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diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/tip.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/tip.1 deleted file mode 100644 index a11efffede..0000000000 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/tip.1 +++ /dev/null @@ -1,618 +0,0 @@ -.\" $OpenBSD: tip.1,v 1.19 2001/09/23 06:15:30 pvalchev Exp $ -.\" $NetBSD: tip.1,v 1.7 1994/12/08 09:31:05 jtc Exp $ -.\" -.\" Copyright (c) 1980, 1990, 1993 -.\" The Regents of the University of California. All rights reserved. -.\" -.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without -.\" modification, are permitted provided that the following conditions -.\" are met: -.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. -.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the -.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. -.\" 3. 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-チルダエスケープで使用できるコマンド一覧を表示します。 -.El -.Pp -システム記述、すなわち -.Ar system-name -の動作特性を見付けるために、 -.Nm -は名前が -.Ar system-name -と合致するシステム記述を検索します。 -検索順序は次の通りです: -.Bl -enum -offset indent -.It -環境変数 -.Ev REMOTE -が -.Ql \&/ -で開始しない場合、これはシステム記述と仮定され、最初に検討されます。 -.It -環境変数 -.Ev REMOTE -が -.Ql \&/ -で開始する場合、これは -.Xr remote 5 -データベースのパスと仮定され、指定されたデータベースが検索されます。 -.It -デフォルトの -.Xr remote 5 -データベース -.Pa /etc/remote -が検索されます。 -.El -.Pp -システム記述に関する文書は -.Xr remote 5 -を参照してください。 -.Pp -システム記述中で -.Va br -ケーパビリティを使用することで、 -コネクションを確立するボーレートを指定可能です。 -指定された値が適当でない場合には、使用されるボーレートは -コマンドラインで指定されたものになり得ます。 -例えば -.Dq Li "tip -300 mds" -です。 -.Pp -.Nm -がコネクションを確立すると、使用されるシステム記述の -.Va cm -ケーパビリティで指定されているコネクションメッセージを、 -リモートホストに送信します。 -.Pp -.Nm -に引数の入力を促されている場合 (例えば、ファイル転送の設定の間) -には、入力された行は標準の erase や kill 文字で編集することが許されています。 -入力を促されている時に空行を入力したり操作を中断 -した場合には、入力を促す画面から抜け出し、リモートマシンとの対話に戻ります。 -.Pp -.Nm -ユーティリティは、モデムや回線の排他制御や -.Xr uucico 8 -で採用されているロックプロトコルを用いることで、複数のユーザが -リモートシステムへ接続することを制限しています。 -.Pp -ファイル転送時には -.Nm -は転送した行数を表示します。 -.Ic ~> -や -.Ic ~< -コマンドを使用した場合には、 -.Va eofread -変数や -.Va eofwrite -変数は、ファイル読み込時の end-of-file 文字の認識や、ファイル書き込み時 -の end-of-file 文字の指定に用いられます (後述)。ファイル転送時のフロー制御は、 -通常は tandem モードで行なわれます。リモートシステムが tandem -モードをサポートしない場合には、 -.Va echocheck -が設定され、 -.Nm -が相手に転送した文字のエコーを用いてリモートシステムと同期します。 -.Pp -.Nm -が他システムとの接続のために電話をかける場合には、 -動作を示すさまざまな表示を行ないます。 -.Nm -ユーティリティは、システム記述中の -.Va at -ケーパビリティにおいて、様々な自動呼び出し機器やモデムをサポートします。 -.Pp -Ventel 212+ (ventel), Hayes AT-style (hayes), -USRobotics Courier (courier), Telebit T3000 (t3000), -Racal-Vadic 831 (vadic) のサポートは、デフォルトで有効です。 -.Pp -Bizcomp 1031[fw] (biz31[fw]), Bizcomp 1022[fw] -(biz22[fw]), DEC DF0[23]-AC (df0[23]), DEC DN-11 (dn11), -Racal-Vadic 3451 (v3451) のサポートは、 -.Nm -を適切な定義付きで再コンパイルすることで追加可能です。 -.Pp -Racal-Vadic 831 および 3451 のサポートを両方有効にすると、 -それぞれ v831 および v3451 と参照されます。 -どちらか一方のみサポートすると、それは vadic と参照されます。 -.Ss 変数 -.Nm -ユーティリティは、自己を制御するために、 -変数 -を取り扱います。 -いくつかの変数は、一般ユーザの権限では参照のみで変更することはできません -(スーパユーザのみ、これらの変数の変更が許可されています)。変数は、 -.Ic ~s -エスケープにて、参照および変更が可能です。変数設定の書式は、 -.Xr vi 1 -や -.Xr Mail 1 -での変数設定の書式と同様です。コマンドの引数に -.Dq Li all -を指定することで、 -ユーザが読み出し可能なすべての変数を表示することができます。また、ユーザは -特定の変数について、変数名の最後に -.Ql \&? -を付加することにより、 -その値を表示することができます。 -例えば -.Dq Li escape? -とすることで、現在のエスケープ文字を表示します。 -.Pp -変数値として採用されるものは、数値、文字列、文字、もしくは論理値です。 -論理変数の設定については、単に変数名を設定するだけで設定されます; -これらは、変数名の前に -.Ql \&! -文字をつけることにより偽に設定 -されます。他の変数型については、変数と値の間を -.Ql = -でつなぐことで設定 -できます。すべての設定について、その指定中に空白を入れてはいけません。 -単独の set コマンドは、変数の値を設定するだけでなく、変数の値を知るため -にも用いられます。 -変数は実行時に set コマンドを実行することで初期化されます ( -ホームディレクトリの -.Pa .tiprc -ファイル中で、 -.Ic ~s -プレフィックスがない場合です)。 -.Fl v -オプションを指定することで、 -.Nm -が初期化時に行なった設定を表示します。 -確実に共通変数と思われるものについては、略号表記されます。 -以下に共通変数およびその略号と、デフォルトの値の一覧を示します。 -.Bl -tag -width indent -.It Va beautify -.Pq Vt 論理値 -セッション確立時に受けとった表示不可の文字については無視します; -.Va be -と略号表記されます。 -.It Va baudrate -.Pq Vt 数値 -コネクション確立時の通信速度を指定します; -.Va ba -と略号表記されます。 -.It Va dialtimeout -.Pq Vt 数値 -相手先に電話をかける際に、コネクション確立までの待ち時間 (秒単位) を -指定します; -.Va dial -と略号表記されます。 -.It Va echocheck -.Pq Vt 論理値 -ファイル転送時のリモートホストとの同期を、 -送信された最後の文字のエコーを待つことで取ります; -本変数のデフォルト値は -.Cm off -です。 -.It Va eofread -.Pq Vt 文字列 -.Ic ~< -コマンドを用いてファイル転送した場合に、 -転送終了を示す文字群です; -.Va eofr -と略号表記されます。 -.It Va eofwrite -.Pq Vt 文字列 -.Ic ~> -コマンドを用いてファイル転送した場合に、 -転送終了を示すために送る文字列です; -.Va eofw -と略号表記されます。 -.It Va eol -.Pq Vt 文字列 -行末を示す文字群です。 -.Nm -ユーティリティは、 -行末文字の直後に現れたエスケープ文字のみ、エスケープ文字として認識します。 -.It Va escape -.Pq Vt 文字 -コマンドプレフィックス (エスケープ) 文字です; -.Va es -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Ql ~ -です。 -.It Va exceptions -.Pq Vt 文字列 -beautification の指定で無視されない文字群を指定します; -.Va ex -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値 -.Dq Li \et\en\ef\eb -です。 -.It Va force -.Pq Vt 文字 -リテラルデータ送信を強制する文字です; -.Va fo -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Ql ^P -です。 -.It Va framesize -.Pq Vt 数値 -ファイルを受信した場合に、ファイルシステムとの間にあるバッファに -バッファリングするデータ量 (バイト単位) です; -.Va fr -と略号表記されます。 -.It Va host -.Pq Vt 文字列 -接続しているホスト名です; -.Va ho -と略号表記されます。 -.It Va prompt -.Pq Vt 文字 -リモートホストの行末文字です; -.Va pr -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Ql \en -です。本変数は、データ転送時の同期を取るのに -用いられます。ファイル転送時に行なう転送行のカウントは、この文字を -いくつ受けとったかということに基づきます。 -.It Va raise -.Pq Vt 論理値 -大文字に変換するモードです; -.Va ra -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Cm off -です。 -本モードが有効になると、すべての小文字の文字列は、リモートホストへの転送時に -.Nm -によって大文字に変更されます。 -.It Va raisechar -.Pq Vt 文字 -大文字へ変換するモードの切り替えを行なう入力文字です; -.Va rc -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Ql ^A -です。 -.It Va record -.Pq Vt 文字列 -セッションの記録を取るファイル名です; -.Va rec -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Pa tip.record -です。 -.It Va script -.Pq Vt 論理値 -セッションの記録を取るモードです; -.Va sc -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Cm off -です。 -.Va script -が -.Cm true -の場合には、 -.Nm -はリモートホストから転送されたすべてのデータを -.Va record -に指定されたファイルに記録します。 -.Va beautify -スイッチが有効になっている場合には、表示可能な -.Tn ASCII -文字 (文字コードに換算して 040 から 0177 までの間) についてのみ記録されます。 -beautification 規則の例外を指定する -.Va exceptions -変数による設定も有効となります。 -.It Va tabexpand -.Pq Vt 論理値 -ファイル転送時にタブ文字を空白文字に展開するモードです; -.Va tab -と略号表記されます。 -本変数のデフォルト値は -.Cm false -です。 -本モードが有効になっている場合には、タブ文字は空白文字 8 つに展開されます。 -.It Va verbose -.Pq Vt 論理値 -冗長モードです; -.Va verb -と略号表記されます; -本変数のデフォルト値は -.Cm true -です。 -冗長モードが有効になっている場合には、 -.Nm -はダイヤル時にメッセージを出力したり、ファイル転送を行なっている際の -現在の転送行数を指定したりします。 -.El -.Sh 環境変数 -.Bl -tag -width indent -.It Ev SHELL -.Ic ~! -コマンド実行時に使用するシェルの名前です; デフォルト値は -.Pa /bin/sh -です。 -.It Ev HOME -.Ic ~c -コマンド実行時に用いるホームディレクトリです。 -.It Ev HOST -コマンドラインで指定が無い場合の、デフォルトの -.Va system-name -値です。 -.It Ev REMOTE -システム記述であるか、 -.Xr remote 5 -システム記述データベースへの絶対パスです。 -.It Ev PHONES -.Xr phones 5 -データベースへのパスです。 -.El -.Sh 関連ファイル -.Bl -tag -width ".Pa /var/spool/lock/LCK..*" -compact -.It Pa /etc/remote -グローバル -.Xr remote 5 -データベース。 -.It Pa /etc/phones -デフォルト -.Xr phones 5 -ファイル。 -.It Pa ~/.tiprc -初期化ファイル。 -.It Pa tip.record -記録ファイル。 -.It Pa /var/log/aculog -回線アクセス記録。 -.It Pa /var/spool/lock/LCK..* -.Xr uucp 1 -との回線競合を避けるための回線排他制御ファイル。 -.El -.Sh 関連項目 -.Xr remote 5 , -.Xr phones 5 -.Sh 歴史 -.Nm -コマンドは -.Bx 4.2 -から登場しました。 -.Sh バグ -すべての変数が文書化されているわけではありません。文書化されていないものは -おそらく削除されるでしょう。 |