているパッケージの中で +古くなったものを +.Xr pkg_version 1 +を使用して一覧にしたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar weekly_local +(文字列) 他のすべての週次スクリプトの後に実行する +追加スクリプトのリストを設定します。 +すべてのスクリプトは絶対パスで指定されなければなりません。 +.El +.Pp +以下の変数は +.Pa /etc/periodic/monthly +にある標準のスクリプトによって使用されます: +.Bl -tag -offset 4n -width 2n +.It Ar monthly_accounting_enable +(ブール値) +.Xr ac 8 +コマンドによってログインのアカウンティング処理を行いたい場合 +.Dq YES +に設定します。 +.It Ar monthly_local +(文字列) 他のすべての月次スクリプトの後に実行する +追加スクリプトのリストを設定します。 +すべてのスクリプトは絶対パスで指定されなければなりません。 +.El +.Sh 関連ファイル +.Bl -tag -width /etc/defaults/periodic.conf +.It Pa /etc/defaults/periodic.conf +デフォルト設定ファイルです。 +このファイルはすべてのデフォルトの変数と設定値が記述されています。 +.It Pa /etc/periodic.conf +通常、システム特有の変数を優先させるためのファイルです。 +.It Pa /etc/periodic.conf.local +さらに追加して優先させるためのファイルで、 +.Pa /etc/periodic.conf +を共有していたり、配布していたりする場合に役立ちます。 +.El +.Sh 関連項目 +.Xr apropos 1 , +.Xr calendar 1 , +.Xr df 1 , +.Xr gzip 1 , +.Xr locate 1 , +.Xr man 1 , +.Xr msgs 1 , +.Xr netstat 1 , +.Xr nice 1 , +.Xr pkg_version 1 , +.Xr rdist 1 , +.Xr rc.conf 5 , +.Xr ac 8 , +.Xr chkgrp 8 , +.Xr dump 8 , +.\" 余計な `.' を , にした docs/22658 +.Xr mfs 8 , +.Xr newsyslog 8 , +.Xr periodic 8 . +.Sh 歴史 +.Nm +ファイルは +.Fx 4.1 +で登場しました。 +.Sh 作者 +.An Brian Somers Aq brian@Awfulhak.org diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile b/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile index 539bde88ef..f57294ebc6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile @@ -18,6 +18,7 @@ MAN7 = ascii.7\ ports.7\ re_format.7\ security.7\ + style.perl.7\ symlink.7\ term.7 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/style.perl.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/style.perl.7 new file mode 100644 index 0000000000..1e92711230 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/style.perl.7 @@ -0,0 +1,242 @@ +.\" Copyright (c) 2000 Josef Karthauser <joe@FreeBSD.org> +.\" All rights reserved. +.\" +.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without +.\" modification, are permitted provided that the following conditions +.\" are met: +.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. +.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the +.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. +.\" +.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND +.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE +.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE +.\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL [your name] OR CONTRIBUTORS BE LIABLE +.\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL +.\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS +.\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) +.\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT +.\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY +.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF +.\" SUCH DAMAGE. +.\" +.\" %FreeBSD: src/share/man/man7/style.perl.7,v 1.12 2000/10/19 18:18:35 joe Exp % +.\" jpman %Id: style.perl.7,v 1.2 2000/11/11 10:39:45 mistral Chk % +.\" +.Dd October 16, 2000 +.Dt STYLE.PERL 7 +.Os FreeBSD +.Sh 名称 +.Nm style.perl 7 +.Nd "FreeBSD Perl ソースファイルのスタイルガイド" +.Sh 解説 +このファイルは +.Tn FreeBSD +ソースツリーの perl スクリプトに好ましいスタイルを明記しています。 +.Bd -literal -offset 0i + # + # Perl のためのスタイルガイドです。 + # カーネルのスタイルガイドに基づいています。 + # + + # + # とても重要な 1 行のコメントはこのようにします。 + # + + # 殆どの 1 行のコメントはこのようにします。 + + # 複数行にわたるコメントはこのようにします。実際の文章を書きます。実際の + # 段落に見えるように埋めていきます。 +.Ed +.Pp +全てのスクリプトにはスクリプトの先頭に著作権ブロックと、 +そのスクリプトが何をするものなのかを記述したコメントブロックを置くべきです。 +.Bd -literal -offset 0i + #!/usr/bin/perl -w + + # 著作権 + # ブロック + + # このスクリプトは標準入力から古いカーネル設定ファイルを読み込み、 + # 標準出力に新しい形式のヒントファイルを出力します。 +.Ed +全てのスクリプトは +.Fa strict +モジュールを使用して警告なしに動作しなければいけません。例えば: +.Bd -literal -offset 0i + #!/usr/bin/perl -w + + # 著作権、スクリプトの内容記述、その他 + + use strict; + ... +.Ed +.Pp +可能な場所ではスクリプトを taint (汚染) モードにして +動作させてください。このことは +.Xr perlsec 1 +で文書化されています。 +.Bd -literal -offset 0i + #!/usr/bin/perl -wT +.Ed +.Pp +メインプログラムは MAIN: とラベルされたブロックに置くべきです。 +これにより大きな perl スクリプトで開始点を識別するのが容易になり、 +またメインプログラムだけで使用される変数に対してスコープを与えます。 +.Bd -literal -offset 0i + MAIN:{ + print(foo("/usr/bin/man", "7", "style.perl")); + exit(0); + } +.Ed +.Pp +全てのサブルーチンは +.Xr perlsub 1 +で定義されているようなプロトタイプ引数を使用して定義するべきです。 +.Bd -literal -offset 0i + sub foo($@) { + my $cmd = shift; + my @args = @_; + } +.Ed +.Pp +全ての変数は使用する前に定義するべきです; これは +.Fa use strict +下で利用する場合は強制されます。 +.Pp +ローカル変数のスコープの定義には +.Fa local +.Va $variable +ではなく +.Fa my +.Va $variable +を用いるべきです。 +.Fa local +宣言はそれが必要とされる場面にのみ使用し、デフォルトでは使用しないべきです。 +たくさんの perl4 スクリプトは +.Fa my +定義が perl5 以前には存在しなかったという理由で +.Fa local +を使用しています。 +.Pp +多くの場合グローバル変数はコードの先頭で +.Fa vars +定義ブロックを使用して定義するべきです: +.Bd -literal -offset 0i + use vars qw($globalscalar @globalarray %globalhash); +.Ed +.Pp +場合によってはスクリプトの先頭で +.Fa vars +宣言ではなく +.Fa my +文を用いるのが適していることもあります。 +.Pp +全ての変数にはコメントをつけるべきです。 +.Bd -literal -offset 0i + sub foo($@) { + my $cmd = shift; # 実行するコマンド + my @args = @_; # $cmd への引数 + } +.Ed +.Pp +ローカル変数は空行によって関数の引数と分離するべきです: +.Bd -literal -offset 0i + sub foo($@) { + my $cmd = shift; # 実行するコマンド + my @args = @_; # command への引数 + + my $pid; # 子の PID + local *PIPE; # パイプ + my $output; # コマンドからの出力 + } +.Ed +.Pp +可能な時にはいつでも、 +コードはコードチェッカ +.Nm perl +.Ar -wc +.Ar script.pl +または +.Nm perl +.Ar -wcT +.Ar script.pl +を通過させてください。また警告が生成されてはいけません。 +.Pp +インデントは 8 文字のタブです。 +第 2 レベルのインデントは 4 文字のスペースです。 +.Bd -literal -offset 0i + while (cnt < 20) { + z = a + really + long + statement + that + needs + + two lines + gets + indented + four + spaces + + on + the + second + and + subsequent + lines. + } +.Ed +.Pp +空白文字を行末に追加してはいけません。 +また、インデントを形成するためには、タブとその後にスペースのみを使用します。 +タブが生み出す以上のスペースや、タブの前のスペースは使用しません。 +.Pp +ブレースの開始は制御行の最後に置かれます。 +else と elsif は直前の if または elsif ブロックの終了ブレースと +同じ行に置かれます: +.Bd -literal -offset 0i + sub foo($@) { + my $cmd = shift; # 実行するコマンド + my @args = @_; # コマンドへの引数 + + my $pid; # 子の PID + local *PIPE; # パイプ + my $output; # コマンドからの出力 + + unless (defined($pid = open(PIPE, "-|"))) { + die("open(): $!\\n"); + } elsif ($pid == 0) { + exec($cmd, @args); + die("exec(): $!\\n"); + } + $output = ""; + while (<PIPE>) { + $output .= $_; + } + waitpid($pid, 0); + if ($? & 0xff) { + die("$cmd caught a signal " . ($? & 0x7f) . "\\n"); + } elsif ($?) { + die("$cmd returned exit code " . ($? >> 8) . "\\n"); + } + return $output; + } +.Ed +.Pp +可能な場所ではスクリプトは標準モジュールを使用し、 +コードをその場に展開してはいけません。 +このことを促進するために CPAN モジュールを基本システム +に取り込むことが適している場合があるかもしれません。 +.Pp +.Fa chop +ではなく +.Fa chomp +を使用すべき場所ではそのようにしてください。 +.Pp +可読性が増す場合には +.Fa if (! ... ) +ではなく +.Fa unless +を使用してください。 +.Pp +このガイドに矛盾しない範囲で +.Xr perlstyle 1 +を読んで Larry Wall の推奨スタイルを採用してください。 +.Sh 関連項目 +.Xr perlsec 1 , +.Xr perlstyle 1 , +.Xr style 9 +.Sh 歴史 +このマニュアルページは +.Tn FreeBSD +の +.Xr style 9 +マニュアルページに大きく基づいています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile b/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile index 1ed0294e73..faeb50659f 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile @@ -74,6 +74,7 @@ MAN8 = IPXrouted.8\ init.8\ intro.8\ iostat.8\ + ip6fw.8\ ipf.8\ ipfstat.8\ ipfw.8\ @@ -119,6 +120,7 @@ MAN8 = IPXrouted.8\ mk-amd-map.8\ mknetid.8\ mknod.8\ + mld6query.8\ mlxcontrol.8\ mount.8\ mount_cd9660.8\ diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ip6fw.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ip6fw.8 new file mode 100644 index 0000000000..69c9666bc3 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ip6fw.8 @@ -0,0 +1,531 @@ +.\" +.\" %FreeBSD: src/sbin/ip6fw/ip6fw.8,v 1.3.2.1 2000/05/04 17:35:17 phantom Exp % +.\" +.\" jpman %Id: ip6fw.8,v 1.3 2000/11/11 03:53:49 horikawa Stab % +.\" WORD: modifier 修飾子 +.\" WORD: fragmented packet フラグメントパケット +.\" WORD: encapsulating security payload 暗号ペイロード [IPv6] +.\" WORD: no next header 次ヘッダなし [IPv6] +.\" WORD: fine points 微調整 +.Dd March 13, 2000 +.Dt IP6FW 8 +.Os FreeBSD +.Sh 名称 +.Nm ip6fw +.Nd IPv6 ファイアフォール用制御ユーティリティ +.Sh 書式 +.Nm +.Ar file +.Nm ip6fw +.Op Fl f | Fl q +flush +.Nm ip6fw +.Op Fl q +zero +.Op Ar number ... +.Nm ip6fw +delete +.Ar number ... +.Nm ip6fw +.Op Fl aftN +list +.Op Ar number ... +.Nm ip6fw +.Op Fl ftN +show +.Op Ar number ... +.Nm ip6fw +.Op Fl q +add +.Op Ar number +.Ar action +.Op log +.Ar proto +from +.Ar src +to +.Ar dst +.Op via Ar name | ipv6no +.Op Ar options +.Sh 解説 +書式の第 1 行目のように使用すると、 +.Ar file +が 1 行ずつ読み込まれ、 +.Nm +コマンドへの引数に適用されます。 +.Pp +.Nm +コードは、各パケットに対してマッチするものが見つかるまで +ルールリストを走査することによって動作します。 +ルールにはすべて 2 つの関連のあるカウンタがあります。 +パケットカウンタとバイトカウンタです。 +これらのカウンタはパケットがルールにマッチするときに +更新されます。 +.Pp +ルールは、 +1 から 65534 までの +.Dq 行番号 +で序列がつけられており、 +ルールを決めたり削除したりするのに使用されます。 +ルールは昇順で試され、パケットに最初にマッチしたルールが +適用されます。 +複数のルールが同じ行番号を共有できます。 +この場合、追加した順番でルールが適用されます。 +.Pp +番号をつけずにルールを足した場合、その直前のルールよりも +100 大きい番号がつけられます。 +定義されたルール番号の最大値が 65434 よりも大きい場合、 +新しく定義されるルールは、ルールの最後に追加されます。 +.Pp +delete 操作では、それが存在する場合には、 +.Ar number +を行番号にもつ最初のルールが削除されます。 +.Pp +list コマンドは、現在のルールセットを出力します。 +.Pp +show コマンドは `ip6fw -a list' と等価です。 +.Pp +zero 操作は、ルール番号 +.Ar number +に関連づけられたカウンタを 0 にします。 +.Pp +flush 操作は、すべてのルールを削除します。 +.Pp +.Sq # +で始まるコマンドおよび空白だけのコマンドはみな +無視されます。 +.Pp +次のルールは必ず存在します: +.Bd -literal -offset center +65535 deny all from any to any +.Ed +.Pp +このルールはデフォルトのポリシです。すなわち、 +何も許さないということです。ルールを設定する際に +あなたがすべき仕事は、このポリシを必要に合わせて +変更するということです。 +.Pp +次のオプションが使用できます: +.Bl -tag -width flag +.It Fl a +リスト中に、カウンタ値を表示します。 +.Dq show +コマンドを参照してください。 +.It Fl f +間違って使用すると問題をひき起こす可能性のある +コマンド (つまり、flush) の確認をとりません。 +.Ar 注意 +プロセスに端末が割り当てられていない場合は、暗黙のうちに +このオプションが指定されています。 +.It Fl q +add 操作や zero 操作、flush 操作を行っている最中に、 +そのアクションに対して何も表示しません (暗黙のうちに '-f' が指定されています)。 +これは、リモートログイン時のセッションで +スクリプト内で複数の ip6fw コマンドを実行したり +(例えば、sh /etc/rc.firewall のように)、 +たくさんの ip6fw ルールファイルを処理したりすることで +ルールを調節するときに便利です。 +通常モード (冗長) で flush 操作を行うと、メッセージが出力 +されます。ルールがすべて flush されるので、ログインセッションに +メッセージを送ることができず、ログインセッションも閉じてしまいます。 +そのため、残りのルールセットは処理されなくなってしまいます。 +復旧には、コンソールへのアクセスが必要になります。 +.It Fl t +list している最中に、最後にマッチしたときのタイムスタンプを表示します。 +.It Fl N +出力で、アドレスおよびサービス名を解決しようとします。 +.El +.Pp +.Ar アクション +は次の通りです。 +.Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 +.It Ar allow +ルールにマッチしたパケットを許可します。 +そして探索を終了します。別名は +.Ar pass , +.Ar permit , +.Ar accept +です。 +.It Ar deny +ルールにマッチしたパケットを捨てます。 +そして探索を終了します。 +.Ar drop +は +.Ar deny +の別名です。 +.It Ar reject +(非推奨です) ルールにマッチしたパケットを捨てて、 +ICMPv6 の host unreachable notice メッセージを +送ろうとします。 +そして探索を終了します。 +.It Ar unreach code +ルールにマッチしたパケットを捨てて、 +ICMPv6 の +unreachable notice メッセージをコード +.Ar code +で送ろうとします。ここで、 +.Ar code +は 0 から 255 までの番号もしくは次の別名のうちのいずれかです: +.Ar noroute , +.Ar admin , +.Ar notneighbor , +.Ar addr , +.Ar noport +。 +そして探索を終了します。 +.It Ar reset +TCP パケットのみです。 +ルールにマッチしたパケットを捨てて、 +TCP reset (RST) notice メッセージを送ろうとします。 +そして探索を終了します +.Em (まだ動作しません) +。 +.It Ar count +ルールにマッチしたすべてのパケットに対するカウンタを +更新します。 +探索は、次のルールへと継続します。 +.It Ar skipto number +.Ar number +よりも小さい番号のついたルールをスキップします。 +探索は +.Ar number +以上の番号のついたルールへと継続します。 +.El +.Pp +カーネルを +.Dv IP6FIREWALL_VERBOSE +つきでコンパイルした場合、パケットが +.Dq log +キーワードつきのルールにマッチしたときには +コンソールにメッセージが表示されます。 +カーネルを +.Dv IP6FIREWALL_VERBOSE_LIMIT +オプションつきでコンパイルした場合、 +特定のチェーンエントリに対して +このオプションで指定した数だけパケットを受け取った後は +ログを記録しません。このエントリに対するカウンタを +クリアすることでログの記録を再開できます。 +.Pp +コンソールへのロギングおよびログの制限を +.Xr sysctl 8 +インタフェースを介して動的に調整できます。 +.Pp +.Ar proto +は次の通りです。 +.Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 +.It Ar ipv6 +すべてのパケットがマッチします。 +別名 +.Ar all +は同じ効果を持ちます。 +.It Ar tcp +TCP パケットだけがマッチします。 +.It Ar udp +UDP パケットだけがマッチします。 +.It Ar ipv6-icmp +ICMPv6 パケットだけがマッチします。 +.It Ar <number|name> +指定したプロトコルだけがマッチします +(完全なリストは +.Pa /etc/protocols +を参照してください)。 +.El +.Pp +.Ar src +および +.Ar dst +は次の通りです。 +.Bl -hang -offset flag +.It Ar <address/prefixlen> +.Op Ar ports +.El +.Pp +.Em <address/prefixlen> +は次のように指定できます: +.Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 +.It Ar ipv6no +An ipv6number of the form +.Li fec0::1:2:3:4 +という形式の IPv6 ナンバ。 +.It Ar ipv6no/prefixlen +.Li fec0::1:2:3:4/112 +のような形式のプレフィックス長をもった IPv6 ナンバ。 +.El +.Pp +.Dq not +修飾子をアドレスの前につけることで、マッチの意味を反転させることができます。 +これによって、他のすべてのアドレスが代わりにマッチするようになります。 +これは、ポート番号の選択には影響ありません。 +.Pp +TCP および UDP プロトコルでは、オプションで +.Em ports +が次のように指定できます: +.Pp +.Bl -hang -offset flag +.It Ns {port|port-port} Ns Op ,port Ns Op ,... +.El +.Pp +( +.Pa /etc/services +より) サービス名を、 +数値によるポート番号の代わりに使用できます。 +範囲は最初の値としてのみ指定でき、ポートリスト長は +.Dv IP6_FW_MAX_PORTS +( +.Pa /usr/src/sys/netinet/ip6_fw.h +で指定) 個のポートまでに制限されています。 +.Pp +0 ではないオフセットを持つ (すなわち、最初のフラグメントではない) +フラグメントパケットは、1 つ以上のポートが列挙されたルールには +絶対にマッチしません。 +フラグメントパケットのマッチについての詳細は +.Ar frag +オプションを参照してください。 +.Pp +ルールは、パケットが入力されるとき、および出力されるとき、 +あるいはその両方ともであるときに適用されます。 +.Ar in +キーワードは、入力パケットにのみルールがマッチしなくては +ならないことを示すものです。 +.Ar out +キーワードは、出力パケットにのみルールがマッチしなくては +ならないことを示すものです。 +.Pp +あるインタフェースを通るパケットにマッチするためには、 +.Ar via +を使用して次のようにインタフェースを指定してください。 +.Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 +.It Ar via ifX +パケットは、インタフェース +.Ar ifX +を通らなくてはなりません。 +.It Ar via if* +パケットは、インタフェース +.Ar ifX +を通らなくてはなりません。ここで、X は任意のユニット番号です。 +.It Ar via any +パケットは、 +.Em なんらかの +インタフェースを通らなくてはなりません。 +.It Ar via ipv6no +パケットは、IPv6 アドレス +.Ar ipv6no +を持ったインタフェースを通らなくてはなりません。 +.El +.Pp +.Ar via +キーワードを使用すると、該当インタフェースは常に +チェックされるようになります。 +.Ar via +の代わりに +.Ar recv +あるいは +.Ar xmit +を使用すると、 +(それぞれ) 受信インタフェースまたは送信インタフェースだけが +チェックされます。 +両方を指定することで、受信インタフェース、送信インタフェースの +両方ともにパケットをマッチさせることができます。 +例えば、次のようにします。 +.Pp +.Dl "ip6fw add 100 deny ip from any to any out recv ed0 xmit ed1" +.Pp +.Ar recv +インタフェースは、入力パケットあるいは出力パケットのどちらかで +テストされます。これに対して、 +.Ar xmit +インタフェースは、出力パケットでしかテストされません。 +そのため、 +.Ar xmit +を使用する場合はいつでも +.Ar out +が必要です (そして、 +.Ar in +は不正です)。 +.Ar xmit +あるいは +.Ar recv +と一緒に +.Ar via +を指定するのは不正です。 +.Pp +パケットには、受信インタフェースあるいは送信インタフェースがない +かもしれません。ローカルホストから送信されたパケットには +受信インタフェースがありません。そして、ローカルホストへ向けて +送信されたパケットには送信インタフェースがありません。 +.Pp +追加の +.Ar options +は次の通りです。 +.Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 +.It frag +パケットがフラグメントであり、しかも +データグラムの最初のフラグメントでなければマッチします。 +.Ar frag +は、 +.Ar tcpflags +あるいは TCP/UDP ポートの指定と一緒には使うことができません。 +.It in +パケットが入ってこようとしている場合にマッチします。 +.It out +パケットが出ていこうとしている場合にマッチします。 +.It ipv6options Ar spec +IPv6 ヘッダに、 +.Ar spec +で指定されたコンマ区切りのオプションリストの要素が含まれて +いればマッチします。 +サポートしている IPv6 オプションは次の通りです。 +.Ar hopopt +(hop-by-hop オプションヘッダ)、 +.Ar route +(ルーティングヘッダ)、 +.Ar frag +(フラグメントヘッダ)、 +.Ar esp +(暗号ペイロード)、 +.Ar ah +(認証ヘッダ)、 +.Ar nonxt +(次ヘッダなし)、そして +.Ar opts +(デスティネーションオプションヘッダ) です。 +特定のオプションがないことは、 +.Dq ! +で表します +.Em (まだ動作していません)。 +.It established +RST あるいは ACK ビットがセットされているパケットに +マッチします。 +.It setup +SYN ビットはセットされているが ACK ビットがセットされていない +パケットにマッチします。 +.It tcpflags Ar spec +TCP ヘッダに、 +.Ar spec +で指定されたコンマ区切りのフラグリストの要素が含まれていれば +マッチします。 +サポートしている TCP フラグは以下の通りです。 +.Ar fin , +.Ar syn , +.Ar rst , +.Ar psh , +.Ar ack , +そして +.Ar urg +です。 +特定のフラグがないことは +.Dq ! +を使って表します。 +.Ar tcpflags +指定を含んだルールは、 +0 でないオフセットを持ったフラグメントパケットには +絶対にマッチしません。 +フラグメントパケットへのマッチに関する詳細は +.Ar frag +オプションを参照してください。 +.It icmptypes Ar types +ICMPv6 のタイプが +.Ar types +リスト中にあればマッチします。 +リストには、範囲と、個々のタイプをコンマで区切ったものを、 +任意に組み合わせて指定できます +.El +.Sh チェックリスト +ここには、あなたがルールをデザインする際に考慮すべき +重要なポイントをいくつか述べてあります。 +.Bl -bullet -hang -offset flag +.It +入力および出力パケットの両方をフィルタするのだということを +忘れないでください。ほとんどの接続には両方向のパケットが +必要です。 +.It +とても注意深くテストするのを忘れないでください。 +テストする際にはコンソールの近くで行うというのが良いアイデアです。 +.It +ループバックインタフェースを忘れないでください。 +.El +.Sh 微調整 +ファイアウォールが常に破棄するパケットが 1 種類あります。 +それは、フラグメントオフセット 1 を持った IPv6 フラグメントです。 +これは正しいパケットですが、使用方法は 1 つだけです。 +それは、ファイアウォールの抜け道を探そうとすることです。 +.Pp +ネットワーク越しにログインしている場合は、 +.Nm +の KLD バージョンをロードするのは、おそらく +あなたが思っているほどには簡単ではないでしょう +.Em (サポートされていません)。 +次のようなコマンド行を推奨します。 +.Bd -literal -offset center +kldload /modules/ip6fw_mod.o && \e +ip6fw add 32000 allow all from any to any +.Ed +.Pp +同様の状況で、同じ行で +.Bd -literal -offset center +ip6fw flush +.Ed +.Pp +を行うことも良くないアイデアです。 +.Sh パケット変換 +サポートされていません。 +.Sh 使用例 +このコマンドは、 +.Em hacker.evil.org +から +.Em wolf.tambov.su +の telnet ポートへの TCP パケットすべてを、このホストで +フォワードしないようにします。 +.Pp +.Dl ip6fw add deny tcp from hacker.evil.org to wolf.tambov.su 23 +.Pp +次のコマンドは、hackers ネットワーク全体から自ホストへの接続を +何であれ禁止します。 +.Pp +.Dl ip6fw addf deny all from fec0::123:45:67:0/112 to my.host.org +.Pp +これは、カウント値の記録とタイムスタンプ情報を表示するための +リストコマンドの良い使用例です。 +.Pp +.Dl ip6fw -at l +.Pp +あるいは、タイムスタンプなしの、短い形式のものは +.Pp +.Dl ip6fw -a l +です。 +.Pp +.Sh 関連ファイル +.Xr ip 4 , +.Xr ipfirewall 4 , +.Xr protocols 5 , +.Xr services 5 , +.Xr reboot 8 , +.Xr sysctl 8 , +.Xr syslogd 8 +.Sh バグ +.Pp +.Em 注意 !! 注意 !! 注意 !! 注意 !! +.Pp +このプログラムは、あなたのコンピュータをかなり使えない状態 +にしてしまう可能性があります。初めて使用する際には、 +コンピュータのコンソールで作業してください。また、 +理解していないことは何も +.Em しないでください +。 +.Pp +チェーンエントリを操作 / 追加する際には、サービス名および +プロトコル名は受け付けられません。 +.Sh 作者 +.An Ugen J. S. Antsilevich , +.An Poul-Henning Kamp , +.An Alex Nash , +.An Archie Cobbs +です。 +API は、BSDI 用に +.An Daniel Boulet +が書いたコードに基いています。 +.Sh 歴史 +.Nm +は最初に +.Fx 4.0 +で登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mld6query.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mld6query.8 new file mode 100644 index 0000000000..bddd10cfb7 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mld6query.8 @@ -0,0 +1,94 @@ +.\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project. +.\" All rights reserved. +.\" +.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without +.\" modification, are permitted provided that the following conditions +.\" are met: +.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. +.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the +.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. +.\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors +.\" may be used to endorse or promote products derived from this software +.\" without specific prior written permission. +.\" +.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND +.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE +.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE +.\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE PROJECT OR CONTRIBUTORS BE LIABLE +.\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL +.\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS +.\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) +.\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT +.\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY +.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF +.\" SUCH DAMAGE. +.\" +.\" %Id: mld6query.8,v 1.3 1999/08/20 10:00:06 itojun Exp % +.\" jpman %Id: mld6query.8,v 1.3 2000/11/05 07:40:44 horikawa Stab % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/mld6query/mld6query.8,v 1.1.1.1.2.1 2000/07/15 07:38:52 kris Exp % +.\" +.Dd May 17, 1998 +.Dt MLD6QUERY 8 +.Os KAME +.\" +.Sh 名称 +.Nm mld6query +.Nd マルチキャストリスナ問い合わせメッセージを送信する +.\" +.Sh 書式 +.Nm +.Op Fl dr +.Ar intface +.Op Ar maddr +.\" +.Sh 解説 +.Nm +は、 +.Ar maddr +が示すマルチキャストアドレスを対象とした +マルチキャストリスナ探索 (MLD) 問い合わせパケットを、 +インタフェース +.Ar intface +へ向けて送ります。 +.Ar maddr +を省略すると、 +リンクローカル全ノードマルチキャストアドレス (ff02::1) が +使用されます。 +.Pp +問い合わせを送信すると、 +.Nm +は最大 10 秒間応答を待ちます。 +応答が返ってきたら、 +.Nm +は応答とその種類を出力し、それから他の応答を待ちます。 +.Pp +このプログラムはデバッグ用にのみ提供されるものです。 +通常の使用には必要ありません。 +.Pp +.Fl d +オプションをつけると、 +.Nm +は MLD 問い合わせパケットではなく MLD 完了パケットを送信します。 +同様に +.Fl r +オプションをつけると、 +MLD レポートパケットが送信されます。 +.Fl dr +オプションはデバッグ用にだけ存在しています。 +.\" +.Sh 戻り値 +このプログラムは成功時には終了ステータス 0 で終了し、失敗時には +終了ステータスは 0 以外で終了します。 +.\" +.\" .Sh SEE ALSO +.\" +.Sh 歴史 +.Nm +コマンドは、WIDE/KAME IPv6 プロトコルスタックキットで +最初に登場しました。 +.Sh バグ +.Nm mld6query +はリンクローカルスコープにないマルチキャストアドレスのことは +考慮していません。 |