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リリースノート
FreeBSD 4.3-RELEASE version
(i386 アーキテクチャ)
インストールがうまくいかなかったりクラッシュしてしまった場合には
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(WWW 経由で報告したい場合は http://www.FreeBSD.org/send-pr.html
をご覧ください)。
FreeBSD と 4.3-RELEASE のディレクトリ構成に関する情報は ABOUT.TXT を
ご覧ください (フロッピーディスクからインストールしている場合は特に!)。
インストールに関する説明は INSTALL.TXT や HARDWARE.TXT ファイルを
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目次:
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1. 4.2-RELEASE からの変更点
1.1 カーネルでの変更
1.2 セキュリティ上の修正
1.3 ユーザランドでの変更
2. サポートしている構成
2.1 ディスクコントローラ
2.2 イーサネットカード
2.3 FDDI
2.4 ATM
2.5 その他のデバイス
3. FreeBSD の入手
3.1 FTP/Mail
3.2 CDROM
4. 以前の FreeBSD リリースからのアップグレード
5. 障害報告、提案、コードの提供について
6. 謝辞
1. 4.2-RELEASE からの変更点
-------------------------------
1.1. カーネルでの変更
-------------------
クラッシュダンプ時のライトコンバイニングを実装しました。SCSI や IDE の
ディスクの書き込みキャッシュが無効になっていて、大量のメモリダンプに
1 時間も掛かってしまうような時には役に立つでしょう。
カードの挿抜時に鳴らす音を複数種類サポートするように、PC カードドライバと
pccardc(8) コマンドを変更しました。
3Ware Escalade コントローラ用の twe(4) ドライバを更新しました。
Cisco Aironet カード用の an(4) ドライバが、Wired Equivalent Privacy (WEP)
暗号化方式をサポートしました。 ancontrol(8) で制御できます。
wi(4)、an(4) ドライバのデフォルトを BSS (インフラストラクチャ) モードに
変更しました。以前のデフォルトはアドホックモードでした。
Webgear Aviator ワイヤレスネットワークカード用の ray(4) ドライバを
組み込みました。ray(4) インタフェースの動作は raycontrol(8) で変更できます。
Adaptec FSA ファミリの PCI-SCSI RAID コントローラが aac(4) ドライバで
サポートされました。
ed(4) ドライバがサポートする Linksys Fast Ethernet PCCARD のカードを
使う場合、pccard.conf(5) の設定に 0x80000 のフラグを追加しなければ
ならなくなりました。 このフラグは Linksys のカードを認識するために必須です。
非常に短いパケットや、BPF またはブリッジ動作との組合せで
パニックを起こす可能性のあった ed(4) ドライバのバグを修正しました。
超大容量ファイルシステムのスーパーブロックを壊してしまう可能性のあった
FFS のバグを修正しました。
ISO-9660 ファイルシステムに、動的に読み込み可能な文字変換ルーチンを
サポートするフックを追加しました。ports の sysutils/cd9660_unicode は
よく使われる変換方式を実装しています。
新しい NFS のハッシュ機能 (Fowler/Noll/Vo ハッシュアルゴリズムに基づく) を
実装しました。これにより、nfsnode ハッシュテーブルの効率が良くなり、
NFS の性能が向上しました。
cs(4) ドライバを更新しました。
bridge(4) と dummynet(4) に少々の機能を追加し、バグを修正しました。
ahc(4) ドライバを更新しました。性能が向上しただけでなく、
"RAID Port" モードのチップへの対応や AAA カード、
ARO カードへの互換性がより高くなり、多くの改良を行いました。
まれに Ultra2/U160 コントローラがハングするという問題を含む、
いくつかのバグも修正しました
cd(4) ドライバを書き込み動作に対応させました。この対応により、
CD デバイスの一種として認識される、DVD-RAM や PD などのドライブへの書き込みが
可能になりました。ただし、この変更はランダムアクセス可能な書き込みデバイスに
関するものであり、CD-R ドライブのようなシーケンシャルにのみ書き込み可能な
デバイスには関係ないことに注意してください。CD-R ドライブのようなデバイスは
cdrecord(1) コマンドで対応しています。
"make buildkernel" の処理が少し変更され、構築されるカーネル
コンフィグレーションの名前を KERNCONF 変数で指定するようになりました
(変数 KERNEL もまだ使えますが、推奨されません)。 インストールされる
カーネルの名前は、変数 INSTKERNEL で変更できます。 また、変数
NO_KERNELCLEAN によってカーネル構築用ディレクトリを消去しないようにできます
(以前は "config -r" で行っていましたが、今は "make clean" で実行されます)。
サウンドドライバのサポートを改善するため、kobj 機能が -CURRENT から
マージされました。
SoundBlaster 8 と SoundBlaster 16 のドライバを分離し、古い統合ドライバを
置き換えました。
ESS Maestro-3/Allegro のドライバを追加しました。ただし、ライセンス制限のため、
カーネルに組み込むことは出来ません。このドライバを利用するには以下の行を
/boot/loader.conf に追加してください:
snd_maestro3_load="YES"
pcm(4) ドライバが CMedia CMI8338/CMI8738 サウンドチップと
CS4281 サウンドチップに対応しました。
サウンド機能のカーネルモジュールが作成されていれば、"kldload snd" と
することで、すべてのサウンドドライバ群とその基盤機能をロードできるように
しました。
isp(4) ドライバを更新しました。
ipfilter を 3.4.16 に更新しました。
ipfw(8) に新機能 ("me") を追加しました。この機能により動的に IP アドレスが
変更されるインタフェース上のパケットにマッチさせることが可能になります。
TCP の遅延 ACK 動作に関していくつかのバグ修正を行いました。
TCP に、TCP Fast Recovery アルゴリズムに対応する NewReno の変更を行いました。
この動作は net.inet.tcp.newreno sysctl 変数で制御できます。
TCP において、初期 SYN セグメントに対するタイムアウトをより積極的に
行うようにしました。 これは、初期接続要求をより高速に中断することを
可能にするものです。
正しいシーケンス番号を持つ ICMP UNREACH_FILTER_PROHIB メッセージにより、
SYN_SENT 状態にある TCP コネクションが RST となるようにしました。
この動作は net.inet.tcp.icmp_may_rst sysctl 変数により制御できます。
新たに net.inet.ip.check_interface sysctl 変数を導入しました。
これは、外部から到着したパケットが、そのパケットの送信先アドレスに
一致するアドレスを持つインタフェースに到着したかどうかの検証を行います。
この変数はデフォルトで off になっています。
ata(4) ドライバを更新しました。
より柔軟な構成のために、ata(4) ドライバの多くのオプションをブートローダで
変更できるようにしました。以前はカーネルのコンパイル時のオプションでした。
ata(4) ドライバで、Acer Alladin チップセットの ATA66 と ATA100 を
サポートしました。
kqueue(2) をデバイス層まで拡張し、またいくつかのバグ修正を行いました。
Linux のシグナルハンドリングに関する修正を追加しました。この修正によって、
Linux エミュレーション下で動作する、シグナルをよく使うプログラムに対する
互換性を高めました。
ida ディスクドライバにおいてクラッシュダンプがサポートされました。
mly(4) ドライバに、キューイングの変更、並列性の向上、安定性のための
改良などのいくつかの修正を行ないました。
VLAN ネットワーキングコードのいくつかの些細なバグを修正しました。
Vinum のいくつかのバグを修正しました。
1.2. セキュリティ上の修正
-------------------
環境変数の問題、バッファオーバランの可能性、チケットファイルの上書きの
問題に関し、Kerberos IV の実装に対するいくつかの修正を行いました。
不適切な環境変数をきれいに処理するように telnet(1) を変更しました。
procfs(4) に関するいくつかの脆弱性を修正しました (セキュリティ勧告の
FreeBSD-SA-00:77 を参照してください)。
ipfw(8) と ip6fw(8) に含まれていた、入力された TCP パケットを
間違って「確立済み」接続の一部と見なしてしまうバグを修正しました
(セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:08 を参照してください)。
crontab(8) に含まれていた、システム中の crontab(5) の文法に則った形式の
ファイルがすべて読めてしまうというバグを修正しました (セキュリティ勧告の
FreeBSD-SA-01:09 を参照してください)。
inetd(8) に含まれていた、wheel グループのユーザがアクセスできるファイルの
初めの 16 バイトの読み取りを許してしまうという脆弱性を修正しました
(セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:11 を参照してください)。
periodic(8) に含まれていた、一時ファイルを安全でない方法で取り扱うバグを
直しました (セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:12 を参照してください)。
リモートから攻撃可能なバッファオーバフロー問題を修正するために、BIND を
8.2.3 に更新しました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:18 を参照してください)。
RSA の鍵生成が失敗したことを検出されたときにサーバ鍵を再生成する事によって、
サーバ鍵 (ホスト鍵ではありません) の推測を可能にするような攻撃を
(接続数制限により攻撃を弱めるのではなく) 遮断するようにするコードを
OpenSSH に加えました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:24 を参照してください)。
攻撃者が、TCP と UDP の「セッション」を中断させることができる ICMP の
バグを修正しました。
timed(8) の、特定の不正なパケットを受けとるとクラッシュするというバグを
修正しました (セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:28 を参照してください)。
rwhod(8) の、特定の不正なパケットを受けとるとクラッシュするというバグを
修正しました (セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:29 を参照してください)。
特定の競合状態が発生し、許可されていないデータにアクセスできてしまうという、
FreeBSD の FFS と EXT2FS の実装に存在したセキュリティホールを修正しました
(セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:30 を参照してください)。
ntpd(8) の、リモートから悪用される弱点を修正しました (セキュリティ勧告の
FreeBSD-SA-01:31 を参照してください)。
IPFilter のフラグメントキャッシュにあったセキュリティホールを修正しました
(セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:32 を参照してください)。
FTP サーバ上で任意のコードを実行させてしまうような、glob(3) の
バッファオーバーフローを修正しました。さらに、あるタイプのサービス妨害攻撃に
対抗するために、マッチしたとして返すパス名の数に上限を指定できるよう
glob(3) を変更しました。ftpd(8) はすでにこの機能を使っています
(セキュリティ勧告の FreeBSD-SA-01:33 を参照してください)。
TCP の初期シーケンス番号を、OpenBSD から拝借したアルゴリズムを使って、
より徹底的に乱数化するようにしました。
脆弱性による危険を減らすために、多くのプログラムの出力書式指定文字列を
修正しました。
一時ファイルを利用する多くのプログラムを、より安全に動作するようにしました。
1.3. ユーザランドでの変更
---------------------
newfs(1) にライトコンバイニングが実装されたため、新しいファイルシステムの作成が
最大で 7 倍速くなりました。
config(8) に含まれていた多くのバッファオーバフローを修正しました。
binutils を 2.10.1 に更新しました。
OpenSSL を 0.9.6 に更新しました。
OpenSSL に対してマシン依存のアセンブラ最適化を行ないました。これは
Makefile 変数の CPUTYPE/MACHINE_CPU で有効化できます。
file(1) を contrib の下に置くようにし、バージョン 3.33 を導入しました。
groff(1) と関連ユーティリティを FSF 版 1.16.1 に更新しました。
indent(1) にいくつかのフォーマットオプションを追加しました。
dialog の新しい機能を使って、sysinstall(8) をより直感的なデフォルト値を
使うように変更しました。
sysinstall(8) がバイナリアップグレード時に /etc/mail を正しく
保存するように修正しました。
sysinstall(8) での root パーティションのデフォルトを 100MB に変更しました。
libdisk において、インストール時に i386 の boot0 ブートローダの設定が
できるようになりました。
rm(1) -v で、削除しようとするファイルのすべてのパス名が
表示されるようになりました。
lpr(1) と lpq(1)、lpd(8) にいくつかの小さな改良を行いました。
OpenSSH を 2.3.0 に更新しました。このバージョンでは
Rijndael 暗号化アルゴリズムが追加されています。
OpenSSH に Kerberos との互換性を追加しました。
OpenSSH を、トラフィック解析に対して耐性を持つように修正しました。
修正内容は、「表示されない」文字も空のパケットとして送り返すようにすること、
送信するパスワードをパディングすることであり、ともにパスワード長に関する
ヒントを与えないことを目的としています。
syslogd(8) に "LOG_CONSOLE" 機能を追加しました (デフォルトでは無効)。
この機能により /dev/console への出力をログに書き込むことができます。
cdcontrol(1) を、CDROM 環境変数でデフォルトのデバイスを指定できるように
しました。
すべての package と port が "origin" 指示子を含むようになりました。
これにより pkg_version(1) のようなプログラムが package がどのディレクトリで
作成されたのかを判断しやすくなります。
pkg_info(1) に -g フラグを追加しました。 このフラグを使うことで、
(インストール後に何か変更があったかどうかを見るために) インストールされた
パッケージを記録されているチェックサムと比較照合することができます。
この機構をシステム監査として捉えるのなら、当然ながら、その正当性は
/var/db/pkg の内容の安全性に依存します。
pkg_create(1) と pkg_add(1) を、bzip2(1) で圧縮されたパッケージに
対応させました。また、pkg_add(1) を PACKAGEROOT 環境変数を参照するように
変更しました。この環境変数で、新しいパッケージのミラーサイトを指定できます。
pkg_info(1) が、インストールされたパッケージ名に対するメタキャラクタの
使用をサポートしました。-G オプションでこの振る舞いを禁止できます。
また、-x オプションにより、シェルのメタキャラクタでなく正規表現で
マッチさせるようにできます。
package のバイナリファイルの電子署名を作成および検証するための、
pkg_sign(1) と pkg_check(1) を追加しました。
インストール済みのパッケージを更新し、その依存関係も更新する
pkg_update(1) ユーティリティを追加しました。
pkg_delete(1) をパッケージ名のパターンマッチを行なうように更新しました。
パターンマッチにはシェルのパターンマッチ方法と正規表現の両方を使うことが
出来ます。さらに、全てのパッケージを削除する -a オプションと、
rm(1) と同様の対話的な削除確認を行なう -i オプションも追加しました。
pkg_create(1) の依存関係を記録する方法を、コマンドラインで指定された順から、
依存関係順に変更しました。この変更により、"pkg_add -r" の機能性が向上します。
pkg_version(1) に、Porters Handbook と同様のバージョン番号比較
ルーチンを組み込みました。この比較をテストするための -t オプションも
追加しました。
awk を gawk-3.0.4 から gawk-3.0.6 に更新しました。この更新により、
数多くの致命的ではないバグが修正され、また少々性能が上がるようになりました。
SIGINFO シグナル (通常は制御 tty で control-T を押すことにより発生する) を
受けるとすぐに、現在のフェーズ番号と現フェーズ中の進行度合いを示す一行を
出力するように、fsck(8) を変更しました。
pwd(1) に realpath(1) の機能を加えました。realpath としての動作は、
いろいろなパス名を実際の物理的なパス名へと解決するものです。
gcc を 2.95.3 に更新しました。
スレッドプログラム対応版と非スレッドプログラム対応版を統合した libgcc を
用いるように gcc(1) を変更しました。/usr/lib/libgcc_r.a は削除してかまいません。
config(8) を、元々エラーとなるべきだった多くの警告を実際のエラーとし、
終了コードに反映させるようにしました。この変更により、"make buildkernel" が
なにも文句を言わずにそれらのエラーを無視し、ユーザがそれに気が付くことなく
動かないカーネルを作ってしまうということがなくなりました。
/etc/ssh/sshd_config において、古い ConnectionsPerPeriod パラメータの
代わりに MaxStartups を使うようにしました。
find(1) に -empty フラグを追加しました。このフラグはファイルまたは
ディレクトリが空の時に真を返します。
find(1) に -iname と -ipath プライマリを追加しました。これらはそれぞれ
英字の大文字や小文字の違いを無視して比較します。さらに -regexp と
-iregexp プライマリも追加しました。これらは正規表現を使って比較します。
-E フラグによって拡張正規表現を有効にすることができます。
セキュリティを向上するため、ldconfig(8) をディレクトリのオーナと
パーミッションをチェックするように変更しました。このチェックは
-i フラグで無効にできます。
sendmail(8) と関連ユーティリティをバージョン 8.11.1 から 8.11.3 に
更新しました。詳しくは /usr/src/contrib/sendmail/RELEASE_NOTES を
ご覧ください。
make.conf に SENDMAIL_MC と SENDMAIL_ADDITIONAL_MC のオプションを
追加しました。 詳しくは /etc/defaults/make.conf をご覧ください。
/etc/mail にある Makefile を拡張しました: make.conf の SENDMAIL_MC
オプションの解釈、.mc ファイルから .cf ファイルの生成、一般化された map の
再構成、aliases ファイルの再構成、sendmail を停止、実行、再実行させる機能。
vidcontrol(1) に、VESA_800x600 ラスタテキストモードの中から任意の
テキストスクリーンサイズを選ぶための -g パラメータを追加しました。
rfork(2) の補助機能として、rfork_thread(3) ライブラリ関数を追加しました。
この関数により、複雑なスタック交換コードを実装する必要がなくなります。
compat3x 配布物を更新し、FreeBSD 3.5.1-RELEASE に含まれるライブラリを
取り込みました。
gperf を 2.7.2 に更新しました。
基本システムに含まれるネットワークユーティリティの残り、すなわち
lpr(1)、lpd(8)、syslogd(8)、logger(1) が、すべて IPv6 に対応しました。
複数のパッケージを削除するように指示されたときに、依存順に従って
各パッケージを削除するように pkg_delete(1) を変更しました。
以前はコマンドラインで指示された順に従っていました。
burncd(8) にマルチセッションモードをサポートする -m オプションを
追加しました (デフォルトではシングルセッションとしてディスクをクローズします)。
指定したファイルからイメージファイル名のリストを取得する -l オプションも
追加されました。 "-" で標準入力からファイルのリストを取得できます。
tar(1) を TAR_RSH 環境変数を見るように変更しました。その主な目的は
ssh(1) を転送手段として使えるようにすることです。
make(1) のいくつかのバグ、例えば、空の拡張子に対する間違った対応、
カレントディレクトリのパーミッションに関する誤った前提条件、
バッファオーバーフローの可能性、などを修正しました。
make.conf の変数として CPUTYPE を追加しました。この変数により、OpenSSL
のような様々なプログラムに対してプロセッサ別の最適化をすることを指定できます。
起動時の syscons の設定を、マシンに依存しない rc.syscons で行うように
変更しました。
login(1) を、PAM モジュールで設定された環境変数をエクスポートするように
変更しました。
ipfstat(8) に、top(1) のような表示方法を行わせる -t オプションを
追加しました。
tftp(8) に -c と -C オプションを追加しました。これらのオプションにより、
サーバは接続してきたクライアントの IP アドレスを元にして chroot(2) を
行ないます。tftp(1) と tftpd(8) を 65535 ブロックよりも大きなファイルを
転送できるように変更しました。
各ユーザの最終ログイン時刻を表示する lastlogin(1) ユーティリティを、
NetBSD から移植しました。
/usr/src/share/examples/BSD_daemon/ に、スケーラブルな Beastie
(訳注: 日本では「デーモン君」でしょうか?) の絵を置きました。
bc を 1.04 から 1.06 に更新しました。
savecore(8) に、クラッシュダンプを保存した後でクリアしてしまわないようにする
-k オプションを追加しました。また、保存容量と時間を節約するために、
たくさんの 0 の連続をクラッシュダンプに書き込まないようにしました。
tcsh をバージョン 6.10 に更新しました。
CVS_RSH 環境変数 (cvs(1) で使われます) のデフォルト値を rsh から ssh に
変更しました。
disklabel(8) を、セクタ数だけでなく、キロバイト単位、メガバイト単位、
ギガバイト単位でパーティションの大きさを指定できるようにしました。
Kerberos IV を 1.0.5 に更新しました。
Heimdal を 0.3e に更新しました。
dump(8) を、"nodump" フラグをディレクトリ階層にしたがって継承するように
変更しました。
ISC DHCP クライアントを 2.0pl5 に更新しました。
stty(1) に "erase2" 制御文字のサポートを追加しました。これにより、
"delete" と "backspace" の両方を erase 文字として利用できます。
split(1) を、2ギガバイトよりも大きなファイルを分割できるようにしました。
units(1) をいくらか更新し、またバグ修正を行ないました。
netstat(1) を、各インタフェースに付けられたアドレスごとに入出力パケット数を
管理するように修正しました。
netstat(1) に -W フラグを追加しました。このフラグにより、アドレスが長過ぎて
表示するカラムをはみでるときでも、アドレスを切り詰めないように指定できます。
sockstat(1) に -c と -l フラグを追加しました。これらのフラグは、それぞれ
接続済みのソケットと、リスン状態にあるソケットを表示するように
指定するものです。
たくさんのマニュアルページを改善しました。フォーマット的な改善と、内容的な
改善の両方を行ないました。
"lprm -" が、リモートプリンタのキューに対しても動作するようにしました。
mergemaster(8) を /etc/mergemaster.rc ファイルを読み込むように変更しました。
また必要に応じて、("newaliases" のような) 推奨するコマンドを実行するように
ユーザを促すようにしました。
ftpd(8) に、読みとり専用モードを指定する -r フラグと、EPSV を禁止する
-E フラグを追加しました。また、情報洩れを防ぐためのいくつかの修正と、
コンパイル時にポート範囲を指定できるようにする修正も行ないました。
rc(8) に、rc.conf(5) 変数間の依存関係を取り扱うフレームワークを追加しました。
libfetch が passive FTP でファイル取得を行なうときのデフォルトの
TCP ポート番号範囲を変更しました。この変更により fetch(1) の振る舞いが
影響を受けます。ftp(1) の以前の挙動は -U オプションにより指定できます。
portmap(8) に、bind するべき IP アドレスを指定する -h オプションを
追加しました。このオプションは何回も指定することができます。マルチホームな
ホストでは一般的にこのオプションを何回も指定することが必要でしょう。
GNATS を 3.113 に更新しました。
tail(1) を 2GB より大きなファイルについても動作するようにしました。
2. サポートしている構成
---------------------------
FreeBSD は現在、ISA、VLB、EISA、MCA、PCI バスの 386SX から Pentium クラス
までのさまざまな種類の PC で動作します (ただし 386SX はお勧めできません)。
IDE ドライブやさまざまな SCSI コントローラ、ネットワークカード、
シリアルカードに対応しています。
以下に記載されているのは、現在 FreeBSD で動作することが確認されている
すべての周辺機器のリストです。その他の構成でも動作する可能性がありますが、
それは単に、まだ私たちが動作確認の報告を受けとっていないというだけです。
2.1. ディスクコントローラ
---------------------
IDE
ATA
Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ
Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ
Adaptec 164x シリーズ MCA SCSI コントローラ
Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ (スタンダード、エンハンスドモード)
Adaptec 274X/284X/2920C/294x/2950/3940/3950 (Narrow/Wide/Twin) シリーズ
EISA/VLB/PCI SCSI コントローラ
Adaptec AIC7850、AIC7860、AIC7880、AIC789x オンボード SCSI コントローラ
Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (ただし起動はできません)
Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ
Adaptec AIC-6260 および AIC-6360 ベースのボード。これには AHA-152x と
SoundBlaster SCSI カードが含まれます。
Adaptec 2100S、2400A、3200S、および 3400S SCSI RAID コントローラ
Adaptec FSA ファミリ RAID コントローラ:
Adaptec AAC-2622
Adaptec AAC-364
Adaptec AAC-3642
Dell PERC 2/QC
Dell PERC 2/Si
Dell PERC 3/Di
Dell PERC 3/QC
Dell PERC 3/Si
HP NetRAID-4M
AdvanSys SCSI コントローラ (全モデル)
BusLogic MultiMaster コントローラ:
[ BusLogic/Mylex "Flashpoint" アダプタはまだサポートされて *いません* ]
BusLogic MultiMaster "W" シリーズホストアダプタ:
BT-948、BT-958、BT-958D
BusLogic MultiMaster "C" シリーズホストアダプタ:
BT-946C、BT-956C、BT-956CD、BT-445C、BT-747C、BT-757C、BT-757CD、BT-545C、
BT-540CF
BusLogic MultiMaster "S" シリーズホストアダプタ:
BT-445S、BT-747S、BT-747D、BT-757S、BT-757D、BT-545S、BT-542D、BT-742A、
BT-542B
BusLogic MultiMaster "A" シリーズホストアダプタ:
BT-742A、BT-542B
BusLogic MultiMaster と完全に互換性のある AMI FastDisk コントローラも
サポートされています。
Buslogic/Bustek BT-640 と Storage Dimensions SDC3211B および SDC3211F
マイクロチャンネル (MCA) バスアダプタもサポートされています。
DPT SmartCACHE Plus、SmartCACHE III、SmartRAID III、SmartCACHE IV および
SmartRAID IV SCSI/RAID コントローラはサポートされています。
DPT SmartRAID V および VI SCSI RAID コントローラ:
PM1554、PM2554、PM2654、PM2865、PM2754、PM3755、PM3757
AMI MegaRAID Express および Enterprise ファミリ RAID コントローラ:
MegaRAID Series 418
MegaRAID Enterprise 1200 (シリーズ 428)
MegaRAID Enterprise 1300 (シリーズ 434)
MegaRAID Enterprise 1400 (シリーズ 438)
MegaRAID Enterprise 1500 (シリーズ 467)
MegaRAID Enterprise 1600 (シリーズ 471)
MegaRAID Elite 1500 (シリーズ 467)
MegaRAID Elite 1600 (シリーズ 493)
MegaRAID Express 100 (シリーズ 466WS)
MegaRAID Express 200 (シリーズ 466)
MegaRAID Express 300 (シリーズ 490)
MegaRAID Express 500 (シリーズ 475)
Dell PERC
Dell PERC 2/SC
Dell PERC 2/DC
Dell PERC 3/DCL
HP NetRAID-1si
HP NetRAID-3si
HP Embedded NetRAID
これらのコントローラからの起動はサポートされています。
Mylex DAC960 および DAC1100 RAID コントローラ、
2.x、3.x、4.x および 5.x のファームウェア:
DAC960P
DAC960PD
DAC960PDU
DAC960PL
DAC960PJ
DAC960PG
AcceleRAID 150
AcceleRAID 250
eXtremeRAID 1100
これらのコントローラからの起動もサポートされていますが、
EISA アダプタのものはサポートされていません。
バージョン 6.x のファームウェアを搭載した
Mylex PCI to SCSI RAID コントローラ:
AcceleRAID 160
AcceleRAID 170
AcceleRAID 352
eXtremeRAID 2000
eXtremeRAID 3000
ここに示されていない Mylex 互換のコントローラも動作すると思われますが、
確認は行われていません。
3ware Escalade ATA RAID コントローラ。5000 および 6000、7000 シリーズの
すべてがサポートされています。
SymBios (旧 NCR) 53C810、53C810a、53C815、53C820、53C825a、
53C860、53C875、53C875j、53C885、53C895 および 53C896 PCI SCSI コントローラ:
ASUS SC-200
Data Technology DTC3130 (すべての変種)
Diamond FirePort (すべて)
NCR 社のカード (すべて)
Symbios 社のカード (すべて)
Tekram DC390W、390U および 390F
Tyan S1365
NCR 53C500 ベースの PC-Card SCSI ホストアダプタ:
IO DATA PCSC-DV
KME KXLC002(TAXAN ICD-400PN など)、KXLC004
Macnica Miracle SCSI-II mPS110
Media Intelligent MSC-110、MSC-200
NEC PC-9801N-J03R
New Media Corporation BASICS SCSI
Qlogic Fast SCSI
RATOC REX-9530、REX-5572 (SCSI としてのみ)
TMC 18C30、18C50 ベースの ISA/PC-Card SCSI ホストアダプタ:
Future Domain SCSI2GO
IBM SCSI PCMCIA Card
ICM PSC-2401 SCSI
Melco IFC-SC
RATOC REX-5536、REX-5536AM、REX-5536M、REX-9836A
Qlogic のコントローラとその変種
Qlogic 1020、1040 SCSI と Ultra SCSI ホストアダプタ
Qlogic 1240 dual Ultra SCSI コントローラ
Qlogic 1080 Ultra2 LVD と 1280 Dual Ultra2 LVD コントローラ
Qlogic 12160 Ultra3 LVD コントローラ
Qlogic 2100 と Qlogic 2200 Fibre Channel SCSI コントローラ
Performance Technology SBS440 ISP1000 の変種
Performance Technology SBS450 ISP1040 の変種
Performance Technology SBS470 ISP2100 の変種
Antares Microsystems P-0033 ISP2100 の変種
DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーションモード)。
Workbit Ninja SCSI-3 ベースの PC-Card SCSI ホストアダプタ:
Alpha-Data AD-PCS201
IO DATA CBSC16
サポートされるすべての SCSI コントローラは、
SCSI-I および SCSI-II 周辺機器の完全なサポートを提供します。
これにはハードディスク、光磁気ディスク、
(DAT と 8mm Exabyte を含む)テープドライブ、メディアチェンジャ、
ターゲットデバイスとして動作するプロセッサ、CDROM ドライブが含まれます。
CDROM コマンドをサポートする WORM デバイスは CDROM ドライバによる
読み取り専用アクセスのみサポートされます。WORM/CD-R/CD-RW への書き込みは
ports ツリーにある cdrecord によりサポートされます。
現在は以下の種類の CD-ROM がサポートされています:
(cd) SCSI インターフェース (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI も含む)
(matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インターフェース
(562/563 モデル)
(scd) Sony 専用インターフェース (全モデル)
(acd) ATAPI IDE インターフェース
以下のドライバは古い SCSI サブシステムではサポートされていましたが、
新しい CAM SCSI サブシステムでは *まだ* サポートされていません。
NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ。
UltraStor 14F、24F および 34F SCSI コントローラ。
Seagate ST01/02 SCSI コントローラ。
Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ。
WD7000 SCSI コントローラ。
[ 注: UltraStor ドライバを新しい CAM SCSI の枠組みに移植する作業が
進行中ですが、いつ完成するか、本当に完成するかどうかはまだわかりません。]
以下のドライバは保守されていません。これらは動くかもしれませんし、
動かないかもしれません:
(mcd) Mitsumi 専用 CD-ROM インタフェース (全モデル)
2.2. イーサネットカード
-------------------
AIC-6915 Fast イーサネットコントローラチップベースの
Adaptec Duralink PCI Fast イーサネットアダプタ。これには次のものが含まれます:
ANA-62011 64-bit single port 10/100baseTX アダプタ
ANA-62022 64-bit dual port 10/100baseTX アダプタ
ANA-62044 64-bit quad port 10/100baseTX アダプタ
ANA-69011 32-bit single port 10/100baseTX アダプタ
ANA-62020 64-bit single port 100baseFX アダプタ
Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード
Tigon 1 および Tigon 2 チップセットベースの Alteon Networks PCI
ギガビットイーサネットカード。これには次のものが含まれます。
3Com 3c985-SX (Tigon 1 および 2)
Alteon AceNIC 1000baseSX (Tigon 1 および 2)
Alteon AceNIC 1000baseT (Tigon 2)
DEC/Compaq EtherWORKS 1000
Farallon PN9000SX
NEC Gigabit Ethernet
Netgear GA620 (Tigon 2)
Netgear GA620T (Tigon 2、1000baseT)
Silicon Graphics Gigabit Ethernet
AMD PCnet/PCI (79c970 および 53c974 または 79c974)
AMD PCnet/FAST、PCnet/FAST+、PCnet/FAST III、PCnet/PRO、
PCnet/Home、および HomePNA。
SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインターフェース、
そしてその他大部分の WD8003E、WD8003EBT、WD8003W、WD8013W、
WD8003S、WD8003SBT、そして WD8013EBT ベースの互換品。
SMC Elite Ultra。 SMC Etherpower II。
RealTek 8129/8139 ベースのファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
Allied Telesyn AT2550
Allied Telesyn AT2500TX
Genius GF100TXR (RTL8139)
NDC Communications NE100TX-E
OvisLink LEF-8129TX
OvisLink LEF-8139TX
Netronix Inc. EA-1210 NetEther 10/100
KTX-9130TX 10/100 Fast Ethernet
Accton "Cheetah" EN1207D (MPX 5030/5038; RealTek 8139 互換)
SMC EZ Card 10/100 PCI 1211-TX
Lite-On 82c168/82c169 PNIC ベースのファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
LinkSys EtherFast LNE100TX
NetGear FA310-TX Rev. D1
Matrox FastNIC 10/100
Kingston KNE110TX
Macronix 98713、98713A、98715、98715A と 98725 ベースの
ファーストイーサネット NIC:
Accton EN1217 (98715A)
Adico AE310TX (98715A)
Compex RL100-TX
CNet Pro120A (98713 もしくは 98713A)
CNet Pro120B (98715)
NDC Communications SFA100A (98713A)
SVEC PN102TX (98713)
Macronix/Lite-On PNIC II LC82C115 ベースのファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
LinkSys EtherFast LNE100TX Version 2
Winbond W89C840F ベースのファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
Trendware TE100-PCIE
VIA Technologies の VT3043 "Rhine I" と VT86C100A "Rhine II" ベースの
ファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
Hawking Technologies PN102TX
D-Link DFE-530TX
AOpen/Acer ALN-320
Silicon Integrated Systems の SiS 900 と SiS 7016 PCI
ファーストイーサネット NIC。
Sundance Technologies の ST201 PCI ファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
D-Link DFE-550TX
SysKonnect SK-984x PCI ギガビットイーサネットカード。
これには次のものが含まれます:
SK-9841 1000baseLX シングルモードファイバ、1 ポート
SK-9842 1000baseSX マルチモードファイバ、1 ポート
SK-9843 1000baseLX シングルモードファイバ、2 ポート
SK-9844 1000baseSX マルチモードファイバ、2 ポート
Texas Instruments ThunderLAN PCI NIC。これには次のものが含まれます:
Compaq Netelligent 10、10/100、10/100 Proliant、10/100 Dual-Port
Compaq Netelligent 10/100 TX Embedded UTP、10 T PCI UTP/Coax、10/100 TX UTP
Compaq NetFlex 3P、3P Integrated、3P w/ BNC
Olicom OC-2135/2138、OC-2325、OC-2326 10/100 TX UTP
Racore 8165 10/100baseTX
Racore 8148 10baseT/100baseTX/100baseFX multi-personality
ADMtek Inc. の AL981 ベース PCI ファーストイーサネット NIC
ADMtek Inc. の AN985 ベース PCI ファーストイーサネット NIC
ADMtek Inc. の AN986 ベース USB イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
LinkSys USB100TX
Billionton USB100
Melco Inc. LUA-TX
D-Link DSB-650TX
SMC 2202USB
CATC の USB-EL1210A ベース USB イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
CATC Netmate
CATC Netmate II
Belkin F5U111
Kawasaki LSI の KU5KUSB101B ベース USB イーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
LinkSys USB10T
Entrega NET-USB-E45
Peracom USB Ethernet Adapter
3Com 3c19250
ADS Technologies USB-10BT
ATen UC10T
Netgear EA101
D-Link DSB-650
SMC 2102USB
SMC 2104USB
Corega USB-T
ASIX Electronics AX88140A PCI NIC。これには次のものが含まれます:
Alfa Inc. GFC2204
CNet Pro110B
DEC DC21040、DC21041、もしくは DC21140 ベースの NIC
(SMC Etherpower 8432T、DE245 など)
DEC/Intel 21143 ベースの ファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
DEC DE500-BA
Compaq Presario 7900 シリーズの内蔵イーサネット
D-Link DFE-570TX
Kingston KNE100TX
LinkSys EtherFast 10/100 Instant GigaDrive 内蔵 Ethernet
Davicom の DM9100 と DM9102 ベースの PCI ファーストイーサネット NIC。
これには次のものが含まれます:
Jaton Corporation XpressNet
富士通 MB86960A/MB86965A。これには次のものが含まれます:
CONTEC C-NET(PC)C Ethernet
Eiger Labs EPX-10BT
富士通 FMV-J182、FMV-J182A、MBH10302、MBH10303 Ethernet PCMCIA
富士通 Towa LA501 Ethernet
日立 HT-4840-11
NextCom J Link NC5310
RATOC REX-5588、REX-9822、REX-4886、REX-R280
TDK LAK-CD021、LAK-CD021A、LAK-CD021BX
HP PC Lan+ カード (モデル番号: 27247B および 27252A)。
Intel EtherExpress 16
Intel EtherExpress Pro/10
Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet
Intel InBusiness 10/100 PCI Network Adapter
Intel PRO/100+ Management Adapter
Isolan AT 4141-0 (16 ビット)
Isolink 4110 (8 ビット)
Novell NE1000、NE2000、および NE2100 イーサネットインタフェース。
NE2000 をエミュレートする PCI ネットワークカード:
RealTek 8029、NetVin 5000、Winbond W89C940、Surecom NE-34、VIA VT86C926。
3Com 3C501 カード
3Com 3C503 Etherlink II
3Com 3c505 Etherlink/+
3Com 3C507 Etherlink 16/TP
3Com 3C509、3C529 (MCA)、3C579、
3C589/589B/589C/589D/589E/XE589ET/574TX/574B (PC-card/PCMCIA)、
3C590/592/595/900/905/905B/905C PCI、
3C556/556B MiniPCI、
および EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL
3Com 3c980/3c980B Fast Etherlink XL server adapter
3Com 3cSOHO100-TX OfficeConnect adapter
Crystal Semiconductor の CS89x0 ベースの NIC。これには次のものが含まれます:
IBM Etherjet ISA
NE2000 互換 PC-Card (PCMCIA) イーサネット/ファストイーサネットカード。
これは次のものが含まれます:
AR-P500 Ethernet card
Accton EN2212/EN2216/UE2216(OEM)
Allied Telesis CentreCOM LA100-PCM_V2
AmbiCom 10BaseT card
BayNetworks NETGEAR FA410TXC Fast Ethernet
CNet BC40 adapter
COREGA Ether PCC-T/EtherII PCC-T/FEther PCC-TXF/PCC-TXD
Compex Net-A adapter
CyQ've ELA-010
D-Link DE-650/660
Danpex EN-6200P2
ELECOM Laneed LD-CDL/TX
IO DATA PCLA/TE、PCET/TX、PCET/TX-R
IBM Creditcard Ethernet I/II
IC-CARD Ethernet/IC-CARD+ Ethernet
Linksys EC2T/PCMPC100,EtherFast 10/100 PC Card (PCMPC100,V2,V3)
Melco LPC-T/LPC2-T/LPC2-TX/LPC3-TX/LPC3-CLX
NDC Ethernet Instant-Link
National Semiconductor InfoMover NE4100
Network Everywhere Ethernet 10BaseT PC Card
Planex FNW-3600-T
Socket LP-E
Surecom EtherPerfect EP-427
TDK LAK-CD031,Grey Cell GCS2000 Ethernet Card
Telecom Device SuperSocket RE450T
Megahertz X-Jack Ethernet PC-Card CC-10BT
Xircom CreditCard adapters(16ビット) および同等品
Accton EN2226/Fast EtherCard (16ビット版)
Compaq Netelligent 10/100 PC Card
Intel EtherExpress PRO/100 Mobile Adapter (16ビット版)
Xircom 10/100 Network PC Card adapter
Xircom Realport card + modem(イーサネット部分)
Xircom CreditCard Ethernet 10/100
Xircom CreditCard 10Base-T "CreditCard Ethernet Adaptor IIps" (PS-CE2-10)
Xircom CreditCard Ethernet 10/100 + modem (イーサネット部分)
National Semiconductor の DP8393X (SONIC) ベースイーサネットカード
NEC PC-9801-83、-84、-103、and -104
NEC PC-9801N-25 および -J02R
2.3. FDDI
---------
DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC
2.4. ATM
--------
o ATM ホストインタフェース
- FORE Systems, Inc. PCA-200E ATM PCI アダプタ
- Efficient Networks, Inc. ENI-155p ATM PCI アダプタ
o ATM シグナリングプロトコル
- The ATM Forum UNI 3.1 シグナリングプロトコル
- The ATM Forum UNI 3.0 シグナリングプロトコル
- The ATM Forum ILMI アドレス登録
- FORE Systems 独自の SPANS シグナリングプロトコル
- Permanent Virtual Channels (PVCs)
o IETF の "Classical IP and ARP over ATM" モデル
- RFC 1483、"Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5"
- RFC 1577、"Classical IP and ARP over ATM"
- RFC 1626、"Default IP MTU for use over ATM AAL5"
- RFC 1755、"ATM Signaling Support for IP over ATM"
- RFC 2225、"Classical IP and ARP over ATM"
- RFC 2334、"Server Cache Synchronization Protocol (SCSP)"
- Internet Draft draft-ietf-ion-scsp-atmarp-00.txt、
"A Distributed ATMARP Service Using SCSP"
o ATM ソケットインタフェース
2.5. その他のデバイス
---------
AST 4 port シリアルカード (共有 IRQ 使用)
ARNET 8 port シリアルカード (共有 IRQ 使用)
ARNET (現 Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル。
Boca BB1004 4-Port シリアルカード (モデムはサポートして *いません*)
Boca IOAT66 6-Port シリアルカード (モデムはサポートしています)
Boca BB1008 8-Port シリアルカード (モデムはサポートして *いません*)
Boca BB2016 16-Port シリアルカード (モデムはサポートしています)
Comtrol Rocketport カード。
Cyclades Cyclom-y シリアルボード。
STB 4 port カード (共有 IRQ 使用)
SDL Communications Riscom/8 シリアルボード。
SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード。
Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO、EasyConnection 8/32 および 8/64、
ONboard 4/16、Brumby。
Specialix SI/XIO/SX ISA、EISA および PCI シリアル拡張カード/モジュール。
Adlib、SoundBlaster、SoundBlaster Pro、ProAudioSpectrum、Gravis UltraSound
および Roland MPU-401 サウンドカード。(snd ドライバ)
Advance Asound 100、110 および Logic ALS120
C-Media CMI-8x38
Crystal Semiconductor CS461x/462x/428x
Crystal Semiconductor CS4281
ENSONIQ AudioPCI ES1370/1371
ESS ES1868、ES1869、ES1879 および ES1888
ESS Maestro-1、Maestro-2、および Maestro-2E
ESS Maestro-3/Allegro
ForteMedia fm801
Gravis UltraSound MAX/PnP
MSS/WSS 互換 DSP
NeoMagic 256AV/ZX
OPTi 931/82C931
SoundBlaster、Soundblaster Pro、Soundblaster AWE-32、Soundblaster AWE-64
Trident 4DWave DX/NX
VIA Technologies VT82C686A
Yamaha DS1 および DS1e
(newpcm ドライバ)
Connectix QuickCam
Matrox Meteor Video フレームグラバ
Creative Labs Video Spigot フレームグラバ
Cortex1 フレームグラバ
Hauppauge Wincast/TV ボード (PCI)
STB TV PCI
Intel Smart Video Recorder III
Brooktree Bt848 および Bt878 チップベースのフレームグラバー各種。
HP4020、HP6020、Philips CDD2000/CDD2660 および Plasmon CD-R ドライブ。
PS/2 マウス
標準 PC ジョイスティック
X-10 power コントローラ
GPIB および Transputer ドライバ。
Genius および Mustek ハンドスキャナ。
Virtual Computers(www.vcc.com) の HOT1 と互換性のある
XILINX XC6200 ベースの再構成可能ハードウェアカード
Dave Mills 氏による実験的な Loran-C 受信機のサポート。
Lucent Technologies WaveLAN/IEEE 802.11 PCMCIA および ISA の標準速 (2Mbps)、
turbo スピード (6Mbps) 無線ネットワークアダプタとその同等品
3COM 3crwe737A AirConnect Wireless LAN PC Card
Cabletron RoamAbout 802.11 DS
Compaq WL100
Corega KK Wireless LAN PCC-11、PCCA-11
Laneed Wireless card
ELECOM Air@Hawk/LD-WL11/PCC
Farallon Skyline 11Mbps Wireless
ICOM SL-1100
Intel PRO/Wireless 2011 LAN PC Card
IO Data WN-B11/PCM
Melco Airconnect WLI-PCM-L11
NCR WaveLAN/IEEE 802.11
NEC Wireless Card CMZ-RT-WP、PC-WL/11C、PK-WL001
PLANEX GeoWave/GW-NS110
TDK LAK-CD011WL
注意点: ISA バージョンのこれらのアダプタは、実際には ISA to PCMCIA
ブリッジカードに PCMCIA カードを接続したものです。そのためどちらの
バージョンのデバイスも同じドライバで動作します。
Aironet 4500/4800 シリーズ 802.11 無線アダプタ。PCMCIA、PCI、ISA アダプタの
すべてがサポートされています。
Cisco Systems Aironet 340 シリーズ (340、341、および 342 モデルを含む)
11Mbps 802.11 無線 NIC。
Webgear Aviator 2.4GHz 無線アダプタ。
東芝 Mobile HDD MEHDD20A (Type II)
Panasonic Flash ATA BN-040ABP3
Hewlett Packard M820e (CD-writer)
3. FreeBSD の入手
--------------------
FreeBSD を入手する方法はいろいろあります。
3.1. FTP/Mail
-------------
FreeBSD および付随するすべてのパッケージは、FreeBSD の
公式リリースサイトである `ftp.FreeBSD.org' から ftp で入手できます。
他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に
記載されています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に)
一番近いところから ftp してください。なおミラーサイトになりたいと
いうところは歓迎します。正式なミラーサイトになりたい場合には、
freebsd-admin@FreeBSD.org まで詳細を問い合わせてください。
もしインターネットへのアクセス手段がなくて、電子メールしか使えないとしても、
`ftpmail@ftpmail.vix.com' へメールを送ることでファイルを取得することができます。
この仕組みを使ってファイルを取得する方法についての詳細は、
メール本体に "help" というキーワードを書いてください。ただし、
強く注意すべきこととして、この手段の結果として *数十メガバイト* ものファイルが
メールで送られてくることになりますから、
この方法は本当の最後の手段と考えてください。
3.2. CDROM
----------
FreeBSD 4.x-RELEASE と 3.x-RELEASE の CDROM は、
次のところに注文することも可能です。
BSDi / Walnut Creek CDROM
4041 Pike Lane, Suite D
Concord CA 94520
USA
+1-800-786-9907, +1-925-674-0783, 1-925-674-0821 (FAX)
インターネットからは orders@cdrom.com または http://www.cdrom.com で
注文できます。現在のカタログは以下の場所から FTP で取得できます:
ftp://ftp.cdrom.com/cdrom/catalog
-RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には 24.95 ドルです。
FreeBSD SNAPshot CD は、手に入る時期には 39.95 ドル、
FreeBSD-SNAP の定期購読は 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の定期購読は
完全に別々です)。定期購読制では、新しいバージョンがリリースされるごとに
自動的に送られてきます。料金はディスクが配送されるたびにクレジットカードから
引き落とされます。キャンセルについても特に制約はなく、いつでも解約できます。
配送料は (注文毎でディスク毎ではありません) アメリカ合衆国国内、カナダ、
メキシコで 5 ドル、それ以外では 9 ドルです。Visa、Mastercard、
Discover、American Express または U.S. ドル小切手が利用できます。
合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しする事もできます。
カリフォルニア在住の方は、8.25% の消費税が加わります。
もし気に入らなければ、理由を問わず CD を無条件に返却して
返金を求めることができます。
4. 以前の FreeBSD リリースからのアップグレード
----------------------------------------------
以前のリリースから、特に 3.0 から、FreeBSD をアップグレードしようと
考えているなら、もちろんアップグレードの方法にもよるのですが、
いくつか問題が起きるかもしれません。
FreeBSD 全体をアップグレードするには以下の二つの手順がよく使われます。
o /usr/src 以下のソースを使う
o sysinstall の (バイナリ) アップグレードオプションを使う
アップグレードを実行する前に、UPGRADE.TXT を読んで手順の詳細を確認してください。
5. 障害報告、提案、コードの提供について
-----------------------------------------------------------
提案、バグレポート、コードの提供はいつでも歓迎します - 何か問題を見つけたら、
ためらわずに報告してください (もし可能なら、修正方法もあると非常に助かります!)。
バグ報告をしていただける場合は、インターネットのメールが使える環境からは
send-pr コマンドが、または http://www.FreeBSD.org/send-pr.html にある
CGI を使うことが好ましいです。バグ報告はバグ記録プログラムによって
忠実に整理されるので、報告されたバグについてできるかぎり早く対応することを
期待していただいて結構です。このようにして記録されたバグの内容については、
わたしたちのウェブサイトのサポートセクションで見ることができますので、
バグ報告としてだけでなく、他のユーザが問題を認識する「指標」としても
重要な意味を持ちます。
何らかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない場合には、
次のアドレスへメールで送ってみてください。
freebsd-bugs@FreeBSD.org
send-pr そのものはシェルスクリプトなので、まったく異なるシステム上でも
簡単に動作させることができると思います。 障害報告の追跡がより簡単になるので、
できればこのインタフェースを使ってください。 ただし、報告を提出する前に
障害がすでに修正されているかどうかをきちんと確認してください。
その他、質問やテクニカルサポート等の問題については、次のアドレスへ (英語で)
メールしてください。
freebsd-questions@FreeBSD.org
もし、あなたが -stable で開発される最新の配布物を維持するつもりでいるなら、
最新の開発と変更状況を把握するために -stable メーリングリストに参加すべきです。
これらの情報は、あなたのシステムの利用と保守の方法に影響するでしょう。
freebsd-stable@FreeBSD.org
また、わたしたちはボランティアベースで活動していますので、新しい手助けを
いつでも歓迎します。わたしたちだけでは、もうとてもこなしきれないほど、
やりたいことが山積みになっているのです! 技術的な面でわたしたちに連絡する場合、
あるいは援助の申し出は次のアドレスへメールしてください。
freebsd-hackers@FreeBSD.org
これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので、
メールアクセスが遅いとか、アクセスが高くつく場合で、しかも FreeBSD に関する
重要なイベントの情報だけあればよいという場合は、次のメーリングリストに
申し込むのがよいでしょう。
freebsd-announce@FreeBSD.org
すべてのメーリングリストは希望があれば誰でも自由に参加できます。
MajorDomo@FreeBSD.org へ本文に help とだけ書いた行を含むメッセージを
送ってください。これで、いろんなメーリングリストに参加する方法や、
アーカイブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます。
ここでは触れていませんが、他にも特定の話題のためのいろいろなメーリングリストが
ありますので、majordomo にメールを送って問い合わせてみてください!
6. 謝辞
------------------
FreeBSD は世界中の何百の (数千は言い過ぎかもしれませんが) たくさんの人々が
一生懸命行った作業の賜物であり、その結果としてこのリリースがあなたの手元に
届いています。FreeBSDプロジェクトのスタッフの完全なリストについては、
次をご覧ください:
http://www.FreeBSD.org/handbook/staff.html
もしくは、doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下でも参照できます:
file:/usr/share/doc/handbook/staff.html
全世界の数千の FreeBSD ユーザとテスタの皆さんにも特に感謝します。
皆さんがいなければ、今回のリリースはまったく不可能だったでしょう。
The FreeBSD Project
</pre>
<p></p><a href="../index.html">リリース情報のページ</a>
</body>
</html>
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