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.\"
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.\"
.\"	%Id: labpc.4,v 1.6 1998/10/22 14:51:19 bde Exp %
.\" $FreeBSD$
.\"
.rm ES
.rm EE
.de ES
.Pp
.nf
.in +0.5i
..
.de EE
.in -0.5i
.fi
..
.Dd April 26, 1995
.Dt LABPC 4 i386
.Os FreeBSD
.Sh 名称
.Nm labpc
.Nd
National Instruments 社の LABPC と LABPC+ のドライバ
.Sh 書式
.Cd "device labpc0 at isa? port 260 tty irq 5"
.Sh 解説
このドライバは National Instruments 社の LABPC と LABPC+ の
低コストマルチファンクション I/O ボードをサポートします。
.Pp
このボードは
8 つの 12 ビット A-D 入力チャネル、
2 つの 12 ビット D-A 出力チャネル、
3 つの 8 ビットデジタル I/O ポートを提供します。
また、デジタル I/O ポートとは別に、
National Instruments 社の SCXI バスの設定をサポートしていますが、
そのソフトウェアは現在は、ドライバの一部としてではなく、
外部プログラムとして提供されています。
.Pp
入出力デバイス、モード、チャネルの選択は
マイナ番号を通して行ないます。
.ES
8 ビットのマイナ番号の形式は UUSIDCCC で、以下のようになります。
 UU: ボードユニット
  S: SCAN ビット (スキャン可)
  I: INTERVAL (インターバルサポート)
  D: 1: デジタル I/O, 0: アナログ I/O
CCC: チャネルの選択 :
     アナログ:
     入力: チャネルは AD0 から AD 7 に対応して 0 から 7 まで
     出力: チャネルは 0 から 2 まで
             0: D-A 0
             1: D-A 1
             2: チャネル 0 と 1 を交互に

     デジタル:
     入力: チャネルは 0 から 2 まで
     出力: チャネルは 0 から 2 まで
.EE
.Pp
"sh MAKEDEV labpcaio" や "sh MAKEDEV labpcdio" を実行すると、
/dev/MAKEDEV スクリプトは基本的なアナログとデジタルのデバイスを
作成しますが、
INTERVAL や SCAN デバイスのためのデバイスエントリは作成しません。
SCAN デバイスは、自動的に全チャネルを 0 に向かって走査します。
(例えば /dev/ad7 に対する SCAN は
AD7 から AD0 までのチャネルを読みだします)
INTERVAL デバイスは、外部信号を待ち、そして、
選択されたチャネル番号から 0 までの全チャネルを
可能な限りの速さで読みだします。
これはハードウェアが実行し、
(この機能をオンにすることを除いて)ドライバはなにもしません。
センサが動かない時は \fILabPC+User's Manual\fP や
ソースコードを参照して下さい。
.Pp
このドライバは複数の一般的なアナログ I/O ioctl 呼出しを
サポートしています。
これらは sys/dataacq.h で定義されており、
他のデータ取得 (acquisition) ボードのデバイスドライバで
実装されているものと同じ意味です。
.Pp
AD_MICRO_PERIOD_SET はサンプリングの間隔を
マイクロ秒で表した long 値へのポインタを引数にとります。
.Pp
AD_MICRO_PERIOD_GET は long 値へのポインタを引数にとり、
現在のサンプリング間隔をマイクロ秒で表した整数値を返します。
.Pp
AD_NGAINS_GET は整数値へのポインタを引数にとり、
ボードがサポートする差分ゲイン設定値の個数を返します。
これは LabPC ボードでは 8 です。
.Pp
AD_NCHANS_GET は整数値へのポインタを引数にとり、
ボードがサポートするチャネルの数を返します。
これは LabPC ボードでは 8 です。
.Pp
AD_SUPPORTED_GAINS は NGAINS (AD_NGAINS_GET で取得した数) の長さの
double 配列を返します。
これらはボードがサポートするゲインです。
.Pp
AD_GAINS_SET は NCHAMS (AD_NCHANS_GET で取得した数) の長さの
整数配列を引数にとり、ボードのゲインを設定します。
これらは、サポートされているゲインの配列に対する、
各チャネルのゲインを指すインデックスです。
.Pp
AD_GAINS_GET は NCHANS (AD_NCHANS_GET が返します) の長さの
整数配列を引数にとり、現在のボードのゲインを返します。
.Sh バグ
一般的には、私が必要とした能力のみが提供されています。
特に、以下の目立つ制限があります。
.Pp
アナログ入力は、クロックによる変換モードでのみサポートされています。
.Pp
サンプリングクロックは 15 Hz までしか下げられません。
もっと遅くするためには、
ドライバを修正して TCINTEN をサポートすることにより、
カウンタの連鎖により低いクロックレートを得ることが必要です。
.Pp
クロックによる D-A 出力はサポートしていません。
.Pp
デジタル I/O ポートを提供している 8255 は
モード 0 (3 つの 8 ビットポート) でのみサポートされています。
.Pp
LABPC ボードとは別に SCXI バスをサポートしています。
これはドライバの中にはなく、
デジタル入出力デバイスへアクセスするための
別のユーザプロセスです。
これについては dufault@hda.com に尋ねて下さい。
.Pp
MAKEDEV は「基本的な」デバイスのみを作成します。
INTERVAL や SCAN デバイスは手動で作成しなければなりません。
.Pp
INTERVAL デバイスはクロックレートを可能な限り高く設定します。
外部信号の後、できる限り素早く全チャネルをサンプリングするためです。
これはばかげた制限です。シンプルにクロックの設定を使用するべきです。
.Sh 警告
National Instrument 社 
(他の大抵の実験室レベルの品質のボードベンダもそうですが)
の低コストの定義は、インターネット上の多くのものとは劇的に異なります。