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path: root/ja_JP.eucJP/man/man8/telnetd.8
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.\" Copyright (c) 1983, 1993
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.\"
.\"	@(#)telnetd.8	8.3 (Berkeley) 3/1/94
.\"	%Id: telnetd.8,v 1.13 1998/08/31 16:41:06 wosch Exp %
.\" jpman %Id: telnetd.8,v 1.2 1997/05/12 08:14:57 yugawa Stab %
.\"
.Dd March 1, 1994
.Dt TELNETD 8
.Os BSD 4.2
.Sh 名称
.Nm telnetd
.Nd DARPA
.Tn TELNET
プロトコルサーバ
.Sh 書式
.Nm /usr/libexec/telnetd
.Op Fl BUhlkns
.Op Fl D Ar debugmode
.Op Fl I Ns Ar initid
.Op Fl S Ar tos
.Op Fl X Ar authtype
.Op Fl a Ar authmode
.Op Fl edebug
.Op Fl p Ar loginprog
.Op Fl r Ns Ar lowpty-highpty
.Op Fl u Ar len
.Op Fl debug Op Ar port
.Sh 解説
.Nm
コマンドは、
.Tn DARPA
標準
.Tn TELNET
仮想端末プロトコルをサポートするサーバです。
.Nm
は、通常は
.Pa /etc/services
ファイル (
.Xr services 5
参照) に記述されている
.Tn TELNET
ポートへの接続要求を受けて、インターネットサーバ (
.Xr inetd 8
参照) から起動されます。
.Fl debug
オプションは、
.Xr inetd 8
の代わりに
.Nm
を手動で起動するために用いられます。
このように手動で起動された場合には、代わりの
.Tn TCP
ポート番号で
.Nm
を動かすために
.Ar port
を指定する事ができます。
.Pp
.Nm
コマンドには以下のオプションがあります:
.Bl -tag -width indent
.It Fl a Ar authmode
このオプションは、どのモードが認証に使われるかを指定するために用いられます。
このオプションは、
.Nm
が
.Dv AUTHENTICATION
オプションをサポートする設定で構築された場合においてのみ役に立つことに
注意して下さい。
以下に示すようないくつかの
.Ar authmode
があります:
.Bl -tag -width debug
.It Cm debug
認証のデバッグコードを有効にします。
.It Cm user
リモートユーザは、自分自身であること示すための有効な認証情報を
提供した時にのみ接続が許可されます。
この場合、指定されたアカウントに対しては、パスワードの提供なしに接続が
許可されます。
.It Cm valid
リモートユーザが自分自身であることを示すための有効な認証情報を
提供した時にのみ接続が許可されます。
リモートユーザが指定されたアカウントに対する自動的な接続が許可されて
いなければ
.Xr login 1
コマンドは、必要となるユーザ認証を実施します。
.It Cm other
ある種の認証情報を提供した場合のみ接続を許可します。
現在このオプションはすべての認証方法でサポートされていないため
.Fl a
.Cm valid
オプションを指定した時と同じ動作をします。
.It Cm none
デフォルトではこの状態です。
認証情報は要求されません。
もし認証情報がなかったり不十分であれば、
.Xr login 1
プログラムによって必要となるユーザ認証を実施します。
.It Cm off
認証コードを無効にします。
すべてのユーザ証明が
.Xr login 1
プログラムによって行われます。
.El
.It Fl B
bftp サーバモードを指定します。このモードでは、
ユーザの通常のシェルではなく
.Xr bftp 1
セッションを開始するように、
.Nm
は login に指示します。
bftp デーモンモードにおいて通常のログインはサポートされていません。
また通常の
.Tn TELNET
ポートではなく別のポートを使わなくてはいけません。
.It Fl D Ar debugmode
このモードはデバックのために用いられます。
これによって
.Nm
がデバッグ情報を表示し、ユーザは
.Nm
が何をしているのかを見ることが許されます。
以下に示すようないくつかの
.Ar debugmode
があります:
.Bl -tag -width exercise
.It Cm options
.Tn TELNET
オプションのネゴシエーションについての情報が表示されます。
.It Cm report
.Cm options
で表示される情報に加えて、
どのような操作が行われているのかという、いくつかの付加的な情報が
表示されます。
.It Cm netdata
.Nm
が受け取ったデータストリームを表示します。
.It Cm ptydata
pty に書かれたデータを表示します。
.It Cm exercise
まだ実装されていません。
.El
.It Fl debug
.Nm
によって作られたソケットについてのデバッグを可能にします (
.Xr socket 2
の
.Dv SO_DEBUG
参照)。
.It Fl edebug
.Nm
がデータの暗号化をサポートする設定で構築されている場合に、
.Fl edebug
オプションは、暗号化デバッグコードを有効にするために使われます。
.It Fl p Ar loginprog
ログインを完了する際に実行されるコマンドとして
.Xr login 1
以外のコマンドを指定します。指定されたコマンドは通常の login と同じ引数を
解釈できる必要があります。
.It Fl h
ログインが完了するまでホストに特有の情報を表示しないようにします。
.It Fl I Ar initid
このオプションは、バージョン 7.0 以前の
.Tn UNICOS
システムでのみ有効です。
init がログインセッションを開始したときに、
.Pa /etc/inittab
から
.Dv ID
を特定します。デフォルトの
.Dv ID
は
.Dv fe
です。
.It Fl k
このオプションは、
.Nm
が linemode と kludge linemode をサポートする設定で構築されている
ときにのみ有効です。
.Fl k
オプションが指定されている場合で、もしリモートのクライアントが
.Dv LINEMODE
オプションをサポートしていなければ、
.Nm
は、 character at a time mode で動きます。
この様な状態でも kludge linemode をサポートしますが、リモートのクライアントが
要求した場合のみ kludge linemode になります
(これは、クライアントが
.Dv DONT SUPPRESS-GO-AHEAD
と
.Dv DONT ECHO
を送信することによって行われます)。
.Fl k
オプションは kludge linemode をサポートしていないリモートクライアントが
あるが、(もしクライアントが
.Dv DO TIMING-MARK
に対して
.Dv WILL TIMING-MARK
を応答する事で) 自己発見的に kludge linemode をサポートすると認められる
様な場合にとても便利です。
.It Fl l
line mode を指定します。クライアントを強制的に line-at-a-time mode に
なるよう試みます。
もし
.Dv LINEMODE
オプションがサポートされてなければ、kludge linemode になります。
.It Fl n
.Dv TCP
keep-alives を行いません。通常、
.Nm
は
.Tn TCP
keep-alive を有効にしています。なぜなら、クラッシュしたり、すでに接続
出来ないようなマシンからのアイドルコネクションを解消するために、
ある期間アイドルだった場合にクライアントとの接続がまだ存在するかどうかを
調べる必要があるからです。
.It Fl r Ar lowpty-highpty
このオプションは、
.Nm
が
.Dv UNICOS
用に構築されている場合にのみ有効です。
使用する仮想端末デバイスの包括的な範囲を指定します。
システムが sysconf 変数
.Dv _SC_CRAY_NPTY
を使用するように設定されている場合、デフォルトでの pty の検索範囲は
0から
.Dv _SC_CRAY_NPTY
までになります。そうでなければ、デフォルトでの検索範囲は 0 から 128 に
なります。検索範囲のどちらか一方だけを変更したい場合は、
.Ar lowpty
あるいは
.Ar highpty
は省略する事が出来ます。
.Ar lowpty
を省略した場合でも文字 - を省略する事は出来ません。
文字 - を省略してしまうと
.Nm
はそれが
.Ar highpty
であることを判断できずに
.Ar lowpty
であると判断してしまうからです。
.It Fl s
このオプションは、
.Nm
が
.Tn SecurID
カードをサポートする設定で構築されている時にのみ有効です。
このオプションを指定すると、
.Fl s
オプションはそのまま
.Xr login 1
に渡され、
.Xr login 1
が
.Fl s
オプションをサポートしていて
.Tn SecurID
によって認証されたログインのみを許可するような場合に有効です。
これは、ファイアウォールの外側からのリモートログインを制御するような
場合に有意義でしょう。
.It Fl S Ar tos
.It Fl u Ar len
このオプションは、リモートホスト名を保持している
.Dv utmp
構造体のフィールドの大きさを指定するために使われます。
もし解決されたホスト名が
.Ar len
よりも長ければ、ホスト名の代わりにドットで区切られたアドレスが使われます。
これによりフィールドを超えるようなとても長いホスト名を
一意に特定できるようにします。
.Fl u0
を指定することによって、ドットで区切られたアドレスだけが
.Pa utmp
ファイルに書き込まれるようにします。
.It Fl U
このオプションは
.Nm
が、
.Xr gethostbyaddr 3
ルーチンを通してシンボルでの名前にマップされないようなアドレスからの
コネクションを拒絶するようにします。
.It Fl X Ar authtype
このオプションは
.Nm
が認証オプションをサポートする設定で構築されたときにのみ有効です。
.Ar authtype
認証を使用不能にし、
.Nm
を再コンパイルすることなしに
特定の認証タイプを一時的に使用不能にする事が出来ます。
.El
.Pp
.Nm
は仮想端末デバイス (
.Xr pty 4
参照) をクライアントに割り当てます。
そして、
.Dv stdin ,
.Dv stdout ,
.Dv stderr
として仮想端末のスレーブ側を使用する login プロセスを生成します。
.Nm
は、
.Tn TELNET
プロトコルを実装し、
リモートクライアントと login プロセスとの間の
キャラクタを通過させることにより、仮想端末のマスター側を操作します。
.Pp
.Tn TELNET
セッションが開始されると
.Nm
は以下の
.Tn TELNET
オプションをクライアント側に送信して、これらの
.Tn TELNET
オプションの使用を希望している事を伝えます。
これらのオプションの詳細はついては以下に説明されています。
.Bd -literal -offset indent
DO AUTHENTICATION
WILL ENCRYPT
DO TERMINAL TYPE
DO TSPEED
DO XDISPLOC
DO NEW-ENVIRON
DO ENVIRON
WILL SUPPRESS GO AHEAD
DO ECHO
DO LINEMODE
DO NAWS
WILL STATUS
DO LFLOW
DO TIMING-MARK
.Ed
.Pp
クライアントに割り当てられた仮想端末は、
\*(lqcooked\*(rq
モードで動作し、
.Dv XTABS
と
.Dv CRMOD
(
.Xr tty 4
参照) が有効な状態で操作するように設定されます。
.Pp
.Nm
は、ローカル側で有効な以下に示す
.Tn TELNET
オプションをサポートしています:
.Bl -tag -width "DO AUTHENTICATION"
.It "WILL ECHO"
.Dv LINEMODE
オプションが設定されている時に
端末エコーの現在の状態を示すためにクライアントに
.Dv WILL ECHO
あるいは
.Dv WONT ECHO
が送信されます。
端末エコーが不要な場合は、
.Tn telnetd
がエコーが必要なデータに対する
エコーを処理する事を示すために
.Dv WILL ECHO
が送信され、何もエコーされません。
端末エコーが必要な場合は、
.Tn telnetd
がいかなる端末エコーも
行わない事を示すために
.Dv WONT ECHO
が送信されるので、必要な時は端末エコーをクライアント側が
行わなければなりません。
.It "WILL BINARY"
クライアントが、通常のネットワーク仮想端末が用いる 7 ビットのデータ
ではなく、8 ビットのデータを送信するように指定します。
.It "WILL SGA"
.Dv IAC GA
すなわち go ahead コマンドを送信しないように指定します。
.It "WILL STATUS"
クライアントから要求があった時に、全ての
.Tn TELNET
オプションの現在の状況を送信するように指定します。
.It "WILL TIMING-MARK"
.Dv DO TIMING-MARK
コマンドが受信された場合に、常にそれに対して
.Dv WILL TIMING-MARK
を返答します。
.It "WILL LOGOUT"
.Dv DO LOGOUT
が受信されると
.Dv WILL LOGOUT
を返答し、
.Tn TELNET
セッションはシャットダウンされます。
.It "WILL ENCRYPT"
.Nm
がデータの暗号化をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、
データ列に対して暗号を復号するように指定します。
.El
.Pp
.Nm
はリモート側で有効な以下に示す
.Tn TELNET
オプションをサポートしています:
.Bl -tag -width "DO AUTHENTICATION"
.It "DO BINARY"
.Nm telnetd
が 8 ビットのデータ列を受信するように指定します。
.It "DO LFLOW"
クライアントがフロー制御文字をリモート側で処理するように指定します。
.It "DO ECHO"
このコマンドは実際にはサポートされませんが、クライアントが 4.2BSD
.Xr telnet 1
クライアント (
.Dv WILL ECHO
に正しく応答しない) であるかを判断するために送信されます。
もし、
.Dv WILL ECHO
が受信された場合は、それに対して
.Dv DONT ECHO
が送信されます。
.It "DO TERMINAL-TYPE"
接続のクライアント側に割り当てられた端末タイプの名前を
要求できるように指定します。
.It "DO SGA"
.Dv IAC GA
すなわち go ahead コマンドを受信する必要がないように指定します。
.It "DO NAWS"
ウィンドウ (ディスプレイ) のサイズが変わった場合に、クライアントが
それをサーバに知らせる事を要求します。
.It "DO TERMINAL-SPEED"
クライアントに割り当てられたシリアルラインの速度に関する情報を
要求できるように指定します。
.It "DO XDISPLOC"
telnet クライアントが使用している X ウィンドウのディスプレイの名前を
要求できるように指定します。
.It "DO NEW-ENVIRON"
RFC 1572 に示されている環境変数に関する情報を
要求できるように指定します。
.It "DO ENVIRON"
RFC 1408 に示されている環境変数に関する情報を
要求できるように指定します。
.It "DO LINEMODE"
.Nm
が linemode をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、
クライアントに行単位の処理を行う事を要求します。
.It "DO TIMING-MARK"
.Nm
が linemode および kludge linemode の両方をサポートする設定で
構築され、クライアントが
.Dv WONT LINEMODE
を返信した場合のみ送信されます。
クライアントが
.Dv WILL TM
を返信した場合は、クライアントが kludge linemode を
サポートしていると判断されます。
.Op Fl k
オプションによりこの機能を無効にする事ができます。
.It "DO AUTHENTICATION"
.Nm
が認証機能をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、
自動ログインに使用する認証情報を受信するようにします。
.It "DO ENCRYPT"
.Nm
がデータの暗号化をサポートする設定で構築された場合のみ送信され、
データ列に対して暗号を復号するように指定します。
.Sh 注釈
デフォルトでは、
.Nm
は
.Pa /etc/gettytab
から
.Em \&he ,
.Em \&hn ,
.Em \&im
のケーパビリティを読み、(存在するならば) この情報を使用して
login: プロンプトの前に何を表示すべきかを決定します。
.Em \&im
ケーパビリティに優先する
.Em \&if
ケーパビリティを使用して、System V スタイルの
.Pa /etc/issue
ファイルを使うこともできます。
.Em \&im
または
.Em \&if
に指定される情報は、コンソールとリモートログインの両方で表示されます。
.Sh 環境変数
.Sh ファイル
.Bl -tag -width /usr/ucb/bftp -compact
.It Pa /etc/services
.It Pa /etc/gettytab
.It Pa /etc/inittab
(UNICOS システムのみ)
.It Pa /etc/iptos
(サポートされている場合)
.It Pa /usr/ucb/bftp
(サポートされている場合)
.El
.Sh "関連項目"
.Xr bftp 1 ,
.Xr login 1 ,
.Xr gettytab 5 ,
.Xr telnet 1
(サポートされている場合)
.Sh 標準
.Bl -tag -compact -width RFC-1572
.It Cm RFC-854
.Tn TELNET
PROTOCOL SPECIFICATION
.It Cm RFC-855
TELNET OPTION SPECIFICATIONS
.It Cm RFC-856
TELNET BINARY TRANSMISSION
.It Cm RFC-857
TELNET ECHO OPTION
.It Cm RFC-858
TELNET SUPPRESS GO AHEAD OPTION
.It Cm RFC-859
TELNET STATUS OPTION
.It Cm RFC-860
TELNET TIMING MARK OPTION
.It Cm RFC-861
TELNET EXTENDED OPTIONS - LIST OPTION
.It Cm RFC-885
TELNET END OF RECORD OPTION
.It Cm RFC-1073
Telnet Window Size Option
.It Cm RFC-1079
Telnet Terminal Speed Option
.It Cm RFC-1091
Telnet Terminal-Type Option
.It Cm RFC-1096
Telnet X Display Location Option
.It Cm RFC-1123
Requirements for Internet Hosts -- Application and Support
.It Cm RFC-1184
Telnet Linemode Option
.It Cm RFC-1372
Telnet Remote Flow Control Option
.It Cm RFC-1416
Telnet Authentication Option
.It Cm RFC-1411
Telnet Authentication: Kerberos Version 4
.It Cm RFC-1412
Telnet Authentication: SPX
.It Cm RFC-1571
Telnet Environment Option Interoperability Issues
.It Cm RFC-1572
Telnet Environment Option
.Sh バグ
いくつかの
.Tn TELNET
コマンドは部分的にしか実装されていまいません。
.Pp
オリジナルの 4.2 BSD の
.Xr telnet 1
のバグに対処するため、
.Nm
は、ある種のあいまいなプロトコル変換を行うことにより、
リモートクライアントが実際に 4.2 BSD の
.Xr telnet 1
であるかどうかを判断しようとします。
.Pp
バイナリモードは
よく似たオペレーティングシステム (この場合 Unix) 間以外では
互換性がありません。
.Pp
リモートクライアントから受け取った端末タイプの名前は小文字に変換されます。
.Pp
.Nm
は、
.Tn TELNET
.Dv IAC GA
(go ahead) コマンドを絶対に送りません。