diff options
Diffstat (limited to 'ja_JP.eucJP/man/man4/stl.4')
-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man4/stl.4 | 321 |
1 files changed, 0 insertions, 321 deletions
diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man4/stl.4 b/ja_JP.eucJP/man/man4/stl.4 deleted file mode 100644 index 8df8ea6b38..0000000000 --- a/ja_JP.eucJP/man/man4/stl.4 +++ /dev/null @@ -1,321 +0,0 @@ -.\" Copyright (c) 1996 Greg Ungerer (gerg@stallion.oz.au). -.\" All rights reserved. -.\" -.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without -.\" modification, are permitted provided that the following conditions -.\" are met: -.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. -.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the -.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. -.\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software -.\" must display the following acknowledgement: -.\" This product includes software developed by Greg Ungerer. -.\" 4. Neither the name of the author nor the names of any co-contributors -.\" may be used to endorse or promote products derived from this software -.\" without specific prior written permission. -.\" -.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND -.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE -.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE -.\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE -.\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL -.\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS -.\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) -.\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT -.\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY -.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF -.\" SUCH DAMAGE. -.\" -.\" $FreeBSD$ -.Dd December 2, 1996 -.Os FreeBSD -.Dt STL 4 i386 -.Sh 名称 -.Nm stl , -.Nm stli -.Nd "Stallion Technologies 社製のマルチポートシリアルコントローラ用のドライバ" -.Sh 書式 -.Cd "stl0 at isa? port <addr> tty irq <irq>" -.Cd "stli0 at isa? port <io-addr> tty iomem <mem-addr> iosiz <size> flags <type> " -.Cd "stli0 at eisa? port <io-addr> tty iomem <mem-addr> iosiz <size> flags <type> " -.Sh 解説 -これは、Stallion Technologies 社製のマルチポートシリアルコントローラ用の -カーネルドライバです。 -ドライバは 2 種類あり、それぞれ異なる種類のボードに対応しています。 -.Nm stl -ドライバは EasyIO ボードと EasyConnection 8/32 ボードに対応しており、 -.Nm stli -ドライバは他の全ての種類のボードに対応しています。これには -ONboard, Brumby, EasyConnection 8/64 が含まれます。 -.Sh 設定 -システムにインストールされているそれぞれのボードについて、 -カーネルの設定ファイルにエントリが必要です。 -ボードの種類が異なると、それぞれに対して必要なオプションやパラメータも -少しずつ異なります。 -ボードの種類によって、 -.Nm stl -ドライバか -.Nm stli -ドライバのいずれかが使われます。 -.Nm stl -ドライバと -.Nm stli -ドライバは 8 枚までのボードに対応できます。 -.Pp -ハードウェアの設定 (ディップスイッチ、ジャンパ等) はボードごとに -異なります。 -ハードウェアの細かい設定については、ボードに付属している文書を -ご覧ください。 -あるいは、Stallion Technologies 社の WWW サイト (http://www.stallion.com) -からもボードに関する文書を入手できます。 -.Pp -EasyIO 系と EasyConnection 8/32 系のボードでは -.Nm stl -ドライバを使います。 -.Nm stl -ドライバ用の ISA ボード設定エントリは、一般的に以下の形式です: -.Pp -.Cd "stlX at isa? port <io-addr> tty irq <irq>" -.Pp -.Ar X -はボードに割り当てられているユニット番号です。 -0 から 7 までの任意のユニークな番号が有効です。 -.Pp -ボードが使用する I/O アドレスは -.Ar <io-addr> -で指定します。 -EasyIO ボードと EasyConnection 8/32-AT ボードはそれぞれ 0 から 0x400 -の範囲の I/O アドレスを使用できます。 -.Pp -全ての EasyIO ボードと EasyConnection 8/32 ボードは割り込みを必要とし、 -この割り込みは -.Ar <irq> -で指定します。 -ISA ボードで有効な IRQ 値は 3, 4, 5, 7, 10, 11, 12, 15 です。 -EasyIO-8M を除く全てのボードでは、割り込みはソフトウェア的に -プログラムされています。 -.Pp -EasyConnection 8/32-AT ボードはセカンダリの I/O アドレス領域も使います。 -このアドレス値は、ドライバのコード内で 0x280 に決め打ちされています。 -全ての EasyConnection 8/32-AT ボードは同じセカンダリ I/O アドレス領域 -を共有できます。 -.Pp -EasyConnection 8/32 PCI ボードは、起動時にシステムが自動的に検出します。 -これらのボードに対しては、設定情報を予め与えておく必要はありません。 -起動中には、 -.Nm stl -ドライバは EasyConnection 8/32 PCI ボードを検出したことと、このカード -に関するいくつかの情報を示すメッセージを出力します。 -.Pp -以下では、 -.Nm stl -ドライバがサポートしている ISA ボードのそれぞれに対する設定エントリの -例をいくつか示します。 -それぞれの設定例においては、各種類のボードに関する重要な詳細情報も -いくつか述べます。 -.Pp -それぞれの EasyIO ボードは 8 バイトの I/O アドレス空間と 1 つの IRQ 線 -を必要とします。 -EasyIO ボード用の設定エントリは以下のようになるでしょう: -.Pp -.Cd "stl0 at isa? port 0x2a8 tty irq 15" -.Pp -このエントリは、I/O アドレスが 0x2a8 にあり、IRQ 15 を使っている -EasyIO ボードを指定します。 -I/O アドレスと IRQ 値は必要に応じて変更できます。 -.Pp -それぞれの EasyConnection 8/32-AT ボードは 2 組の I/O アドレスと -1 つの IRQ 線を必要とします。 -プライマリの I/O アドレス領域は、大きさが 2 バイトで、かつシステム上に -あるそれぞれの EasyConnection 8/32-AT ボードについてユニークでなければ -なりません。 -セカンダリの I/O アドレス領域は、大きさは 32 バイトですが、複数の -EasyConnection 8/32-AT ボードで共有できます。 -このセカンダリの I/O アドレスは、ドライバのコード中で 0x280 に -設定されています。 -設定エントリは以下のようになります: -.Pp -.Cd "stl0 at isa? port 0x2a0 irq 10 tty" -.Pp -この設定は、プライマリの I/O アドレスが 0x2a0, セカンダリの I/O アドレス -が 0x280, IRQ が 10 である EasyConnection 8/32-AT を指定します。 -.Pp -ONboard, Brumby, EasyConnection 8/64 系のボードでは -.Nm stli -ドライバを使います。 -.Nm stli -ドライバはこれらの系列のカードの ISA 版と EISA 版に対応しています。 -.Pp -.Nm stli -ドライバ用の ISA ボード設定エントリは、一般的に以下の形式となります: -.Pp -.Cd "stliX at isa? port <io-addr> tty iomem <mem-addr> iosiz <size> flags <type>" -.Pp -.Ar X -はボードに割り当てられたユニット番号です。 -0 から 7 までの任意のユニークな番号が有効です。 -.Pp -ボードが使う I/O アドレスは -.Ar <io-addr> -で指定します。 -サポートされているボードであっても、有効な I/O アドレスの制限は -ボードの種類ごとにそれぞれ異なり、必要とされる I/O 空間の大きさも -異なります。 -.Pp -.Nm stli -を用いる全てのボードは、操作できる共有メモリ領域を必要とします。 -ボードの種類によって、必要な領域の大きさは 4k バイトから 64k バイトま -で変わります。ボードの領域の大きさは設定エントリの -.Ar <size> -フィールドで指定し、この領域のアドレスは -.Ar <mem-addr> -フィールドで指定します。 -.Pp -flags フィールドは、このエントリが適用される特定のボードを指定します。 -ドライバは必ずしも全ての種類のボードを実行時に識別するわけではないので、 -ドライバはこのフィールドを必要とします。 -有効なボードの種類を以下に示します: -.Bd -literal -offset indent -ボード名 種類 I/O サイズ - -Brumby 2 0x4000 -ONboard 4 0x10000 -ONboard/E 7 0x10000 -EasyConnection 8/64-AT 23 0x1000 -EasyConnection 8/64-EISA 24 0x10000 -.Ed -.Pp -.Nm stli -ドライバがサポートしているそれぞれのボードについて、設定例を以下にいく -つか示します。それぞれの設定例では、各種類のボードに関する重要 -な詳細情報もいくつか述べます。 -.Pp -EasyConnection 8/64-AT ボードは、4 バイトの I/O アドレス空間と -4k バイトのメモリ空間を必要とします。 -設定エントリは以下のようになります: -.Pp -.Cd "stli0 at isa? port 0x2a0 tty iomem 0xcc000 iosiz 0x1000 flags 23" -.Pp -このエントリの flags フィールドでは、これが EasyConnection 8/64-AT ボード -であることを指定しています。 -I/O アドレスは 0x2a0 に設定され、メモリアドレスは 0xcc000 に設定されます。 -.Ar iosiz -パラメータは、メモリ領域のサイズとして 4k バイトを指定しています。 -.Pp -EasyConnection 8/64-EISA ボードは、メモリ空間に 64k バイトの領域を -必要とします。 -この領域は 32 ビットメモリアドレス空間のどこに置いても構いません。 -設定エントリは以下のようになります: -.Pp -.Cd "stli0 at eisa? port 0x2000 tty iomem 0x80000000 iosiz 0x10000 flags 24" -.Pp -flags フィールドは、これが EasyConnection 8/64-EISA ボードであることを -示すために用います。 -I/O (ポート) アドレス資源は、ボードが挿さっている EISA スロットから得ま -す。 -各 EISA スロットには、システムのハードウェアから I/O アドレス空間の -一部が割り当てられます。 -このアドレスは 0xX0000 となります(X はスロット番号)。 -例で取り上げているボードはメモリアドレス 0x80000000 にあります。これは -2G バイトを表します。 -.Ar iosiz -パラメータはメモリ領域の大きさを指定します。この例では 64k バイトです。 -.Pp -それぞれの ONboard ISA ボードは 16 バイトの I/O 空間と、 -メモリアドレス空間上の64k バイトの領域を必要とします。 -ONboard の有効な I/O アドレスは 0x200 から 0x300 の範囲内です。 -ONboard ISA の設定エントリは以下のようになります: -.Pp -.Cd "stli0 at isa? port 0x240 tty iomem 0xd0000 iosiz 0x10000 flags 4" -.Pp -このエントリでは、flags を 4 に設定することによって ONboard ISA を指定 -しています。 -このエントリでは I/O アドレス 0x240 と、メモリアドレス 0xd0000 の 64k -バイトの領域を使っています。 -.Pp -各 ONboard/E ボードは 64k バイトのメモリ領域を必要とし、これは -32 ビットアドレス空間 (0 から 4G バイトまで) 上のどこでも構いません。 -設定エントリは以下のようになります: -.Pp -.Cd "stli0 at eisa? port 0x3000 tty iomem 0xc0000000 iosiz 0x10000 flags 7" -.Pp -.\" 'example' が抜けてません? -この例は、0xc0000000 (3G バイト) を共有メモリアドレスに使い、 -スロット 3 にある ONboard/E を指定しています。 -.Pp -Brumby ボードは 1 枚につき 16 バイトの I/O アドレス空間と -共有メモリ空間の 4k バイトの領域を必要とします。 -Brumby の有効な I/O アドレスの範囲は 0x300 から 0x400 までです。 -Brumby の共有メモリ領域は、メモリアドレス空間の 0xc0000 から -0xdc000 の領域でなければなりません。 -Brumby の設定エントリは以下のようになるでしょう: -.Pp -.Cd "stli0 at isa? port 0x360 tty iomem 0xc8000 iosiz 0x4000 flags 2" -.Pp -このエントリは、I/O アドレス 0x360 にあり、アドレス 0xc8000 にある -共有メモリ領域を使っている Brumby ボードを指定しています。 -.Sh 注 -ポートに対するデバイスノードを作成する際には、正しいデバイス名である -.Nm stl -または -.Nm stli -を必ず使ってください。 -それぞれのドライバには別のメジャー番号が割り当てられています。 -したがって、たとえポートのデバイス名がそれぞれのドライバについて -同じであっても、デバイスノードのメジャー番号は異なります。 -デバイスを作成するには -.Xr MAKEDEV 8 -スクリプトを使ってください。 -.Nm stl -ドライバに対しては ttyE と cue タグを使い、 -.Nm stli -ドライバに対しては ttyEi と cuei タグを使ってください。 -.Pp -インテリジェントなタイプのボード(ONboard, Brumby, EasyConnection 8/64) -は、ファームウェアをダウンロードしなければポートが操作可能になりません。 -これは -.Nm stlload -コマンドを使って行うことができます。 -詳しい使い方についてはマニュアルページを参照してください。 -.Sh 関連ファイル -.Bl -tag -width "/dev/staliomem?" -compact -.It Pa /dev/ttyE? -標準の着呼デバイス -.It Pa /dev/ttyiE? -初期状態の着呼デバイス -.It Pa /dev/ttylE? -ロック状態の着呼デバイス -.It Pa /dev/cue? -標準の発呼デバイス -.It Pa /dev/cuie? -初期状態の発呼デバイス -.It Pa /dev/cule? -ロック状態の発呼デバイス -.It Pa /dev/staliomem? -ボード制御デバイス -.El -.sp -ポート番号はボード 0 のポート 0 の 0 から始まる点に注意してください。 -それぞれのボードには 64 個のポートスロットが割り当てられています。 -したがって、2 番目のボードのポート番号は 64 から 127 までです。 -デバイスを作成するには -.Xr MAKEDEV 8 -スクリプトを使ってください。 -.Nm stl -ドライバに対しては ttyE と cue タグを使い、 -.Nm stli -ドライバに対しては ttyEi と cuei タグを使ってください。 -.Sh 関連項目 -.Xr stty 1 , -.Xr termios 4 , -.Xr tty 4 , -.Xr comcontrol 8 , -.Xr MAKEDEV 8 , -.Xr stlload 8 , -.Xr stlstats 8 -.Sh 歴史 -このドライバを最初に開発したのは -.An Greg Ungerer Aq gerg@stallion.com -です。 |