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path: root/ja/handbook/stable.sgml
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Diffstat (limited to 'ja/handbook/stable.sgml')
-rw-r--r--ja/handbook/stable.sgml107
1 files changed, 107 insertions, 0 deletions
diff --git a/ja/handbook/stable.sgml b/ja/handbook/stable.sgml
new file mode 100644
index 0000000000..273f953bc5
--- /dev/null
+++ b/ja/handbook/stable.sgml
@@ -0,0 +1,107 @@
+<!-- $Id: stable.sgml,v 1.1.1.1 1996-11-15 05:14:42 asami Exp $ -->
+<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
+<!-- Original revision: 1.6 -->
+
+<chapt><heading>FreeBSD の安定状態の持続<label id="stable"></heading>
+
+<p><em>原作: &a.jkh;.</em>
+<p><em>訳: &a.iwasaki;.</em>
+
+<!--
+
+ THE FREEBSD STABLE POLICY
+
+Last updated: $Date: 1996-11-15 05:14:42 $
+
+This document attempts to explain the rationale behind
+FreeBSD-stable, what you should expect should you decide to run it,
+and states some prerequisites for making sure the process goes as
+smoothly as possible.
+-->
+
+<sect><heading>FreeBSD-stable ってなに?</heading>
+
+<p>FreeBSD-stable は, 次の本流のリリースを目指した新機能をあまり採り入
+れない保守的な変更のための開発の支流です. 実験的またはテスト未完の変更
+はこの支流には取り入れられません (<ref id="current" name="最新の
+FreeBSD を追いかける"> 参照).
+
+<sect><heading>誰が FreeBSD-stable を必要としているの?</heading>
+
+<p>もしあなたが仕事で使用しているとか, なによりも FreeBSD システムの安
+定性を最重要視するなら, <em>stable</em> を追いかけることを考えるべきで
+しょう. <em>stable</em>の支流は前のリリースに関して効果的にバグフィッ
+クスされた流れであるため, 最新のリリース (<htmlurl
+url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/2.1.5-RELEASE"
+name="2.1.5-RELEASE"> 執筆時点) をインストールしているのであれば, 特に
+そうです.
+
+<p><em>stable</em> ツリーが常に完全に互換性があり安定するように努力し
+ていますが, たまに間違いがあることに注意してください (結局, 内容が吟味
+されずに素早く送られた変更を含むソースがまだあるのです). また,
+<em>current</em> を <em>stable</em> へ移行する前に完璧なテストフィック
+スに最善を尽くしますが, 私たちのテストはすべてのケースを十分に網羅して
+いるとは限りません. もし何か <em>stable</em> で不具合があるようでした
+ら, 私たちに<em>すぐに</em>教えてください (次の節参照).
+
+<sect><heading>FreeBSD-stable を使う</heading>
+
+ <p><enum><item> &a.stable へ加わってください. このメーリングリスト
+ では, <em>stable</em> の構築に関連する事柄や, その他の注意すべき点
+ に関する情報が流れています. また開発者は議論の余地がある修正や変更
+ を考えている場合に, このメーリングリストで公表し, 提案された変更に
+ 関して問題が生じるかどうかを返答する機会をユーザに与えます.
+
+ メーリングリストに参加するには, &a.majordomo へメッセージの本文に
+ 次のように書いたメールを送ってください:
+<verb>
+ subscribe freebsd-stable
+</verb>
+ オプションとして本文に `help' と書けば, Majordomo は私たちがサポー
+ トする様々なメーリングリストに参加 / 脱退する方法に関する詳しいヘ
+ ルプを送付します.
+
+ <item> ftp.FreeBSD.ORG からのソースの入手. 以下の 3つの方法で
+ おこなうことができます :
+
+ <enum>
+ <item> <ref id="ctm" name="CTM"> 機能を使用する. 転送レートが
+ 安定している TCP/IP 接続でない場合は, この方法が適して
+ います.
+
+ <item> CMUの<ref id="sup" name="sup"> プログラム (ソフトウェア
+ 更新プロトコル) を使用する. 一度コレクション全体を入手
+ してしまえば, 前回からの変更部分だけですむので, 2番目に
+ 推奨される方法です. 多くの人が cron から sup を実行し,
+ 自動的にソースコードを最新の状態に保っています.
+
+ <item> ftp を使用する. FreeBSD-stable 用のソースツリーは
+ 常に次のところで「公開」されています :
+ <htmlurl url="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable"
+ name="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable">
+
+ <p>私たちはまた, tar/compress でツリー全体を入手できる
+ `wu-ftpd' を使用しています. 例えば :
+<verb>
+ usr.bin/lex
+</verb>
+ に対して:
+<verb>
+ ftp> cd usr.bin
+ ftp> get lex.tar.Z
+</verb>
+ とすることにより, ディレクトリ全体を compress された tar
+ ファイルとして入手することができます.
+ </enum>
+
+ <item> 基本的には, ソースに迅速でオンデマンドなアクセスが必要で,
+ 接続のバンド幅が問題でなければ, sup か ftp を使いましょう. そうで
+ ない場合は CTM を使いましょう.
+
+ <item> stable をコンパイルする前に, /usr/src にある Makefile をよ
+ く読んでください. 少なくとも一回はアップグレードの処理の一部として
+ 最初に `make world' を実行するべきでしょう. &a.stable を読めば, 次
+ のリリースに移行するに当たって時々必要となる既存システムからの新シ
+ ステムの構築手順についての最新情報が得られるでしょう.
+
+</enum>