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deleted file mode 100644
index 21580e17cc..0000000000
--- a/ja_JP.eucJP/man/man8/sliplogin.8
+++ /dev/null
@@ -1,287 +0,0 @@
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-.\" @(#)sliplogin.8 8.2 (Berkeley) 1/5/94
-.\" jpman %Id: sliplogin.8,v 1.3 1997/07/26 22:10:08 horikawa Stab %
-.\"
-.Dd January 5, 1994
-.Dt SLIPLOGIN 8
-.Os
-.Sh 名称
-.Nm sliplogin
-.Nd シリアル回線とネットワークインタフェースの対応づけ(アタッチ)を行う
-.Sh 書式
-.Nm
-.Op Ar loginname Op Ar device
-.Sh 解説
-.Nm
-は、標準入力 (もしくは、
-.Ar device )
-の tty 回線を用いて他のホストと Serial Line IP
-.Pq Tn SLIP
-による接続を確立するためのコマンドです。
-そのために、まず
-.Pa /etc/sliphome/slip.hosts
-ファイルを検索し、引数
-.Ar loginname
-と一致するエントリを引き出します。
-(ログイン名が省略された場合、コマンドを起動したユーザのログイン名が用い
-られます)
-ログイン名と一致するエントリが見つかった場合、回線は SLIP に適した設定
-(8ビット透過な入出力) にされ、オプションの回線パラメータを使って
-.Tn SLIP
-回線に変換されます。
-.Pp
-回線パラメータのオプションは次のとおりです:
-.Sq normal ,
-.Sq compress ,
-.Sq noicmp ,
-.Sq autocomp
-これらはそれぞれ、
-.Sq 通常の設定 (ヘッダ圧縮をしない)
-、
-.Sq VJヘッダ圧縮を行う
-、
-.Sq ICMP パケットを無視する
-、
-.Sq VJヘッダ圧縮を自動設定する (相手がサポートしているときのみヘッダ圧縮する)
-です。
-.Pp
-その後、
-.Tn IP
-アドレスやネットマスクなどの設定を行なう、
-SLIP インタフェース初期化のためのシェルスクリプトが実行され
-ます。
-.Pp
-通常、初期化のためのシェルスクリプトファイルは
-.Pa /etc/sliphome/slip.login
-ですが、特定のホスト向けの設定のために、
-.Pa /etc/sliphome/slip.login. Ns Ar loginname
-というシェルスクリプトファイルがあった場合は、そちらが実行されます。
-スクリプトは、以下のパラメータとともに起動されます。
-.Bl -tag -width slipunit
-.It Em slipunit
-回線に割り当てられる SLIP インタフェースです。例えば、
-.Sy 0
-の場合、割り当てられる SLIP インタフェースは
-.Sy sl0
-です。
-.It Em speed
-回線速度です。
-.It Em args
-.Ar loginname
-を指定して起動する場合、
-.Pa /etc/sliphome/slip.hosts
-の対応エントリに記述されている引数です。
-.El
-.Pp
-スーパユーザのみが、ネットワークインタフェースのアタッチを行うことが
-出来ます。ネットワークインタフェースは、リモートホスト側でハングアップす
-るか、ローカルホスト側の
-.Nm
-プロセスが終了した場合には自動的に対応づけが解消 (デタッチ) されます。
-カーネル SLIP モジュールが設定されていた場合、このインタフェースを経由
-して設定されている全ての経路は、同時に消滅します。
-他の処理も行いたいサイトでは、回線の切断時に
-.Pa /etc/sliphome/slip.logout
-ファイルもしくは
-.Pa /etc/sliphome/slip.logout. Ns Ar loginname
-ファイルが有ればその内容が実行されますので、これを使って下さい。
-起動時には、ログインスクリプトと同じ引数が与えられます。
-.Ss /etc/sliphome/slip.hosts の書式
-コメント (`#' で開始する行) および空白行 (もしくは空白で開始する行) は
-無視されます。
-他の行は、
-.Ar loginname
-で始まる必要があります。
-しかし、他の引数については、そのログイン名に対応して実行される
-.Pa slip.login
-ファイルに応じたものであれば、何でもかまいません。
-引数は、スペースやタブで区切り、
-.Xr sh 1
-が解釈出来るクォートなどを用いてまとめます(ただし
-.Ar loginname
-はクォートできません)。
-通常、各行は以下の形式で記述されます:
-.Bd -literal -offset indent
-loginname local-address remote-address netmask opt-args
-.Ed
-.Pp
-.Em local-address
-と
-.Em remote-address
-については、互いに接続される SLIP インタフェースに割り当てられる IP アドレスを
-(ホスト名か数字で) 設定します。そして、
-.Em netmask
-については、適切な IP ネットマスクを設定します。これらの引数は、直接
-.Xr ifconfig 8
-に渡されます。
-.Em opt-args
-は、オプション引数であり、回線の設定に用いられます。
-.Pp
-.Sh FreeBSD での追加
-追加の SLIP 設定用ファイル
-.Pa /etc/sliphome/slip.slparms
-があるかもしれません。
-特定のホストに異なる設定が必要である場合、
-ファイル
-.Pa /etc/sliphome/slip.slparms. Ns Ar loginname
-が存在すれば、代わりに使われます。
-.Ss /etc/sliphome/slip.slparms* の書式
-コメント (`#' で開始する行) および空白行 (もしくは空白で開始する行) は
-無視されます。
-このファイルには空白で区切られた 1 から 3 個の数字を書きます。
-数字は順に、
-.Ar keepalive ,
-.Ar outfill ,
-.Ar slunit
-を意味します。
-.Bl -tag -width keepalive
-.It Ar keepalive
-SLIP "keep alive" タイムアウト時間を秒単位で設定します。
-FRAME_END がこの時間内に受信できない時、
-.Nm
-は回線を閉じて終了します。
-省略時はタイムアウトは設定されません ( 0 です)。
-.It Ar outfill
-SLIP "out fill" タイムアウト時間を秒単位で設定します。
-これにより、相手側の "keep alive" タイムアウトに必要な
-FRAME_END をこの時間内に送信します。
-省略時はタイムアウトは設定されません ( 0 です)。
-.It Ar slunit
-SLIP ユニット番号を直接指定します。
-2 つのインターフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、
-注意が必要です。
-省略時は動的にユニット番号を割り当てます。
-.El
-.Pp
-あとの 2 つのパラメータが省略されたときは、これに対応する SLIP の設定には影響が
-ありません。最初の 2 つのパラメータが 0 であるときにも、これに対応する設定に
-影響しません。
-.Sh 使用例
-通常、
-.Nm
-を使う場合、
-リモートの SLIP サイトごとに
-.Nm
-をシェルフィールドに持つ
-.Pa /etc/passwd
-のエントリを作ります。例えば
-.Bd -literal
-Sfoo:ikhuy6:2010:1:slip line to foo:/tmp:/usr/sbin/sliplogin
-.Ed
-.Pp
-(ここでは、リモートホスト
-.Ar hostname
-のアカウント名を
-.Em Shostname
-としています)
-次に、
-.Pa slip.hosts
-に、以下のようなエントリを追加します:
-.Pp
-.Bd -literal -offset indent -compact
-Sfoo `hostname` foo netmask
-.Ed
-.Pp
-ここで、
-.Em `hostname`
-は、
-.Xr sh
-によって評価されローカルホスト名となり、
-.Em netmask
-はローカルホストの IP ネットマスクです。
-.Pp
-注意事項があります。
-.Nm
-は、root に setuid しなければなりません。
-セキュリティホールではありませんが、心がけの悪い奴が
-.Nm
-をつかって端末の回線を使えなくしたり、リモートの SLIP サイトのユーザの
-アクセスを不可能にしたりすることができます。これを防ぐために、
-.Nm
-をユーザ
-.Em root
-グループ
-.Em network
-モード 4550 でインストールし、グループ
-.Em network
-のメンバのみが
-.Nm
-を実行可能とします。システム管理者は、
-正当なユーザが正しいグループのメンバであることを確認すべきです。
-.Sh 診断
-.Nm
-は、様々な情報を
-.Em daemon
-の facility コードでシステムログデーモン
-.Xr syslogd 8
-を通じて、 syslog に書き出します。
-以下に問題の大きさ別にメッセージを列挙します。
-.Pp
-.Sy エラー
-.Bl -tag -width Ds -compact
-.It Sy ioctl (TCGETS): Em 理由
-.Dv TCGETS
-.Fn ioctl
-を用いた回線のパラメータ取得が失敗しました。
-.Pp
-.It Sy ioctl (TCSETS): Em 理由
-.Dv TCSETS
-.Fn ioctl
-を用いた回線のパラメータ設定が失敗しました。
-.Pp
-.It Sy /etc/sliphome/slip.hosts: Em 理由
-.Pa /etc/sliphome/slip.hosts
-ファイルがオープン出来ません。
-.Pp
-.It Sy access denied for Em user
-.Em user
-エントリが
-.Pa /etc/sliphome/slip.hosts
-にありません。
-.El
-.Pp
-.Sy 報告
-.Bl -tag -width Ds -compact
-.It Sy "attaching slip unit" Em unit Sy for Ar loginname
-.Tn SLIP
-ユニット
-.Em unit
-は、アタッチに成功しました。
-.El
-.Sh 関連項目
-.Xr slattach 8 ,
-.Xr syslogd 8 ,
-.Pa /usr/share/examples/sliplogin
-.Sh 歴史
-.Nm
-コマンドは、現在βテスト版です。