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diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/ipsend.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/ipsend.5 deleted file mode 100644 index a577a3eec3..0000000000 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/ipsend.5 +++ /dev/null @@ -1,416 +0,0 @@ -.TH IPSEND 5 -.\" jpman %Id: ipsend.5,v 1.3 1998/10/12 11:28:51 horikawa Stab % -.\" -.\" WORD: source 始点[IP] -.\" WORD: destination 終点[IP] -.\" WORD: route 経路[IP] -.\" -.SH 名称 -ipsend \- IP パケット記述言語 -.SH 解説 -\fBipsend\fP プログラムは、\fB-L\fP オプションが付くと、以下の文法に -適合するテキストファイルを入力として期待します。この文法の目的は、 -IP パケットを任意の方法でカプセル化可能とする限り、 -任意の方法で IP パケットを指定することにあります。 -.SH 文法 -.LP -.nf -line ::= iface | arp | send | defrouter | ipv4line . - -iface ::= ifhdr "{" ifaceopts "}" ";" . -ifhdr ::= "interface" | "iface" . -ifaceopts ::= "ifname" name | "mtu" mtu | "v4addr" ipaddr | - "eaddr" eaddr . - -send ::= "send" ";" | "send" "{" sendbodyopts "}" ";" . -sendbodyopts ::= sendbody [ sendbodyopts ] . -sendbody ::= "ifname" name | "via" ipaddr . - -defrouter ::= "router" ipaddr . - -arp ::= "arp" "{" arpbodyopts "}" ";" . -arpbodyopts ::= arpbody [ arpbodyopts ] . -arpbody ::= "v4addr" ipaddr | "eaddr" eaddr . - -bodyline ::= ipv4line | tcpline | udpline | icmpline | dataline . - -ipv4line ::= "ipv4" "{" ipv4bodyopts "}" ";" . -ipv4bodyopts ::= ipv4body [ ipv4bodyopts ] | bodyline . -ipv4body ::= "proto" protocol | "src" ipaddr | "dst" ipaddr | - "off" number | "v" number | "hl" number| "id" number | - "ttl" number | "tos" number | "sum" number | "len" number | - "opt" "{" ipv4optlist "}" ";" . -ipv4optlist ::= ipv4option [ ipv4optlist ] . -ipv4optlist = "nop" | "rr" | "zsu" | "mtup" | "mtur" | "encode" | "ts" | - "tr" | "sec" | "lsrr" | "e-sec" | "cipso" | "satid" | - "ssrr" | "addext" | "visa" | "imitd" | "eip" | "finn" | - "secclass" ipv4secclass. -ipv4secclass := "unclass" | "confid" | "reserv-1" | "reserv-2" | - "reserv-3" | "reserv-4" | "secret" | "topsecret" . - -tcpline ::= "tcp" "{" tcpbodyopts "}" ";" . -tcpbodyopts ::= tcpbody [ tcpbodyopts ] | bodyline . -tcpbody ::= "sport" port | "dport" port | "seq" number | "ack" number | - "off" number | "urp" number | "win" number | "sum" number | - "flags" tcpflags | data . - -udpline ::= "udp" "{" udpbodyopts "}" ";" . -udpbodyopts ::= udpbody [ udpbodyopts ] | bodyline . -udpbody ::= "sport" port | "dport" port | "len" number | "sum" number | - data . - -icmpline ::= "icmp" "{" icmpbodyopts "}" ";" . -icmpbodyopts ::= icmpbody [ icmpbodyopts ] | bodyline . -icmpbody ::= "type" icmptype [ "code" icmpcode ] . -icmptype ::= "echorep" | "echorep" "{" echoopts "}" ";" | "unreach" | - "unreach" "{" unreachtype "}" ";" | "squench" | "redir" | - "redir" "{" redirtype "}" ";" | "echo" "{" echoopts "}" ";" | - "echo" | "routerad" | "routersol" | "timex" | - "timex" "{" timextype "}" ";" | "paramprob" | - "paramprob" "{" parapptype "}" ";" | "timest" | "timestrep" | - "inforeq" | "inforep" | "maskreq" | "maskrep" . - -echoopts ::= echoopts [ icmpechoopts ] . -unreachtype ::= "net-unr" | "host-unr" | "proto-unr" | "port-unr" | - "needfrag" | "srcfail" | "net-unk" | "host-unk" | "isolate" | - "net-prohib" | "host-prohib" | "net-tos" | "host-tos" | - "filter-prohib" | "host-preced" | "cutoff-preced" . -redirtype ::= "net-redir" | "host-redir" | "tos-net-redir" | - "tos-host-redir" . -timextype ::= "intrans" | "reass" . -paramptype ::= "optabsent" . - -data ::= "data" "{" databodyopts "}" ";" . -databodyopts ::= "len" number | "value" string | "file" filename . - -icmpechoopts ::= "icmpseq" number | "icmpid" number . -.fi -.SH コマンド -.PP -パケットの送信や、パケットの定義の前に、 -送信する際に用いるインタフェースを記述する必要があります。 -.TP -.B interface -これは、ネットワークインタフェースを記述するために用います。ここに -含まれる記述では、オペレーティングシステムが採用している実際の -コンフィギュレーションと一致させる必要はありません。 -.TP -.B send -これは、実際にネットワークを越えてパケットを送信するために用います。 -終点が指定されない場合、そのネットワークに、ルーティングなしで終点に -向けて直接パケットを送出します。 -.TP -.B router -これは、ipsend が使うデフォルトルータを、カーネルが扱うデフォルト経路と -は別に指定します。 -.TP -.B ipv4 -これは (バージョン 4 の) IP パケットを記述します。IP ヘッダフィールドを、 -オプションも含めて、さらに先のプロトコルヘッダを含むデータセクションを -続けて指定することも出来ます。 -.SH IPV4 -.TP -.B hl <number> -これは、手動で IP ヘッダ長を指定します (IP オプションの存在に -より自動的に修正されます。デフォルトは 5)。 -.TP -.B v <number> -IP バージョンを設定します。デフォルトは 4 です。 -.TP -.B tos <number> -これは、サービスの型 (Type Of Service, TOS) を設定します。 -デフォルトは 0 です。 -.TP -.B len <number> -IP パケットの長さを手動で指定します。データやプロトコルヘッダを -収容できるように、長さは自動的に調整されます。 -.TP -.B off <number> -これは、IP パケットのフラグメントオフセットフィールドの値を設定します。 -デフォルトは 0 です。 -.TP -.B ttl <number> -これは IP ヘッダの生存時間 (Time To Live, TTL) フィールドを設定します。 -デフォルトは 60 です。 -.TP -.B proto <protocol> -これは IP ヘッダのプロトコルフィールドを設定します。protocol は、 -\fB/etc/protocols\fP に存在する数字または名前が使えます。 -.TP -.B sum -手動で IP ヘッダのチェックサムを設定します。これを設定しない (0) ままだと、 -送信前に計算されます。 -.TP -.B src -手動で IP ヘッダの始点アドレスを指定します。これを設定しないままだと、 -ホストの IP アドレスをデフォルトとします。 -.TP -.B dst -これは、IP パケットの終点を設定します。デフォルトは 0.0.0.0 です。 -.TP -.B opt -これは、IP ヘッダの IP オプションを指定するために用います。 -.TP -.B tcp -これは、TCP プロトコルヘッダが後続することを示すために用います。TCP ヘッダの -オプションについては、\fBTCP\fP を参照してください。 -.TP -.B udp -これは、UDP プロトコルヘッダが後続することを示すために用います。UDP ヘッダの -オプションについては、\fBUDP\fP の節を参照してください。 -.TP -.B icmp -これは、ICMP プロトコルヘッダが後続することを示すために用います。ICMP ヘッダの -オプションについては、\fBICMP\fP の節を参考にしてください。 -.TP -.B data -これは、IP パケットに生データが含まれることを示すために用います。指定可能な -オプションの詳細については、\fBデータ\fP の節を参考にして下さい。 -.SH "IPv4 のオプション" -これらのキーワードは、対応する IP オプションを IP ヘッダに追加すべき -ことを表します (このときヘッダ長フィールドは適切に調節されます)。 -.TP -.B nop -無動作 (No Operation) [RFC 791] (埋め草として使います)。 -.TP -.B rr <number> -経路記録 (Record Router) [RFC 791]。与えられた番号は、情報を保持するのに -用いる領域の \fBバイト\fP 数を指定します。ちゃんと動作させるには、この値は -4 の倍数に指定しておく必要があります。 -.TP -.B zsu -測定実験 (Experimental Measurement)。 -.TP -.B mtup [RFC 1191]. -最大転送単位 (Maximum Transmission Unit, MTU) 探査 (MTU Probe)。 -.TP -.B mtur [RFC 1191]. -最大転送単位レディ (MTU Ready)。 -.TP -.B encode -.TP -.B ts -タイムスタンプ (Timestamp) [RFC 791]。 -.TP -.B tr -経路追跡 (Traceroute) [RFC 1393]。 -.TP -.B "sec-class <security-level>, sec" -セキュリティ (Security) [RFC1108]。このオプションはパケットのセキュリティ -レベルを指定します。 -\fBsec\fP はセキュリティオプションの枠組みを設定しますが、 -\fBsec-class\fP を指定しないとレベルは設定されないままとなります。 -.TP -.B "lsrr <ip-address>" -厳密でない始点経路制御 (Loose Source Route) [RFC 791]。 -.TP -.B e-sec -拡張セキュリティ (Extended Security) [RFC 1108]。 -.TP -.B cipso -商用セキュリティ (Commercial Security)。 -.TP -.B satid -ストリーム ID [RFC 791]。 -.TP -.B "ssrr <ip-address>" -厳密な始点経路制御 [RFC 791]。 -.TP -.B addext -アドレス拡張 (Address Extension)。 -.TP -.B visa -実験的アクセス制御 (Experimental Access Control)。 -.TP -.B imitd -IMI 流量記述子 (IMI Traffic Descriptor)。 -.TP -.B eip -[RFC 1358]。 -.TP -.B finn -実験的フロー制御 (Experimental Flow Control)。 -.SH TCP -.TP -.B sport <port> -始点ポート番号を与えられた番号/名前で設定します。デフォルトは 0 です。 -.TP -.B dport <port> -終点ポート番号を与えられた番号/名前で設定します。デフォルトは 0 です。 -.TP -.B seq <number> -シーケンス番号を指定した数で設定します。デフォルトは 0 です。 -.TP -.B ack <number> -応答番号を指定した数で設定します。デフォルトは 0 です。 -.TP -.B off <number> -データ先頭からのオフセット値を指定した数で設定します。つまり TCP -ヘッダの大きさを意味します。TCP オプションが含まれる場合、この値は自動 -的に修正されます。デフォルトは 5 です。 -.TP -.B urp <number> -緊急データポインタの値を指定した数で設定します。デフォルトは 0 です。 -.TP -.B win <number> -TCP ウィンドウの大きさを指定した数で設定します。デフォルトは 4096 です。 -.TP -.B sum <number> -TCP 疑似ヘッダとデータに対するチェックサムを手動で指定します。特に設定 -しなければ、デフォルトの 0 になり、自動的に計算されます。 -.TP -.B flags <tcp-flags> -指定したフラグに一致する TCP フラグフィールドが設定されます。有効な -フラグは、"S" (SYN), "A" (ACK), "R" (RST), "F" (FIN), "U" (URG), "P" -(PUSH) です。 -.TP -.B opt -TCP オプションが後続することを示します。TCP オプションを TCP -ヘッダに追加する際には、\fBoff\fP フィールドが一致するように更新 -されます。 -.TP -.B data -これ以後がデータセクションであり、ヘッダの後ろに追加すべき生データが -含まれることを示します。 -.SH "TCP オプション" -TCP ヘッダには、いくつかのヘッダオプションを追加することが可能です。 -ヘッダの大きさが変わるにつれ TCP ヘッダオフセットは自動的に更新されます。 -有効なオプションは、\fBnop\fP 無動作(No Operation), \fBeol\fP -オプションリストの終り(End Of (option) List), \fBmss [ size ]\fP -最大セグメント長 (Maximum Segment Size - これはデータを含むパケットの -受信可能な最大長を設定します), -\fBwscale\fP ウィンドウスケール(Window Scale), \fBts\fP -タイムスタンプ(Timestamp) です。 -.SH UDP -.TP -.B sport <port> -始点ポート番号を与えられた番号/名前で設定します。デフォルトは 0 です。 -.TP -.B dport <port> -終点ポート番号を与えられた番号/名前で設定します。デフォルトは 0 です。 -.TP -.B len <number> -UDP ヘッダとデータの長さを手動で指定します。特に設定しなければ、今ある -ヘッダと今あるデータに合致するように自動的に修正されます。 -.TP -.B sum <number> -UDP 疑似ヘッダとデータに対するチェックサムを手動で指定します。特に設定し -なければ、デフォルトの 0 になり、自動的に計算されます。 -.TP -.B data -これ以後がデータセクションであり、ヘッダの後ろに追加すべき生データが -含まれることを示します。 -.SH ICMP -.TP -.B type <icmptype> -これは icmptype タグにしたがって ICMP タイプを設定します。これは数値か -認識されるタグのひとつです (認識されるタグ名の一覧については、\fBICMP -タイプ\fP の節を参照のこと)。 -.TP -.B code <icmpcode> -ICMP コードを設定します。 -.TP -.B data -これ以後がデータセクションであり、ヘッダの後ろに追加すべき生データが -含まれることを示します。 -.SH データ -以下に示すものは、それぞれ異なったやり方でパケットを拡張します。 -\fBlen\fP は (内容は付加せずに) 単に長さを増やすだけです。\fBvalue\fP -は文字列を使います。\fBfile\fP はファイルを使います。 -.TP -.B len <number> -パケットの長さを \fBnumber\fP バイト拡張します (特定のデータで埋める -ことはしません)。 -.TP -.B value <string> -与えられた文字列を今あるパケットのデータとして追加することを示します。 -文字列は文字もしくは数値の連続したリスト (空白文字をはさみません)、 -もしくは "' で区切られています (この場合、たとえ \\ したとしても、 -これらの文字は含みません)。文字 \\ は 後続の文字(もしくは 8 進数)といっしょに -して、C 言語のエスケープ値と解釈されます。 -.TP -.B file <filename> -指定したファイルからデータを読み込み、今あるパケットに追加します。その -結果の全長が 64k を越える場合、エラーとなります。 -.SH "ICMP タイプ" -.TP -.B echorep -エコー応答 (Echo Reply)。 -.TP -.B "unreach [ unreachable-code ]" -汎用の到達不可能エラー。これは、ネットワークをまたいでパケットを伝送 -しようとしているうちにエラーが発生し、終点に到達できないことを示します。 -到達不可能コード(unreachable-code)の名前は、 -\fBnet-unr\fP ネットワーク到達不可能 (network unreachable), -\fBhost-unr\fP ホスト到達不可能 (host unreachable), -\fBproto-unr\fP プロトコル到達不可能 (protocol unreachable), -\fBport-unr\fP ポート到達不可能 (port unreachable), -\fBneedfrag\fP, \fBsrcfail\fP 始点経路制御失敗 (source route failed), -\fBnet-unk\fP ネットワーク不明 (network unknown), -\fBhost-unk\fP ホスト不明 (host unknown), -\fBisolate\fP, \fBnet-prohib\fP 管理上の理由によりネットワーク接触禁止, -\fBhost-prohib\fP 管理上の理由によりホスト接触禁止, -\fBnet-tos\fP 指定した TOS でネットワーク到達不可能, -\fBhost-tos\fP 指定した TOS でホスト到達不可能, -\fBfilter-prohib\fP パケットフィルタにより禁止されたパケット, -\fBhost-preced\fP, -\fBcutoff-preced\fP です。 -.TP -.B squench -始点抑制 (Source Quence)。 -.TP -.B "redir [ redirect-code ]" -(経路の) 方向転換 (Redirect (routing))。パケットを送付するために選択 -された経路が最適といえないので、パケットの送信側が他の経路を経路指定 -すべきであることを表すために用います。方向転換コード (redirect-code) の名前は、 -\fBnet-redir\fP ネットワークに到達するための方向転換, -\fBhost-redir\fP ホストに到達するための方向転換, -\fBtos-net-redir\fP 与えられた TOS でネットワークに到達するための方向転換, -\fBtos-host-redir\fP 与えられた TOS でホストに到達するための方向転換 -です。 -.TP -.B echo -エコー。 -.TP -.B routerad -ルータの公示 (Router advertisment)。 -.TP -.B routersol -ルータの請求 (Router solicitation)。 -.TP -.B "timex [ timexceed-code ]" -全体時間経過済み (Time Exceeded)。道程が長過ぎて (つまり、ttl が 0 に -なってしまい) パケットが終点に到達できなかったことを表すために用います。 -有効なコードの名前は、\fBintrans\fP, \fBreass\fP 与えられた時間内で -フラグメントからパケットの再構成ができなかった、です。 -.TP -.B "paramprob [ paramprob-code ]" -パラメータの問題。パラメータ問題のコードの名前で利用できるものはひとつ -だけで、\fBoptabsent\fP です。 -.TP -.B timest -タイムスタンプ要求。 -.TP -.B "timestrep [ { timestamp-code } ]" -タイムスタンプ応答。タイムスタンプ応答の中で、以下の値を提供することが -できます。\fBrtime\fP, \fBotime\fP, \fBttime\fP。 -.TP -.B inforeq -情報要求。 -.TP -.B inforep -情報応答。 -.TP -.B maskreq -アドレスマスク要求。 -.TP -.B maskrep -アドレスマスク応答。 -.SH 関連ファイル -/etc/hosts -.br -/etc/protocols -.br -/etc/services -.SH 関連項目 -ipsend(1), iptest(1), hosts(5), protocols(5), services(5) |