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diff --git a/documentation/manual-pages/ja/man1/calendar.1 b/documentation/manual-pages/ja/man1/calendar.1
new file mode 100644
index 0000000000..c5a7b59108
--- /dev/null
+++ b/documentation/manual-pages/ja/man1/calendar.1
@@ -0,0 +1,273 @@
+.\" Copyright (c) 1989, 1990, 1993
+.\" The Regents of the University of California. All rights reserved.
+.\"
+.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
+.\" modification, are permitted provided that the following conditions
+.\" are met:
+.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright
+.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer.
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+.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the
+.\" documentation and/or other materials provided with the distribution.
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+.\" This product includes software developed by the University of
+.\" California, Berkeley and its contributors.
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+.\" without specific prior written permission.
+.\"
+.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND
+.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE
+.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE
+.\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE
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+.\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS
+.\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION)
+.\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT
+.\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY
+.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
+.\" SUCH DAMAGE.
+.\"
+.\" @(#)calendar.1 8.1 (Berkeley) 6/29/93
+.\" %FreeBSD: src/usr.bin/calendar/calendar.1,v 1.36 2004/07/03 00:24:39 ru Exp %
+.\" $FreeBSD$
+.\"
+.Dd June 13, 2002
+.Dt CALENDAR 1
+.Os
+.Sh 名称
+.Nm calendar
+.Nd 予定表サービス
+.Sh 書式
+.Nm calendar
+.Op Fl a
+.Op Fl A Ar num
+.Op Fl B Ar num
+.Op Fl F Ar friday
+.Op Fl f Ar calendarfile
+.Oo
+.Bk -words
+.Fl t Ar dd Ns
+.Sm off
+.Op . Ar mm Op . Ar year
+.Sm on
+.Ek
+.Oc
+.Op Fl W Ar num
+.Sh 解説
+.Nm
+ユーティリティは、カレントディレクトリの
+.Pa calendar
+という名前のファイルをチェックし、今日もしくは明日の日付で始まる行を
+表示します。
+週末の前日 (通常は金曜日) には、3 日間分のイベントを表示します。
+.Pp
+オプションには以下のものがあります:
+.Bl -tag -width Ds
+.It Fl A Ar num
+今日から
+.Ar num
+日先(未来)までの行を表示します。
+.It Fl a
+全ユーザの ``calendar'' ファイルを処理し、結果をメールで各ユーザに
+送ります。このオプションを使用するためには、スーパユーザの権限が必要です。
+.It Fl B Ar num
+今日から
+.Ar num
+日前 (過去) までの行を表示します。
+.It Fl F Ar friday
+どの日が ``金曜日'' (週末が始まる前日) かを指定します 。
+デフォルトは 5 です。
+.It Fl f Pa calendarfile
+デフォルトのカレンダファイルとして
+.Pa calendarfile
+を使用します。
+.It Xo Fl t
+.Sm off
+.Ar dd
+.Op . Ar mm Op . Ar year
+.Sm on
+.Xc
+テスト専用: 指定された値に日付を設定します。
+.It Fl W Ar num
+今日から次の
+.Ar num
+日 (未来方向) は線を表示します。
+日数を数えるにあたり、週末は無視します。
+.El
+.Pp
+各国語でのカレンダを扱うには、
+カレンダファイルのできるだけ最初のほうに
+.Dq LANG=<locale_name>
+という記述を入れておきます。
+その国のカレンダでのイースター名を扱うには、
+.Dq Easter=<national_name>
+(Catholic Easter の場合)
+あるいは
+.Dq Paskha=<national_name>
+(Orthodox Easter の場合)
+という記述を入れます。
+.\" ↑ catholic easter, orthodox easter の訳がわからないのでそのままに
+.\" してあります。どなたか分かる方、修正して下さい。 (J.Sakai)
+.Pp
+各行は月や日で始まらなければなりません。
+数字による表記、文字による表記を含め、ほぼいかなる形式でも受け付けます。
+適切なロケールが設定されていれば、
+その国の月表記や曜日表記も使用できます。
+アスタリスク (``*'') 1 つは、全ての月にマッチします。
+曜日だけで月の指定のないものは、毎週のその曜日にマッチします。
+月だけの指定で日のないものは、その月の 1 日 (ついたち) にマッチします。
+.\" ↓原文と若干異なるがこの意味であっていると思う (J.Sakai)
+日の指定の後に 2 桁の数字が来た場合は、この数字が月の指定とみなされます。
+.\" 原文は "Two numbers default to the month followed by the day."
+タブではじまる行は直前に指定した日にちが指定されたことになり、
+これによって同一日のイベントを複数の行に記述することが出来ます。
+.Pp
+``Easter'' は今年のイースターであり、
+正または負の整数を後ろにつけることができます。
+.Pp
+``Paskha'' は今年の Orthodox Easter であり、
+正または負の整数を後ろにつけることができます。
+.Pp
+曜日の後ろには ``-4'' ...\& ``+5'' をつけることができます。
+これらは「最後」「第 1」「第 2」「第 3」「第 4」の別名であり、
+「4 月の最後の月曜日」といった日付が変動するイベントの記述に用いられます。
+.Pp
+慣習により、日付の後にアスタリスクが付いているイベントは
+決まった日にちではなく、その年によって日にちが変わります。
+.Pp
+イベントの内容は行の中の最初のタブ文字以降に記述します。
+行の中にタブ文字がなければイベント内容は表示されません。
+行の中の最初の文字がタブである場合、
+その行は直前の行の継続行として扱われます。
+.Pp
+``calendar'' ファイルは
+.Xr cpp 1
+によって処理されます。
+例えば、その会社の休日やミーティングの予定などの
+共有ファイルを include することができます。
+共有ファイルがフルパス名指定されない場合、
+.Xr cpp 1
+はまずカレントディレクトリ (もしくはホームディレクトリ) を参照し、
+次に
+.Pa /usr/share/calendar
+ディレクトリを参照します。
+空行や C のコメント
+.Pq Li /* ... */
+の部分は無視されます。
+.Pp
+calendar ファイルの例を示します
+(タブ文字 <tab> は強調した \fB\et\fR で示します):
+.Bd -unfilled -offset indent
+LANG=C
+Easter=Ostern
+
+#include <calendar.usholiday>
+#include <calendar.birthday>
+
+6/15\fB\et\fR6月15日 (曖昧だと、デフォルトでは 月/日になります).
+Jun. 15\fB\et\fR6月15日.
+15 June\fB\et\fR6月15日.
+Thursday\fB\et\fR毎週木曜日.
+June\fB\et\fR毎年6月1日.
+15 *\fB\et\fR毎月15日.
+
+May Sun+2\fB\et\fR5月の第2日曜日 (母の日)
+04/SunLast\fB\et\fR4月の最後の日曜日,
+\fB\et\fR欧州のサマータイム
+Easter\fB\et\fRイースター
+Ostern-2\fB\et\fRGood Friday (イースターの 2 日前)
+Paskha\fB\et\fROrthodox Easter
+
+.Ed
+.Sh 関連ファイル
+.Bl -tag -width calendar.christian -compact
+.It Pa calendar
+カレントディレクトリにあるカレンダファイル。
+.It Pa ~/.calendar
+.Pa カレンダ
+のホームディレクトリ。
+もしこのディレクトリが存在すれば、
+そこに chdir します。
+.It Pa ~/.calendar/calendar
+カレントディレクトリにカレンダファイルが存在しない場合に
+用いるカンレダファイル。
+.It Pa ~/.calendar/nomail
+このファイルが存在すればメールは送信しません。
+.El
+.Pp
+デフォルトのカレンダファイルとして、以下のものが用意されています:
+.Pp
+.Bl -tag -width calendar.southafrica -compact
+.It Pa calendar.all
+すべてのデフォルトファイルをインクルードするファイル。
+.It Pa calendar.australia
+オーストラリアの記念日。
+.It Pa calendar.birthday
+有名な人 (およびそれほど有名でない人) の誕生日や没日。
+.It Pa calendar.christian
+キリスト教の休暇。
+このカレンダは、その年に合うように、
+システム管理者が毎年更新する必要があります。
+.It Pa calendar.computer
+コンピュータ関連の人が知っておきたい記念日。
+.It Pa calendar.croatian
+クロアチアの記念日。
+.It Pa calendar.freebsd
+.Fx
+コミッタの誕生日。
+.It Pa calendar.french
+フランスの記念日。
+.It Pa calendar.german
+ドイツの記念日。
+.It Pa calendar.history
+その他いろいろ。
+主にアメリカの歴史的な記念日。
+.It Pa calendar.holiday
+その他の記念日。
+あまり知られていないものや、全く知られていないものも含まれています。
+.It Pa calendar.judaic
+ユダヤ教の休暇。
+このカレンダは、その年に合うように、
+システム管理者が毎年更新する必要があります。
+.It Pa calendar.music
+音楽関係の記念日。
+誕生日、没日。
+特にロックンロール系。
+.It Pa calendar.newzealand
+ニュージーランドの記念日。
+.It Pa calendar.russian
+ロシアのカレンダ。
+.It Pa calendar.southafrica
+南アフリカの記念日。
+.It Pa calendar.usholiday
+アメリカ合衆国の祝日。
+このカレンダは、移動する祝日がその年に正しく合うよう、
+システム管理者が毎年更新する必要があります。
+.It Pa calendar.world
+各国のカレンダファイル以外すべてをインクルード。
+.\" 日本のカレンダも標準配布されるようになれば、
+.\" 以下のような行を追加しないとね。 (J.Sakai)
+.\" .It Pa calendar.japan
+.\" 日本の暦
+.El
+.Sh 関連項目
+.Xr at 1 ,
+.Xr cpp 1 ,
+.Xr mail 1 ,
+.Xr cron 8
+.Sh 互換性
+以前の
+.Nm
+は、正しい日付であれば、行のどこにあっても認識するように
+プログラムされていましたが、本バージョンの
+.Nm
+は、行の先頭にある日付しか認識しません。
+.Sh 歴史
+.Nm
+コマンドは Version 7 AT&T UNIX から登場しました。
+.Sh バグ
+ユダヤの祝日や月齢は
+.Nm
+ユーティリティでは処理できません。