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index 6fdbb0b3d0..0000000000
--- a/ja_JP.eucJP/man/man3/recno.3
+++ /dev/null
@@ -1,207 +0,0 @@
-.\" Copyright (c) 1990, 1993
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-.\"
-.\" @(#)recno.3 8.5 (Berkeley) 8/18/94
-.\"
-.\" $FreeBSD$
-.TH RECNO 3 "August 18, 1994"
-.UC 7
-.SH 名称
-recno \- レコード番号データベースへのアクセス手法
-.SH 書式
-.nf
-.ft B
-#include <sys/types.h>
-#include <db.h>
-.ft R
-.fi
-.SH 解説
-.I dbopen
-ルーチンは、データベースファイルのライブラリインタフェース
-ですが、そこでサポートされているファイルフォーマットの 1 つに、
-レコード番号ファイルがあります。データベースアクセス手法の一般事項については、
-.IR dbopen (3)
-を参照してください。このマニュアルページでは、recno の固有事項について
-説明します。
-.PP
-レコード番号データ構造は、フラットファイルフォーマットで保存された、
-可変長あるいは固定長のレコードで、論理レコード番号でアクセスされます。
-レコード番号 5 が存在するということは、レコード 1 からレコード 4 が
-存在することになります。レコード番号 1 を削除すると、レコード番号 5 は
-レコード番号 4 になり、レコード番号 1 の後ろを指していたカーソルは、
-1 レコード下にシフトします。
-.PP
-.I dbopen
-で提供される recno へのアクセス手法に固有なデータ構造は、
-<db.h> インクルードファイルで以下のように定義されています。
-.PP
-typedef struct {
-.RS
-u_long flags;
-.br
-u_int cachesize;
-.br
-u_int psize;
-.br
-int lorder;
-.br
-size_t reclen;
-.br
-u_char bval;
-.br
-char *bfname;
-.RE
-} RECNOINFO;
-.PP
-この構造体のエレメントは、以下のように定義されます。
-.TP
-flags
-フラグ値は、以下の値の
-.IR OR (論理和)
-を取ることで指定されます。
-.RS
-.TP
-R_FIXEDLEN
-レコードは固定長で、バイトで区切られていません。
-構造体のエレメント
-.I reclen
-がレコードの長さを指定し、構造体のエレメント
-.I bval
-がパッドキャラクタとして使用されます。データベースに挿入された
-レコードは、
-.I reclen
-バイトより小さい場合、自動的にパッドされます。
-.TP
-R_NOKEY
-.I dbopen
-が指定するインタフェースでは、
-シーケンシャルレコード検索で、呼び出し側のキーとデータ構造の両方にデータが
-入ります。R_NOKEY フラグを指定すると、
-.I cursor
-ルーチンがなくてもキー構造に
-データが入ります。これにより、アプリケーションは、中間に存在するレコード
-すべてを読み込まずに、ファイルの最後のレコードを取り出せます。
-.TP
-R_SNAPSHOT
-このフラグは、修正されていないレコードを
-オリジナルファイルから読み込む代わりに、
-.I dbopen
-が呼び出された場合にファイル
-のスナップショットを取ることを要求します。
-.RE
-.TP
-cachesize
-メモリキャッシュの最大サイズ ( バイト単位 ) です。この値は
-.B 参考程度のもの
-で、アクセス手法はエラーにならずにこれ以上のメモリを割り
-振ります。
-.I cachesize
-を 0 にすると ( サイズを指定しないと ) 、デフォルトの
-キャッシュが使用されます。
-.TP
-psize
-recno へのアクセス手法は、レコードのメモリのコピーを btree に
-保存します。
-この値は、そのツリーのノードで使用されるページのサイズ ( バイト単位 ) です。
-.I psize
-が 0 である場合は ( ページサイズが指定されていない場合は ) 、
-基礎となるファイルシステムの I/O ブロックサイズに従って
-ページサイズが選択されます。詳細については、
-.IR btree(3)
-を参照してください。
-.TP
-lorder
-保存されているデータベースメタデータの整数のバイトオーダ
-です。整数のオーダを数値で表現する必要があります。たとえば
-ビッグエンディアンのばバイトオーダは、4321 の順番になります。
-.I lorder
-が 0 である場合は、( オーダが指定されていない場合は ) 、
-現行ホストのオーダが使用されます。
-.TP
-reclen
-固定長レコードの長さです。
-.TP
-bval
-可変長レコードの場合は、レコードの終わりをマークする区切り
-バイトで、固定長レコードの場合は、パッドキャラクタです。値を指定しないと、
-可変長レコードの最後は改行 ( ``\en'') でマークされ、
-固定長レコードはスペースでパッドされます。
-.TP
-bfname
-recno アクセス手法は、レコードのメモリのコピーを btree に
-保存します。NULL 以外の bfname は、btree ファイルの dbopen の
-ファイル名として指定されたかのように、btree ファイルの名前を指定します。
-.PP
-recno へのアクセス手法で使用するキーとデータのペアのデータ部分は、その
-他のアクセス手法と同じですが、キーは異なります。キーの
-.I data
-フィールドは、<db.h>インクルードファイルで定義された、タイプ
-.IR recno_t
-のメモリ位置を指す
-ポインタでなければなりません。通常の場合、このタイプは、システムで
-使用できる最大の符号なし整数タイプです。キーの
-.I size
-フィールドは、そのタイプのサイズである必要があります。
-.PP
-基礎となる recno アクセス手法ファイルでは、メタデータを
-関連付けられないので、デフォルト値に対する変更内容 ( たとえばレコードの
-固定長やバイト区切り値 ) は、ファイルを開くたびに明確に指定する
-必要があります。
-.PP
-.IR dbopen
-が指定するインタフェースでは、
-.I put
-インタフェースを使用して
-新しいレコードを作成すると、レコード番号が、現在のデータベースの最大
-レコードより 1 以上大きい場合、複数の空のレコードが作成されます。
-.SH エラー
-.I recno
-アクセス手法ルーチンがエラーになると、ライブラリルーチン
-.IR dbopen (3)
-に指定されたエラーか以下のエラーに
-.I errno
-が設定されます。
-.TP
-[EINVAL]
-固定長データベースに、大きすぎるレコードを
-追加しようとしました。
-.SH 関連項目
-.IR btree(3) ,
-.IR dbopen(3) ,
-.IR hash(3) ,
-.IR mpool(3)
-.sp
-.IR "Document Processing in a Relational Database System,"
-Michael Stonebraker, Heidi Stettner, Joseph Kalash, Antonin Guttman,
-Nadene Lynn, Memorandum No. UCB/ERL M82/32, May 1982.
-.SH バグ
-ビッグエンディアンのバイトオーダとリトルエンディアンのバイトオーダのみ
-がサポートされています。