.\" $Id: smbutil.1,v 1.3 2004-02-19 15:03:10 horikawa Exp $ .\" $FreeBSD$ .Dd February 14, 2000 .Dt SMBUTIL 1 .Os .Sh 名称 .Nm smbutil .Nd "SMB リクエスタとのインタフェース" .Sh 書式 .Nm .Op Fl hv .Ar command .Op Fl Ar options .Op Ar args .Sh 解説 .Nm コマンドは、SMB リクエスタの制御と、様々なコマンドの発行に使用されます。 .Pp 指定される .Ar command に対して 2 種類のオプション、 すなわち共通オプションと個別オプションがあります。 .Pp 共通オプションは次の通りです: .Bl -tag -width indent .It Fl h 短かいヘルプメッセージを表示します。 .It Fl v 出力を冗長にします。 .El .Pp コマンドと対応する個別オプションは次の通りです: .Bl -tag -width indent .It Cm crypt Op Ar password クリアテキストパスワードを暗号化して、 .Pa ~/.nsmbrc ファイルに格納できるようにします。 暗号化されたパスワードは、 .Ql $$1 というシンボルで開始します。 警告: 暗号化関数は非常に弱く、 クリアテキストパスワードを隠すことだけを意図しています。 コマンドラインに .Ar password が指定されないと、 .Nm は入力を促します。 .It Cm help Ar command .Ar command に関する使用方法を表示します。 .It Cm lc アクティブな接続とそれらのパラメータを列挙します。 .It Xo .Cm login .Op Fl Ar connection_options .No // Ns Ar user Ns @ Ns Ar server Ns Op / Ns Ar share .Xc 指定した .Ar server や .Ar share に対し、 .Ar user として、ログイン/接続します。 このコマンドは、SMB サーバに対する接続を作成して認証した後、 これをアクティブなままにして終了します。 よって、ユーザはただ 1 度だけログインすればよく、 その後は認証手続きや追加の接続無しに他の SMB コマンドを使用可能です。 .Op Fl connection_options の解説については、 .Xr mount_smbfs 8 マニュアルページを参照してください (すべての大文字のオプションは、接続オプションです)。 .It Xo .Cm logout .No // Ns Ar user Ns @ Ns Ar server Ns Op / Ns Ar share .Xc 指定した .Ar server や .Ar share に対し、 .Ar user として、ログアウト/接続切り離しを行います。 このコマンドは、 .Cm login コマンドで作成した接続を破棄します。 他のプログラムが使用中の接続は、すぐには閉鎖されません。 .It Xo .Cm lookup .Op Fl w Ar host .Ar name .Xc 指定した .Ar name を、IP アドレスに解決します。 NetBIOS 名前サーバは、 .Fl w オプションで直接指定可能です。 .It Xo .Cm print .Op Fl Ar connection_options .No // Ns Ar user Ns @ Ns Ar server Ns / Ns Ar share .Ar file .Xc 指定した .Ar file を、指定したリモートサーバのキューに送ります。 .Ar file が .Pa - の場合、標準入力が使用されます。 .It Xo .Cm view .Op Fl Ar connection_options .No // Ns Ar user Ns @ Ns Ar server .Xc 指定した .Ar server 上でユーザ .Ar user が使用可能な資源を列挙します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width ".Pa ~/.nsmbrc" -compact .It Pa ~/.nsmbrc 各接続の記述を保持します。 詳細は .Pa ./examples/dot.nsmbrc を参照してください。 .El .Sh 作者 .An Boris Popov Aq bp@butya.kz , .Aq bp@FreeBSD.org .Sh バグ どんなバグでも作者に報告してください。