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path: root/ja_JP.EUC/handbook/stable.sgml
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<!-- $Id: stable.sgml,v 1.10 1997-10-19 22:13:37 max Exp $ -->
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
<!-- Original revision: 1.15 -->

<sect><heading>FreeBSD の安定状態の持続<label id="stable"></heading>

<p><em>原作: &a.jkh;.</em>
<p><em>訳: &a.iwasaki;.</em>

<!--

                        THE FREEBSD STABLE POLICY 

Last updated: $Date: 1997-10-19 22:13:37 $

This document attempts to explain the rationale behind
FreeBSD-stable, what you should expect should you decide to run it,
and states some prerequisites for making sure the process goes as
smoothly as possible.
-->

<sect1><heading>FreeBSD-stable ってなに?</heading>

<p>FreeBSD-stable は, 次の本流のリリースを目指した新機能をあまり採り入
れない保守的な変更のための開発の支流です. 実験的またはテスト未完の変更
はこの支流には取り入れられません (<ref id="current" name="最新の 
FreeBSD を追いかける"> 参照).

<sect1><heading>誰が FreeBSD-stable を必要としているの?</heading>

<p>もしあなたが仕事で使用しているとか, なによりも FreeBSD システムの安
定性を最重要視するなら, <em>stable</em> を追いかけることを考えるべきで
しょう. <em>stable</em>の支流は前のリリースに関して効果的にバグフィッ
クスされた流れであるため, 最新のリリース (<htmlurl
url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/2.2.2-RELEASE"
name="2.2.2-RELEASE"> 執筆時点) をインストールしているのであれば, 特に
そうです.

<p><em>stable</em> ツリーが常に完全に互換性があり安定するように努力し
ていますが, たまに間違いがあることに注意してください (結局, 内容が吟味
されずに素早く送られた変更を含むソースがまだあるのです). また, 
<em>current</em><em>stable</em> へ移行する前に完璧なテストフィック
スに最善を尽くしますが, 私たちのテストはすべてのケースを十分に網羅して
いるとは限りません. もし何か <em>stable</em> で不具合があるようでした
ら, 私たちに<em>すぐに</em>教えてください (次の節参照).

<sect1><heading>FreeBSD-stable を使う</heading>

    <p><enum><item> &a.stable へ加わってください. このメーリングリスト
    では, <em>stable</em> の構築に関連する事柄や, その他の注意すべき点
    に関する情報が流れています. また開発者は議論の余地がある修正や変更
    を考えている場合に, このメーリングリストで公表し, 提案された変更に
    関して問題が生じるかどうかを返答する機会をユーザに与えます. 

    メーリングリストに参加するには, &a.majordomo へメッセージの本文に
    次のように書いたメールを送ってください:
<verb>
            subscribe freebsd-stable
</verb>
    オプションとして本文に `help' と書けば, Majordomo は私たちがサポー
    トする様々なメーリングリストに参加 / 脱退する方法に関する詳しいヘ
    ルプを送付します. 

    <item> ftp.FreeBSD.ORG からのソースの入手. 以下の 3つの方法で
        おこなうことができます :

    <enum>
        <item> <ref id="ctm" name="CTM"> 機能を使用する. 転送レートが
               安定している TCP/IP 接続でない場合は, この方法が適して
               います. 

        <item> <ref id="cvsup" name="cvsup"><url url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/stable-supfile" name="この supfile">
            を用いて使用する.  一度コレクション全体を入手してしまえば, 
            前回からの変更部分だけですむので, 2番目に推奨される方法で
            す. 多くの人が cron から cvsup を実行し, 自動的にソースコー
            ドを最新の状態に保っています.
 
        <item> ftp を使用する. FreeBSD-stable 用のソースツリーは
            常に次のところで「公開」されています :
            <htmlurl url="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable"
            name="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-stable">

            <p>私たちはまた, tar/compress でツリー全体を入手できる
            `wu-ftpd' を使用しています. 例えば :
<verb>
            usr.bin/lex
</verb>
            に対して:
<verb>
            ftp> cd usr.bin
            ftp> get lex.tar.Z
</verb>
            とすることにより, ディレクトリ全体を compress された tar
            ファイルとして入手することができます. 
    </enum>

    <item> 基本的には, ソースに迅速でオンデマンドなアクセスが必要で, 
    接続のバンド幅が問題でなければ, cvsup か ftp を使いましょう. そうで
    ない場合は CTM を使いましょう. 

    <item> stable をコンパイルする前に, /usr/src にある Makefile をよ
    く読んでください. 少なくとも一回はアップグレードの処理の一部として
    最初に `make world' を実行するべきでしょう. &a.stable を読めば, 次
    のリリースに移行するに当たって時々必要となる既存システムからの新シ
    ステムの構築手順についての最新情報が得られるでしょう. 

</enum>