--- title: "FreeBSD Press Release: April 29, 1999" sidenav: about loadPress: false --- = FreeBSD Press Release: April 29, 1999 == 完全な XML 開発システムが FreeBSD に導入されました *Concord, CA, 1999/04/29*: 単純で使いやすいコマンド群がインストールされる、 完全に統合化された SGML/XML 開発システムが FreeBSD 3.1 に導入されました。 FreeBSD の ports システムとマルチタスクアーキテクチャにより、 SGML/XML 開発者はスタイルシートやドキュメントを開発するために必要なツールや 参照する材料のすべての最終版を、 簡単にダウンロードしてインストールできるようになりました。 そしてオンライン上のインターネットメーリングリストは、進化する XML の実装の 最新のものへの追随や学習に役に立ちます。 FreeBSD は、ほとんどすべての Intel x86 ベースのパーソナルコンピュータで動作する 完全な機能を備えたオープンソースのオペレーティングシステムです。 その 580 ページにも及ぶ「ハンドブック」は、最近 DocBook フォーマットに 完全に書き直され、それは SGML ツールで構築される進化しているドキュメントの 生きた例になっています。ハンドブックはインターネットの次のところから利用できます。 * http://www.FreeBSD.org/handbook/ * ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトは 「FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトへの手引」も作成して、 新しく FreeBSD のドキュメントを貢献しようという方のために なるべく敷居を低くするよう努めています。 手引の情報の多くが全ての SGML/XML ユーザについても有益なもので、 それらは自由に利用できるようになっています。 ドキュメンテーションプロジェクトチームによって定期的に更新されている その手引は、次のところをご覧ください。 * http://www.FreeBSD.org/tutorials/primer/ === ドキュメンテーションプロジェクトの SGML/XML システムは次の特徴を備えています: * SGML と XML 文書のフォーマットと妥当性検査を可能にした、 James Clark の Jade 1.2.1 と SP スイートバージョン 1.3.3。 * 19 の ISO SGML 文字セットエンティティの完全なセット * DocBook(v2.4.1、v3.0、v3.1)、HTML (全てのバージョン)、そして LinuxDoc 文書型定義(DTD) * DocBook 文書の表現の素晴らしい制御と整形ができるようになった、 Norm Walsh の Modular DocBook Stylesheets。 * Emacs と XEmacs は、PSGML 拡張パッケージと関連して、 カスタマイズ可能で生産的な SGML の文書編集の解決法を提供します。 * teTeX-beta パッケージは JadeTeX マクロと関連して DocBook 文書を DVI、Postscript、そして ハイパーリンクを埋め込んだ PDF フォーマットに変換することを可能にします。 * 他の SGML のためのプログラムやユーティリティも FreeBSD ports システムの中に 見つけることができます。 FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトは LinuxDoc DTD から DocBook DTD への移植を活動的に行っており、これまでの間には新しい特徴や 可能な実装に関して DocBook メンテナにフィードバックを提供してきました。 FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトについてのより詳しい情報については、 freebsd-doc@FreeBSD.org メーリングリストと連絡を取ってください。 FreeBSD オペレーティングシステムはインターネットの FreeBSD ウェブサイトやほかの世界中にあるたくさんのミラーサイトから 取って来ることができます。そして Walnut Creek CDROM から便利な CDROM を 得ることもできます。これらすべてについての情報は、次を御覧ください。 * http://www.FreeBSD.org/ * http://www.wccdrom.com/