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-rw-r--r--ja_JP.eucJP/man/man4/stl.4321
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deleted file mode 100644
index 8df8ea6b38..0000000000
--- a/ja_JP.eucJP/man/man4/stl.4
+++ /dev/null
@@ -1,321 +0,0 @@
-.\" Copyright (c) 1996 Greg Ungerer (gerg@stallion.oz.au).
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-.\"
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-.\" SUCH DAMAGE.
-.\"
-.\" $FreeBSD$
-.Dd December 2, 1996
-.Os FreeBSD
-.Dt STL 4 i386
-.Sh 名称
-.Nm stl ,
-.Nm stli
-.Nd "Stallion Technologies 社製のマルチポートシリアルコントローラ用のドライバ"
-.Sh 書式
-.Cd "stl0 at isa? port <addr> tty irq <irq>"
-.Cd "stli0 at isa? port <io-addr> tty iomem <mem-addr> iosiz <size> flags <type> "
-.Cd "stli0 at eisa? port <io-addr> tty iomem <mem-addr> iosiz <size> flags <type> "
-.Sh 解説
-これは、Stallion Technologies 社製のマルチポートシリアルコントローラ用の
-カーネルドライバです。
-ドライバは 2 種類あり、それぞれ異なる種類のボードに対応しています。
-.Nm stl
-ドライバは EasyIO ボードと EasyConnection 8/32 ボードに対応しており、
-.Nm stli
-ドライバは他の全ての種類のボードに対応しています。これには
-ONboard, Brumby, EasyConnection 8/64 が含まれます。
-.Sh 設定
-システムにインストールされているそれぞれのボードについて、
-カーネルの設定ファイルにエントリが必要です。
-ボードの種類が異なると、それぞれに対して必要なオプションやパラメータも
-少しずつ異なります。
-ボードの種類によって、
-.Nm stl
-ドライバか
-.Nm stli
-ドライバのいずれかが使われます。
-.Nm stl
-ドライバと
-.Nm stli
-ドライバは 8 枚までのボードに対応できます。
-.Pp
-ハードウェアの設定 (ディップスイッチ、ジャンパ等) はボードごとに
-異なります。
-ハードウェアの細かい設定については、ボードに付属している文書を
-ご覧ください。
-あるいは、Stallion Technologies 社の WWW サイト (http://www.stallion.com)
-からもボードに関する文書を入手できます。
-.Pp
-EasyIO 系と EasyConnection 8/32 系のボードでは
-.Nm stl
-ドライバを使います。
-.Nm stl
-ドライバ用の ISA ボード設定エントリは、一般的に以下の形式です:
-.Pp
-.Cd "stlX at isa? port <io-addr> tty irq <irq>"
-.Pp
-.Ar X
-はボードに割り当てられているユニット番号です。
-0 から 7 までの任意のユニークな番号が有効です。
-.Pp
-ボードが使用する I/O アドレスは
-.Ar <io-addr>
-で指定します。
-EasyIO ボードと EasyConnection 8/32-AT ボードはそれぞれ 0 から 0x400
-の範囲の I/O アドレスを使用できます。
-.Pp
-全ての EasyIO ボードと EasyConnection 8/32 ボードは割り込みを必要とし、
-この割り込みは
-.Ar <irq>
-で指定します。
-ISA ボードで有効な IRQ 値は 3, 4, 5, 7, 10, 11, 12, 15 です。
-EasyIO-8M を除く全てのボードでは、割り込みはソフトウェア的に
-プログラムされています。
-.Pp
-EasyConnection 8/32-AT ボードはセカンダリの I/O アドレス領域も使います。
-このアドレス値は、ドライバのコード内で 0x280 に決め打ちされています。
-全ての EasyConnection 8/32-AT ボードは同じセカンダリ I/O アドレス領域
-を共有できます。
-.Pp
-EasyConnection 8/32 PCI ボードは、起動時にシステムが自動的に検出します。
-これらのボードに対しては、設定情報を予め与えておく必要はありません。
-起動中には、
-.Nm stl
-ドライバは EasyConnection 8/32 PCI ボードを検出したことと、このカード
-に関するいくつかの情報を示すメッセージを出力します。
-.Pp
-以下では、
-.Nm stl
-ドライバがサポートしている ISA ボードのそれぞれに対する設定エントリの
-例をいくつか示します。
-それぞれの設定例においては、各種類のボードに関する重要な詳細情報も
-いくつか述べます。
-.Pp
-それぞれの EasyIO ボードは 8 バイトの I/O アドレス空間と 1 つの IRQ 線
-を必要とします。
-EasyIO ボード用の設定エントリは以下のようになるでしょう:
-.Pp
-.Cd "stl0 at isa? port 0x2a8 tty irq 15"
-.Pp
-このエントリは、I/O アドレスが 0x2a8 にあり、IRQ 15 を使っている
-EasyIO ボードを指定します。
-I/O アドレスと IRQ 値は必要に応じて変更できます。
-.Pp
-それぞれの EasyConnection 8/32-AT ボードは 2 組の I/O アドレスと
-1 つの IRQ 線を必要とします。
-プライマリの I/O アドレス領域は、大きさが 2 バイトで、かつシステム上に
-あるそれぞれの EasyConnection 8/32-AT ボードについてユニークでなければ
-なりません。
-セカンダリの I/O アドレス領域は、大きさは 32 バイトですが、複数の
-EasyConnection 8/32-AT ボードで共有できます。
-このセカンダリの I/O アドレスは、ドライバのコード中で 0x280 に
-設定されています。
-設定エントリは以下のようになります:
-.Pp
-.Cd "stl0 at isa? port 0x2a0 irq 10 tty"
-.Pp
-この設定は、プライマリの I/O アドレスが 0x2a0, セカンダリの I/O アドレス
-が 0x280, IRQ が 10 である EasyConnection 8/32-AT を指定します。
-.Pp
-ONboard, Brumby, EasyConnection 8/64 系のボードでは
-.Nm stli
-ドライバを使います。
-.Nm stli
-ドライバはこれらの系列のカードの ISA 版と EISA 版に対応しています。
-.Pp
-.Nm stli
-ドライバ用の ISA ボード設定エントリは、一般的に以下の形式となります:
-.Pp
-.Cd "stliX at isa? port <io-addr> tty iomem <mem-addr> iosiz <size> flags <type>"
-.Pp
-.Ar X
-はボードに割り当てられたユニット番号です。
-0 から 7 までの任意のユニークな番号が有効です。
-.Pp
-ボードが使う I/O アドレスは
-.Ar <io-addr>
-で指定します。
-サポートされているボードであっても、有効な I/O アドレスの制限は
-ボードの種類ごとにそれぞれ異なり、必要とされる I/O 空間の大きさも
-異なります。
-.Pp
-.Nm stli
-を用いる全てのボードは、操作できる共有メモリ領域を必要とします。
-ボードの種類によって、必要な領域の大きさは 4k バイトから 64k バイトま
-で変わります。ボードの領域の大きさは設定エントリの
-.Ar <size>
-フィールドで指定し、この領域のアドレスは
-.Ar <mem-addr>
-フィールドで指定します。
-.Pp
-flags フィールドは、このエントリが適用される特定のボードを指定します。
-ドライバは必ずしも全ての種類のボードを実行時に識別するわけではないので、
-ドライバはこのフィールドを必要とします。
-有効なボードの種類を以下に示します:
-.Bd -literal -offset indent
-ボード名 種類 I/O サイズ
-
-Brumby 2 0x4000
-ONboard 4 0x10000
-ONboard/E 7 0x10000
-EasyConnection 8/64-AT 23 0x1000
-EasyConnection 8/64-EISA 24 0x10000
-.Ed
-.Pp
-.Nm stli
-ドライバがサポートしているそれぞれのボードについて、設定例を以下にいく
-つか示します。それぞれの設定例では、各種類のボードに関する重要
-な詳細情報もいくつか述べます。
-.Pp
-EasyConnection 8/64-AT ボードは、4 バイトの I/O アドレス空間と
-4k バイトのメモリ空間を必要とします。
-設定エントリは以下のようになります:
-.Pp
-.Cd "stli0 at isa? port 0x2a0 tty iomem 0xcc000 iosiz 0x1000 flags 23"
-.Pp
-このエントリの flags フィールドでは、これが EasyConnection 8/64-AT ボード
-であることを指定しています。
-I/O アドレスは 0x2a0 に設定され、メモリアドレスは 0xcc000 に設定されます。
-.Ar iosiz
-パラメータは、メモリ領域のサイズとして 4k バイトを指定しています。
-.Pp
-EasyConnection 8/64-EISA ボードは、メモリ空間に 64k バイトの領域を
-必要とします。
-この領域は 32 ビットメモリアドレス空間のどこに置いても構いません。
-設定エントリは以下のようになります:
-.Pp
-.Cd "stli0 at eisa? port 0x2000 tty iomem 0x80000000 iosiz 0x10000 flags 24"
-.Pp
-flags フィールドは、これが EasyConnection 8/64-EISA ボードであることを
-示すために用います。
-I/O (ポート) アドレス資源は、ボードが挿さっている EISA スロットから得ま
-す。
-各 EISA スロットには、システムのハードウェアから I/O アドレス空間の
-一部が割り当てられます。
-このアドレスは 0xX0000 となります(X はスロット番号)。
-例で取り上げているボードはメモリアドレス 0x80000000 にあります。これは
-2G バイトを表します。
-.Ar iosiz
-パラメータはメモリ領域の大きさを指定します。この例では 64k バイトです。
-.Pp
-それぞれの ONboard ISA ボードは 16 バイトの I/O 空間と、
-メモリアドレス空間上の64k バイトの領域を必要とします。
-ONboard の有効な I/O アドレスは 0x200 から 0x300 の範囲内です。
-ONboard ISA の設定エントリは以下のようになります:
-.Pp
-.Cd "stli0 at isa? port 0x240 tty iomem 0xd0000 iosiz 0x10000 flags 4"
-.Pp
-このエントリでは、flags を 4 に設定することによって ONboard ISA を指定
-しています。
-このエントリでは I/O アドレス 0x240 と、メモリアドレス 0xd0000 の 64k
-バイトの領域を使っています。
-.Pp
-各 ONboard/E ボードは 64k バイトのメモリ領域を必要とし、これは
-32 ビットアドレス空間 (0 から 4G バイトまで) 上のどこでも構いません。
-設定エントリは以下のようになります:
-.Pp
-.Cd "stli0 at eisa? port 0x3000 tty iomem 0xc0000000 iosiz 0x10000 flags 7"
-.Pp
-.\" 'example' が抜けてません?
-この例は、0xc0000000 (3G バイト) を共有メモリアドレスに使い、
-スロット 3 にある ONboard/E を指定しています。
-.Pp
-Brumby ボードは 1 枚につき 16 バイトの I/O アドレス空間と
-共有メモリ空間の 4k バイトの領域を必要とします。
-Brumby の有効な I/O アドレスの範囲は 0x300 から 0x400 までです。
-Brumby の共有メモリ領域は、メモリアドレス空間の 0xc0000 から
-0xdc000 の領域でなければなりません。
-Brumby の設定エントリは以下のようになるでしょう:
-.Pp
-.Cd "stli0 at isa? port 0x360 tty iomem 0xc8000 iosiz 0x4000 flags 2"
-.Pp
-このエントリは、I/O アドレス 0x360 にあり、アドレス 0xc8000 にある
-共有メモリ領域を使っている Brumby ボードを指定しています。
-.Sh 注
-ポートに対するデバイスノードを作成する際には、正しいデバイス名である
-.Nm stl
-または
-.Nm stli
-を必ず使ってください。
-それぞれのドライバには別のメジャー番号が割り当てられています。
-したがって、たとえポートのデバイス名がそれぞれのドライバについて
-同じであっても、デバイスノードのメジャー番号は異なります。
-デバイスを作成するには
-.Xr MAKEDEV 8
-スクリプトを使ってください。
-.Nm stl
-ドライバに対しては ttyE と cue タグを使い、
-.Nm stli
-ドライバに対しては ttyEi と cuei タグを使ってください。
-.Pp
-インテリジェントなタイプのボード(ONboard, Brumby, EasyConnection 8/64)
-は、ファームウェアをダウンロードしなければポートが操作可能になりません。
-これは
-.Nm stlload
-コマンドを使って行うことができます。
-詳しい使い方についてはマニュアルページを参照してください。
-.Sh 関連ファイル
-.Bl -tag -width "/dev/staliomem?" -compact
-.It Pa /dev/ttyE?
-標準の着呼デバイス
-.It Pa /dev/ttyiE?
-初期状態の着呼デバイス
-.It Pa /dev/ttylE?
-ロック状態の着呼デバイス
-.It Pa /dev/cue?
-標準の発呼デバイス
-.It Pa /dev/cuie?
-初期状態の発呼デバイス
-.It Pa /dev/cule?
-ロック状態の発呼デバイス
-.It Pa /dev/staliomem?
-ボード制御デバイス
-.El
-.sp
-ポート番号はボード 0 のポート 0 の 0 から始まる点に注意してください。
-それぞれのボードには 64 個のポートスロットが割り当てられています。
-したがって、2 番目のボードのポート番号は 64 から 127 までです。
-デバイスを作成するには
-.Xr MAKEDEV 8
-スクリプトを使ってください。
-.Nm stl
-ドライバに対しては ttyE と cue タグを使い、
-.Nm stli
-ドライバに対しては ttyEi と cuei タグを使ってください。
-.Sh 関連項目
-.Xr stty 1 ,
-.Xr termios 4 ,
-.Xr tty 4 ,
-.Xr comcontrol 8 ,
-.Xr MAKEDEV 8 ,
-.Xr stlload 8 ,
-.Xr stlstats 8
-.Sh 歴史
-このドライバを最初に開発したのは
-.An Greg Ungerer Aq gerg@stallion.com
-です。