aboutsummaryrefslogtreecommitdiff
path: root/ja_JP.eucJP/man/man1/scon.1
blob: 34493c8c356cc83d96b70143adabcc81f3c083b9 (plain) (blame)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
.\" Copyright (c) 1992,1993,1994 Hellmuth Michaelis and Joerg Wunsch
.\"
.\" All rights reserved.
.\"
.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
.\" modification, are permitted provided that the following conditions
.\" are met:
.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright
.\"    notice, this list of conditions and the following disclaimer.
.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright
.\"    notice, this list of conditions and the following disclaimer in the
.\"    documentation and/or other materials provided with the distribution.
.\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software
.\"    must display the following acknowledgement:
.\"	This product includes software developed by
.\"	Hellmuth Michaelis and Joerg Wunsch
.\" 4. The name authors may not be used to endorse or promote products
.\"    derived from this software without specific prior written permission.
.\"
.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR
.\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES
.\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED.
.\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT,
.\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT
.\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE,
.\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY
.\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT
.\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF
.\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)scon.1, 3.00, Last Edit-Date: [Mon Jan 10 21:30:48 1994]
.\" jpman %Id: scon.1,v 1.3 1997/07/26 21:45:58 horikawa Stab %
.\"
.Dd December 31, 1993
.Dt SCON 1
.Sh 名称
.Nm scon
.Nd pcvt ビデオドライバのスクリーンモードを制御する
.Sh 書式
.Nm scon
.Op Fl a
.Op Fl c Ar screenno
.Op Fl d Ar device
.Op Fl f Ar on|off
.Op Fl h
.Op Fl H
.Op Fl l
.Op Fl m
.Op Fl v
.Op Fl V
.Op Fl s Ar lines
.br
.Nm scon
.Op Fl v
.Op Fl d Ar device
.Fl p Ar entry,red,green,blue
.br
.Nm scon
.Op Fl v
.Op Fl d Ar device
.Fl p Ar default
.br
.Nm scon
.Op Fl v
.Op Fl d Ar device
.Fl p Ar list
.Nm scon
.Op Fl v
.Fl t Ar timeout
.Nm scon
.Op Fl v
.Fl 1 | Fl 8
.Sh 解説
.Nm scon
ユーティリティは pcvt vt220 ドライバの実行時動作の様々な側面を制御します。
.Pp
オプションは以下です:
.Bl -tag -width Ds
.It Fl a
pcvt が認識したビデオアダプタを文字列で返します。
MDA, HGC, CGA, EGA, VGA または UNKNOWN が返されます。
.It Fl c
現在の (表示される) スクリーンをどのスクリーン番号に切替えるかを指定します。
.It Fl d
デバイスファイル名 (例えば /dev/ttyv2) を指定します。
これに続いてコマンドラインから指定される処理は、これに適用されます。
.It Fl f
暗黙的に 24 行を仮定するプログラムを VT220 にて実行すると、
端末が実際には 25 行の時には正しくない振舞をすることが有ります。
完全な VT220 の動作をサポートするために、
25 行純 VT モードや 28 行 HP モードにて実行中の pcvt に
24 行のみを選択させることが可能です。
.Fl f
オプションには、文字列 `on' か `off' のパラメータが必要です。
それぞれ仮想スクリーンのモードをオンまたはオフします。
前記の 2 つの垂直解像度ではない場合には、このモードは影響が有りません。
.It Fl h
使用方法/ヘルプを表示します。
.It Fl l
pcvt ドライバの出力に関する、
実行時に変更可能なオプションと固定パラメータ
(アダプタのタイプ、VGA アダプタの場合製作元、チップセット、
132 カラムサポート等) の現在の構成を列挙します。
.It Fl m
pcvt が認識したディスプレイモニタのタイプを文字列で返します。
MONO, COLOR または UNKNOWN が返されます。
.It Fl v
プログラムの操作における冗長表示を指定します。
.It Fl V
指定された/現在のスクリーンを、
HP エスケープシーケンスを認識せずファンクションキーラベルを表示しない、
純 VT220 モードに切替えます。
.It Fl H
指定された/現在のスクリーンを、HP/VT220 混成モードに切替えます。
完全な VT220 エミュレーションに加え、
HP ファンクションキーラベルとラベルを処理するエスケープシーケンスを
ユーザは使用可能です。
.It Fl s
スクリーンの文字行数を指定します。
25, 28, 35, 40, 43, 50 を指定可能です。
これら全てのスクリーンサイズを使うためには、
要求されるサイズのフォントを EGA/VGA フォントラムに
ダウンロードする必要が有ります。
このオプションは EGA および VGA ボードに対してのみ使用可能です。
.It Fl p
VGA パレット
.Pq DAC
を修正します。
.Fl p
は
.Fl s ,
.Fl H ,
.Fl V
と相互排除です。通常、オプション
.Fl p
は VGA ボードに対してのみ使用可能です。
使い方は以下の 3 種です。

引数
.Dq Ar default
を指定すると、
.Po
VGA ROM BIOS がハードウェアリセット後にインストールするように
.Pc 
デフォルトパレットを回復します。

引数
.Dq Ar list
を指定すると、現在の VGA DAC パレットエントリを列挙します。
各エントリは、テーブルインデックス、赤緑青の値、
名前が有る場合は色名を持ちます。
後続する空のテーブルスロット (RGB 値が全てゼロ) は省略されます。

上記以外の場合、コンマで区切った 4 つの引数が期待されます。
1 番目が変更すべきパレットエントリの番号を指定します。
これは	0 から 255 までの値か、
.Pq 大文字小文字を区別する
色名です。
後続する値は 0 から 63 までの値域である赤緑青の値であり、
VGA DAC が変換に使用します。
読みやすさのために、引数の最初の区切りはコンマ
.Dq \&,
でなくコロン
.Dq \&:
であっても良いですが、一般的なコマンド引数の決まりを破っていることに
注意して下さい。
不明確にならなければ、複数の
.Fl p
オプションを指定可能です。
.It Fl t
.Fl t
を指定するとスクリーンセーバを活性化します。
動作は
.Ar timeout
に依存します:
.Ar timeout
が 0 の場合、スクリーンセーバはオフにされます。
そうでなければ、
.Ar timeout
はスクリーンセーバを起動するまで待つ秒数として扱います。
注:
.Fl t
オプションは、スクリーンセーバサポートをドライバに組み込んだ時のみ有効です!
.It Fl 1
132 カラムモードを設定します
.Pq VGA アダプタでのみ有効です
。
.It Fl 8
80 カラムモードを設定します。
.El
.Pp
HP と VT のモードを切替えると、
切替え時に 24 行強制モードがオンオフされます。
80 カラムと 132 カラムを切替えると、
スクリーンが消去され、スクロール範囲がリセットされ、
カーソルがホームポジションに移動します。
.Sh 使用例
コマンド
.Dq Li scon Fl H s Ar 28
は現在のスクリーンを HP モードにし、スクリーンサイズを 28x80 にします。

.Do
.Li scon Fl p
.Ar lightgray,0,15,0
.Fl p
.Ar 0:45,45,45
.Dc
を起動すると、通常のテキストが灰色背景の緑色になります。
通常のテキストは、白だと思うかも知れませんが、灰色です。
.Sh バグ
.Fl c
と
.Fl d
のオプションはなぜか衝突します。
将来のリリースで変更されるでしょう。
.Sh 関連項目
.Xr cursor 1 ,
.Xr loadfont 1 ,
.Xr pcvt 4